授乳服は必要?いらない?その理由とは

妊娠、そして出産には、赤ちゃんを迎えるためのさまざまな準備が必要になります。でも、準備品リストを眺めてみると、その全てが本当に必要なのかしら?と疑問に思うものもちらほら…。「絶対に必要なもの。」「あったら便利なもの。」「無くても困らないもの。」いろいろありそうですが、産前のママにとって、そのネーミングからして謎の存在が「授乳服」かもしれません。気になる「授乳服」は一体どの分類に?いや、その前に授乳服ってどんなものなのか?疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

そもそも授乳服って何?

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出産準備リストの中にある「授乳服」。初めて聞いてもイメージしにくい人も多いかもしれません。「授乳服」とは、すなわち、「授乳しやすいように設計された服」のこと。出産準備リストの中でグループ分けすると「あったら便利なもの」になるのではないでしょうか。

ただし、どれくらい便利かは、母乳かミルクか、またそれぞれのライフスタイルによっても変わってきます

授乳服をわざわざ買うメリットとは?

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授乳服の最大のメリットはやはり、簡単に授乳ができるということ。胸の辺りに工夫がなされているものが多くパッと手軽におっぱいをあげることができます。また、必要以外の部分を露出することがないのも嬉しいですね。

授乳服のデメリットとは?あえて買わない派も。

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では、授乳服を購入するデメリットは何かあるのでしょうか。

例えば、ミルクでの育児となれば、授乳服は必要としません。また、授乳期間は長くても1~2年程度。その期間が終われば、必要としなくなる期間限定品となります。そう考えるとワードローブを授乳服で取り揃えるのはちょっと勇気がいりますよね。襟ぐりの大きい服などを上手に組み合わせたり、授乳ケープを使用することで、授乳服自体を購入しない人も中にはいます。

授乳服を買うならこんなアイテムがおすすめ!

授乳服の最初の一枚としてお薦めしたいのは「マタニティ兼用タイプ」です。 また、デザインも極力普段の自分の好みに合わせたタイプのものを選ぶと、授乳期が終わっても長く楽しめるかもしれません。

授乳服兼用マタニティウェア

授乳服を選ぶ時のポイントは「授乳口」のデザイン。明らかな切り替えしなどがあると、一見して授乳服であることがわかりますが、授乳口が隠れているデザインや、ご紹介した商品のようなサイドスリットタイプであれば授乳服であることは周囲にはわかりにくくなります。その分、授乳期が終わった後も気に入ったデザインであれば、通常のワードローブに組み込んで楽しむこともできます。

【商品情報】
オーガニックコットン 100%ニット 裾スリット タートルニットチュニック(Sweet Mommy)/9,936円

 

もしかしたらミルク育児で授乳服は必要としないかもしれない。もしくは、授乳服はできれば揃えたくない。というような場合に、できれば一枚そろえておきたいのが授乳ケープです。

授乳ケープ

とりあえず、授乳ケープさえあれば、授乳服がない場合にも授乳風景を目隠しすることは可能です。また、授乳服の上から羽織れば、さらに安心ですので、授乳服の有無に関わらずケープは一枚あると重宝します。

授乳ケープと一口に言っても、ケープタイプカーディガンタイプストール風などさまざまです。選ぶ際にはデザインもさることながら、通気性と収納のコンパクトさは重要。授乳中は赤ちゃんもママも暑くなります。ガーゼ素材などは通気性にも優れ、さらに折りたたむとかなりコンパクトになるので、バッグの中でもかさばりません。

【商品情報】
授乳ケープ(ミキハウス)/4,860円

授乳服デビューはどうする?

授乳服は、産後ママが必ず必要とするかというと実はそうでもありません。なければないで何とかなるもの。しかし、母乳育児にこだわる人にとってはあると非常に重宝するものであることは確か。

もし、母乳育児を目指す場合には、あらかじめマタニティウェアを「授乳服兼用」のものから用意しておくと良いのではないでしょうか。また、極力「授乳服」感を感じさせないデザインのものを選ぶことで、授乳服としてだけでなく、普段着として使えるものも多くあります。