予防接種の種類や注意点は?無料と実費の違いって何?

子供たちの試練、予防注射!しかも結構多い。見てるこっちも辛くなってしまうけれど、病気予防のために頑張ってもらうほかありません・・・。

この予防注射には、無料のものと実費で行うものがあるってご存知でしたか?どんな違いがあるのでしょうか?気になりますね!

そこで、ここでは予防注射について色々調べてみることにします。種類や、注意点など知っておきたいポイントもチェックしているので、ぜひ参考にしてくださいね!

予防注射の種類とは?

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予防注射とは、病気の免疫をつけるためにワクチンを投与することを指します。ワクチンには大きく分けて3種類、それぞれの特徴をいていきましょう。

生ワクチン

生ワクチンとは生きた病原体を投与します。もちろん力は弱めてありますが、体の中では本当に病気にかかった時と同じような免疫が作られるようです。BCGや、水疱瘡、風疹・麻しんの予防接種は生ワクチンを使用しています。

不活化ワクチン

不活性ワクチンは病原性をなくした細菌・ウイルスを使用します。生ワクチンと比べ、効果が弱いため数回に分けて摂取することになります。3種混合や日本脳炎がこのタイプになります。

トキソイド

細菌から毒素を取り出して無毒化したものをワクチンにしています。ジフテリアや破傷風のワクチンがこのタイプです。

予防注射の注意点とは?

体調は万全?

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安全性は確かめられており少量ではありますが、体の中にウイルスの一部や毒素を入れる予防接種は体調が万全の時に行う必要があります。風邪などで体力が落ちている状態では体に負担が掛かり過ぎるためおすすめできません。

パンフレット読んだ?

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予防接種について詳しく書いてあるサッシやパンフレットを予防接種の案内と一緒に送付している自治体も多いですが、チェックしていない方もいるのでは?

どんなことを予防するために必要な注射なのかや、副作用について書かれている大切な情報源です。しっかりチェックして疑問があるなら確認してみる、自分で調べてみるなど受け身だけでなく、しっかり我が子に起こることについて知っておくことも大切です。

アレルギー起こしたことは?

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ワクチンによっては培養する際に卵由来の成分を使う場合があります。強い卵アレルギーを持つ場合や、抗生剤・安定剤でアレルギー反応を示したことがある子供の場合は注意が必要です。必ず、医師に相談してから摂取するかどうかを決めましょう。

無料?実費?

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国で指定されている予防接種を決められた期間内に行う場合は、無料です。それ以外はすべて実費となります。国が指定しているものは感染予防や発病予防・重症化予防に感染症のまん延予防など国民の健康のために必要なものを最適なスケジュールで受けられるように組まれています。

予防注射をすることで国内は感染症がまん延しない安心して過ごせる国になり、医療費削減にもつながるということで国費を使って無料化しているのです。

どの予防注射が無料なのかは、年によって異なる場合もあります。最近では数が多くなり、キチンとスケジュールを把握しておかないと受け損なってしまう場合もあるので予定表を作るなど対策が必要です。2ヶ月頃から1歳半にかけては頻繁に予防接種がありますが、その後はポツポツ程度なのでかえって忘れやすいかもしれません。

予防接種不要説?

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予防接種について調べると「予防接種なんて必要ない」といった意見を目にします。確かに副作用がないわけではなく、それが原因で残念なことになってしまった例もあります。

確かにそういった選択肢はありますが、病気について、ワクチンのことについて本気で勉強してから検討しましょう。ネットの書き込みをサラッと読んで納得!ではあまりに危険すぎます。子供自身は判断することはできない命に関わる判断は、ママやパパが責任持って考える必要がありますね。

時期厳守!

無料の予防接種でも、時期を過ぎると有料になってしまいます。一回が数千円とお財布に痛い打撃を与えることになるので、しっかりスケジュールを立てて臨みましょう!

自分だけではできない場合は、医師や保健所の職員に相談してみましょう。自治体によりますが、かなり丁寧に対応してくれますよ。