日本人のお正月に欠かせない食材と言えば、お餅!普段からお餅が好きで、よく食べるという方もいるかもしれませんが、ほとんどの方はお正月にしか召し上がらないのでは?
それゆえに、お餅の保存方法ってよく知らないもの。帰省した時に大量にお餅を頂くということもありますよね。どうすればカビさせずにお餅を保存できるのかしら??
おなじみから意外な方法まで!お餅の保存方法5選
スーパー等で市販されている個別包装のお餅は、乾燥していますし真空パックになっているものもあるので、常温でも賞味期限は長め。ここでは、お供え餅やついたお餅の保存方法についてご紹介します。
1. 保存の鉄板!なにはともあれ冷凍
つきたてのお餅の場合は粗熱を取って米粉をまぶし、1つ1つラップに包みましょう。それを更にジップ付きのフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存します。ポイントは、しっかりと空気を抜いて密閉状態にすること。この方法で、3~4ヵ月という長期保存が可能になります。
解凍方法は、焼かないで食べる場合は水をたっぷり入れた耐熱容器に餅を凍ったまま入れてレンジでチン。ふわふわの柔らかお餅になります。
焼いて食べたい場合は、1時間ぐらい前に冷凍庫から取り出して常温で自然解凍後、フライパンやトーストで焼く方法がベスト!
2. 冷蔵保存したい場合は、わさびorからしを活用
冷凍はしたくないという場合、冷蔵庫で保存することを考えますよね。そのときにひと工夫!粉末のからしを水で溶いたもの、または練りワサビを小皿に置いて、餅と一緒にタッパーの中へ入れておきます。これは、からしやわさびには「アリルイソチオシアネート」という抗菌作用のある物質が含まれているため。日本人の知恵ですね。
3. 水に入れて保存「水餅」
ボウルやタッパー等に水を張って餅を浸して保存する方法があります。乾燥やカビを防げるということで、昔から知られている方法だとか。3つのポイントをきちんと守れば、1ヵ月位は保存できます。
ポイント1. 餅全体が浸るように水を張る
ポイント2. 水を毎日とりかえる
ポイント3. 冷蔵庫、もしくはできるだけ涼しい場所に保管する
お汁粉やお雑煮に使うのがおすすめ。
4. 意外な活用方法!使い捨てカイロが効く
タッパーの蓋に使い捨てカイロを貼って、冷蔵庫で保存すると美味しさをキープできます。意外な使い方ですよね~。これは、使い捨てカイロの中に入っている鉄が、脱酸素剤の役割を果たしてくれるから。密閉容器の中なので、酸素が少なくカイロが暖まり過ぎることはありませんのでご安心を。この方法で保存できる期間は、2週間ほどです。
5. 乾燥保存
焼いたり煮たりという食べ方はできなくなりますが、乾燥させて保存するという方法もあります。小さく切ったり薄く切ったりしたお餅を風通しの良い場所で、天日干しにします。数日経つと、水分が抜けてポロポロ崩れるぐらいの状態に。油で揚げて塩を振ると、あられとして美味しく頂けますよ。