しもやけは赤ちゃんや小さいお子さんに多くなりやすい症状の1つです。
もし、しもやけになってしまった場合の処置ってどうするかご存じですか?
しもやけぐらいすぐ治るでしょ!と楽観視は厳禁ですよ。重症化してしまってからでは遅いのです。
今回は、赤ちゃんのしもやけが出来てしまった時の対処法をご紹介します。
1.ぬるま湯で暖める
38℃程度のぬるま湯にしもやけになってしまった部分を暖めましょう。
血行不良を起こしているので、血行が良くなるように意識してくださいね。
大人の場合だと、ぬるま湯と冷水を交互に付けて血行促進を図りますが…赤ちゃんには難しいと思います。
ぬるま湯で沐浴と同じように患部を暖めてあげてくださいね。
暖め終わったら必ず水分を拭き取ります。
濡れたままにしておくとまた患部が冷えてしまいますよ!
2.汗やよだれをこまめに拭き取る
赤ちゃん達は、とっても汗っかきですよね。
汗をかいて、寒い場所い行くと…冷えますよね。
しもやけは汗が気化する時に、汗をかいた部分の体温が下がることが関係しています。
手足は、眠くなると暑くなって汗をかきやすい部分です。
手は、お口に運ぶのでよだれだらけにもなりやすいです。
赤ちゃん達のしもやけは手足が多いので、汗をかいていたら小まめに拭き取ったり、よだれでぬれていたら拭き取るなどして、冷やさないように注意してくださいね。
3.軟膏を塗る時は丁寧に
赤ちゃんの皮膚はとても薄くデリケートです。
しもやけが出来てしまったら、患部を掻きむしったりしないようにガーゼで覆い、小児科又は皮膚科を受診しましょう。
軟膏を処方してくれる場合が多いようです。
ステロイドや保湿成分が入った軟膏を処方されることが多く、使い方は医師や薬剤師の指示に従ってくださいね。
軟膏は、患部に刷り込むように塗らずに、優しくマッサージするように塗りましょう。
患部を掻きむしり防止で、ガーゼや包帯でぐるぐる巻きにはしないでくださいね。
汗を搔いてしまったら、しもやけの患部が悪化してしまいます。
ステロイド使いたくない!っというママもいるでしょう。
しもやけの程度にもよりますが、しもやけってとても痒いのです、痒みを軽減する効果があるだけではなく、掻きむしってしまった時にそこからばい菌がはいって細菌感染することも防ぐ効果があります。しもやけは処置が早ければ3日程で治ります。重症化する前に早めに病院へ受診しましょう。
綺麗に早く治してあげたいですよね。
4.早めに病院へ行く
しもやけは、「凍傷」といいます。
寒冷によって、手足・指先や鼻などが血行不良になってしまうことから起こります。
大人がなった場合には「市販の薬を塗っておけばいいや~」となるかもしれませんが、赤ちゃんの場合は重症化しやすいので、早めに病院へ行きましょう。(小児科もしくは皮膚科)
夜間や休日なってしまった場合は、病院へ行く前に、病院に電話してから行くと良いでしょう。
放っておくと、痒みがでて掻きむしってしまったり、水ぶくれが出来てしまうことも。
大丈夫だよね~と思わずに早めに受診してくださいね。
もちろん予防も大切
いかがでしたか?
事前に、予防を心掛けることで、しもやけになることは防ぐことが出来ます。
もしなってしまった場合は、早めに病院へ行きましょう。
市販薬も発売されていますが、やはり赤ちゃんのお肌はデリケートです。
どうしても、という場合は市販薬で対応してもよいかもしれませんが、お肌に合わない!や赤ちゃんに使用不可の薬もありますので、病院で投薬してもらったほうが安心ですよ。
事前に暖かくする。汗は拭き取るなどして、しもやけを予防しましょうね!