楽しい楽しい冬休み。みなさんはどこに出かけましたか??私はこの記事をみなさんがご覧になっている頃にはワイハでゆっくり…してるはずもなく、やっぱりこうして記事を書いているんだと思います。
そんなことより冬休みと言えば、忘れたいけど忘れちゃまずいのが宿題。もっかい言っとこ宿題!!
やる気が起こらない宿題。気持ちはわからないでもないけれどちゃんとやっていただかないと困ります。そこで、今回は子どもをやる気にさせることわざを10つご紹介していきまっす。
知らず知らずのうちに使っているあの言葉もことわざ!!
ことわざを使うなんてちょっとかっこつけてる-て思う方もいるんじゃないですか??だけど実際使えるとカッコイイし、頭いい-って異性からキラッキラのまなざしで見つめられることもあるとかないとか…?!
よし使うぞと意気込んだりしなくても、多くの人は気が付かないうちに結構自然と使っていたりするんですよね。例えば「根掘り葉掘り聞かれてさ-」とか「親の心子知らずだよね-」なんて子どもが話していることだってあるでしょう。
だけどこれをもっと幅をきかせて使えると一段グレード上がるかも!!ってことで宿題が終わらなくて焦ってる子どもアンド親に送る有りがたいことわざを10つご紹介でっす。
1「石の上にも三年」
辛抱強く頑張ることを教える
最近の子どもは諦めが早いなんて言われることもありますが、このことわざはその逆。冷たい石の上でも、三年も座り続ければ温まるという意味を持っていますが、宿題は3年もやらなくていいんです。いいんです!!
たった数時間から数日で出来るですから、ほんの少し頑張るだけでいいんだよと伝えることが出来るんじゃないでしょうか。
2「良い花は後(あと)から」
早く出来るからいいってワケじゃない!!
宿題を早く終わらせて早くゲームしたい!!お外で友だちと遊びたい!!走り回りたい!!ラジオ体操した-いってそりゃないかもですけれど、とにかく早く終わらせたいからとちゃちゃっと適当にやっちゃう子どもっていますよね!?
だけど大事なのは速さではないということをわかってほしい。そんな時にこのことわざは役立ちます。このことわざは、立派で充実したものは、時間を充分かけてあとからできる。
立派なものはそう簡単には出来上がらないという意味を持っており、丁寧に作業をすることが満足感に繋がっていくんですよね。これって大人も納得しませんか??ぜひ使いましょう。
3「水滴 石を穿つ(うがつ)」
継続することが自分の身になっていく
「継続は力なり」と同じような意味を持つのが「水滴 石を穿つ(うがつ)」。
どちらかというとこちらのことわざの方があまり知られていないのではないかと思うので、「え!それ何!?継続は力なりの別バージョンやん!!」って言われるはず。使うとカッコイイですよね!!
わずかな水滴でも、絶えず落ちると固い石にでも穴をあけることが出来ることから出来たことわざですが、一気に力を出すのではなく、ちょこちょこ進んでいこうねと伝えてあげると頑張りすぎな子どもも楽に取り組めるかも!?
4「急がば回れ」
急いでいる時こそ丁寧にしなくちゃ
急いでいる時には字も汚くなったり、適当な答えを記入してあとから見直した時に「なんてこったパンナコッタ」になっていることもあるでしょう。
だけどそんな時だからこそ、多少時間がかかっても、安全で確実な方法をとったほうが結果的に早くできる。ということをこのことわざにのせて伝えましょう。
5「思う念力 岩をも徹す」
どんなことでも成し遂げることが出来る
「思う念力 岩をも徹す」ということわざを見て、あなたはまた「石かいな」と思ったことでしょう。それほど石には意思や力や強さを感じるものなんじゃないかなって思います。
このことわざには、一心不乱におこなえば、どんなことでも必ず成し遂げられるということ意味を持っています。時には一生懸命になることも大切。その時、親自身の経験も伝えると更に子どもの頑張りにつながるかも!?
6「始め半分」
まずは取り組むことからはじめよう
宿題ってまず手を出すまでに時間がかかってしまう子どもって多くないですか??私自身はその逆で冬休みを満喫するために早めに終わらせていたのですが、わが子が全くの逆で、まさに今年の夏休みにこのことわざを使ったんです。
なにごとも始めが肝心で、始めがうまくいけば半分は終わったようなものだという意味を持つこのことわざ。
まずは一歩踏み出してみること、そして丁寧に取り組むことの重要性を伝えてあげましょう。
7「一年の計は元旦にあり」
何事も計画的に
「ご利用は計画的に」というのはCMでよく聞くフレーズですが、何事も計画を練って遂行することが、その先の出来具合にも差が出てくると思うんです。子どものうちは特に行き当たりばったりになりがち。
みなさんにも経験ありませんか??学校から帰ってすぐ友だちと遊びにいって、「宿題はまぁ、お家に帰ったらやろう」って思っていたのに帰宅後に眠くなって次の日、顔真っ青、みたいなこと。
だからこそ、コツコツと計画をたてて頑張ることが大切なんです。ママ自身もそんな姿勢を見せると更にいいかもしれません。
8「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
キレイじゃなくたっていい、頑張ることが大切
勉強というのは終わりはありませんが、宿題には終わりがありますね。はじめからあまり力が入りすぎてキレイにやろうとしすぎることがあると思いますが、大事なのはきっちりやることだけじゃありません。
時には捨身になることも大事なんです。捨て身になってはじめて活路を見いだし、事を成し遂げることができるということをこのことわざにのせて子どもに伝えてあげましょう。
9「一寸延びれば尋(ひろ)延びる」
少しの辛抱で楽になる
子どもにとって勉強や宿題は辛いものですが、ある程度の困難を何とかしのげばあとは楽になるということを伝えてあげましょう。何事にも終わりがあります。
まずは面倒だなと感じるもの、時間がかかるものから取り組むなど、宿題をする時にスケジュールをたてておくと良いでしょう。
10「勝ってかぶとの緒(お)をしめよ」
どんな時にも気を引き締めて
「勝ってかぶとの緒(お)をしめよ」は物事がうまくいっても、油断せずに気持ちをひきしめなければいけないということを意味しています。
上手くいっている時ほど気を抜いてしまいがちですが、そんな時こそ慎重にかつ丁寧に遂行すべきなんだと思います。宿題がもう終わるからと適当にやっている子どもに喝を入れたいときにぜひ使いましょう。
ことわざを知ってるってカッコイイ!!
ことわざを10つご紹介しましたが、これをさらっと使えると「あれ、なんかあの子普通の子どもじゃないぞ!!すごい」って一目置かれること間違いなし!!
勉強はつまらない!!とか、退屈だ!と思われることも多いですが、意外な発見があると楽しく感じられるんじゃないかなって思います。それは自分との共通点だったり、心をくすぐる何かを見つけられるよう、親の方から働きかけることも有効だと思います。
ぜひことわざでお子さんの勉強タイムを有意義タイムになるように応援してあげましょうーー!!