ひな祭りが近づいています。女の子の節句だけに、華やかな雰囲気で気分がウキウキ盛り上がりますよね。
ひな祭りのお料理と言えば、ちらし寿司!子どもが喜ぶちらし寿司のレシピを7つご紹介します。
なぜひな祭りにチラシ寿司を食べるの?
ひな祭りは、女の子の健やかな成長を願う日本の伝統行事。ひな祭りによく食べられるのは、ひし餅やはまぐりのお吸い物、そしてなんと言ってもちらし寿司ですよね!どうして、ひな祭りにちらし寿司を食べるのでしょうか?
実は・・・由来はないんです!あらら?(笑)
女の子の為の節句ということで、その彩りの良さ、華やかさ、皆で取り分けができるというパーティーに適したメニューであることが、定番料理となった理由のようです。
1. 基本のちらし寿司
具材に明確な決まりはありませんが、基本的なちらし寿司としてよく使われるのは次のようなものです。
・れんこん酢漬け ・しいたけの煮物 ・にんじん煮物 ・絹さや
・錦糸卵 ・茹でえび ・いくら ・かんぴょう
固めに炊いたご飯に合わせ酢(酢に砂糖と塩を混ぜたもの)を切るように混ぜ、うちわで扇ぎながら冷まします。冷めたすし飯に下準備しておいた具材を順に乗せていきます。
2. サーモンちらし寿司
海鮮もちらし寿司によく使われる具材。まぐろや白身のお刺身も良いですが、子どもが好きな魚といえば、サーモン!いくらを散らしつつ、きゅうりやかいわれ、プチトマトといった野菜類も一緒に添えましょう。
3. 鶏そぼろちらし寿司
甘い鶏そぼろはお子さん大好き!鶏のひき肉を鍋に入れ、だし汁、酒、みりん、しょうゆで煮てそぼろを作ります。写真は、錦糸卵とさやいんげんだけでシンプルですが、お好みの具材をどんどん乗せちゃってOKですよ~。
4. イタリアンちらし寿司
和風のちらしも良いですが、一風変わったアレンジはいかがでしょう?すし飯の酢をバルサミコ酢に替えて、乗せる具材もプチトマトやチーズなどを。最後の仕上げにエキストラバージンのオリーブオイルをかけて。
5. ケーキのようなちらし寿司
作り方と具材は基本のちらし寿司ですが、デコレーションを工夫すると見た目が更に華やかに!丸型を使ったり、牛乳パックを使って四角にしたり。
6. あなごちらし寿司
生ものが苦手なお子さんもいますよね。そんな場合には、甘く煮た穴子をまぶしたちらし寿司はいかがでしょう?焼き穴子をしょうゆ、酒、みりん、砂糖で煮からめて冷やしておきます。お好みの具材と共に、穴子をバランス良く乗せていきます。
7. フルーツちらし寿司
え?と思われるかもしれませんが、すし飯に入れる酢を考えると、酸味があるフルーツが合わないはずがありません。酢を控えめにしたすし飯に、カットしたグレープフルーツをまぶします。りんごやキウイでもOK。上に乗せる具は、普通の具材で大丈夫。さっぱりといただけますよ。
華やかに美味しく!
ちらし寿司の魅力はなんと言っても、様々な具材が組み合わさって生まれる美味しさのハーモニー。赤、青、黄色の具材を意識して、彩りのバランスも考えてみてください。
基本のちらし寿司はもちろんのこと、様々なアレンジが可能なちらし寿司。お子さんの好きな具材を乗せて、オリジナルレシピをぜひ開発してみてください。