今年の恵方は~、なんていうフレーズが当たり前のように聞かれるようになり、すっかり季節のイベント食として浸透した感がある恵方巻。お寿司屋さんはもちろんのこと、スーパーやコンビニでも気軽に買えますが、今年は手作りにチャレンジしてみるというのはいかが?
恵方巻の人気レシピをご紹介します!
と、その前に・・・恵方巻を学ぼう
恵方巻は、いわゆる太巻き寿司のこと。節分に太巻きを食べると縁起が良いとされ、元々は大阪地方を中心に行われていた季節の行事でした。
それを1998年にセブン-イレブンが、「丸かぶり寿司 恵方巻」と名付けた商品を発売し、全国に広まったといわれています。
ちなみに恵方とは、その年ごとに歳徳神がいらっしゃる方位という考え方で、その恵方に向かって「無言で」「願い事を思い浮かべながら」「丸かじりする」のが、恵方巻の正しい食べ方とされています。
恵方巻は七福神にちなんで7種類の具材を使うと良いとされていますが、明確に決まっているわけではありません。お子さんの好み等も考えながら、美味しい恵方巻を作りましょう!
1. まずは基本を押さえよう!一般的な恵方巻レシピ
基本の恵方巻は7種類の具材を使う
- 卵焼き 2. しいたけ煮 3. かんぴょう煮 4. きゅうり 5. でんぶ
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まぐろ(うなぎや穴子でもOK) 7. たくわん
こういった具材が一般的ですが、これも正式な決まりはありません。これを、巻きすの上に乗せた海苔に酢飯を敷き詰め、並行に具材を並べて、手前から奥に向かって巻いていきます。
続いては、お子さんが好む具材を巻いていくアレンジ恵方巻レシピをご紹介!
2. とびっこ+サーモン
海鮮たっぷりの恵方巻というのはいかがでしょう?サーモン好きなお子さんは多いはず。それに合わせてイクラを巻いてもいいけれど、お手軽感があってプチプチの食感が楽しいとびっこをおすすめ!赤い色どりもキレイです。
3. 魚肉ソーセージ+卵焼き
子どもがおやつで食べる魚肉ソーセージも立派な具材になりますよ。ほうれん草やレタスといった野菜も合わせて、栄養バランスアップ。魚肉ソーセージのピンクを花びらに見立てて5本ほど使い、中心に卵の黄色、下方向に葉っぱに見立てた野菜が来るように巻くと、お花に見立てた恵方巻にできます。器用さに自信がある方は、ご挑戦あれ!
4. エビフライ+タルタルソース
天むすというエビの天ぷらをおむすびにしている名物料理がありますが、現代風にエビフライとタルタルソースを太巻きにしちゃうというのはどうでしょう?タルタルの酸味がご飯とマッチして、クセになっちゃうかも!
5. いろどり太巻き
一本のまま食べるというのが恵方巻のお約束ではありますが、子どもの食べやすさを重視したらカットしてしまうのもアリですよね。そんな時、海苔でないもので巻いたり飾ったりすると、カラフルで食卓が華やぎます。大豆から作られたピンクや黄色のシートという商品も販売されていますので、そういったものを使うと簡単です。
【商品情報】
いろどり大豆シート まめのりさん(J-オイルミルズ)/1,200円~
6. サンドイッチロール
ごはんの代わりに食パンを使って、恵方巻風ロールサンドイッチに!具材は、チーズやハム、レタスやツナサラダといったサンドイッチに挟むもので。洋風の恵方巻というのは、ユニークで食卓が盛り上がること間違いなしです。
今年の恵方は・・・
美味しくてユニークな恵方巻レシピをご紹介しました。スタンダードな恵方巻で風習を教えてあげるのもいいですし、好みを重視で自由に具材をアレンジするのも楽しいですよね。
そうそう!忘れてはいけない今年の恵方のお話しを。2016年の干支が丙申(ひのえさる)ということで、それに基づく恵方は・・・「南南東」です!
節分の日には、南南東の方角を向いて恵方巻にガブリとかぶりつきましょう~。