【今日の読み物】20分で完成!クリスマス会の”出し物”は手作りピニャータで決まり

年末に向け、幼稚園や保育園などでクリスマス会が行われるこの季節。パパママの頭を悩ませるのが”出し物”をどうするか、ということですよね。

紙芝居、クイズ、おたまリレーなどなど、パパママが頭を悩ませて考えた出し物でも、子どもの反応がイマイチだったり、勝ち負けでヒートアップしすぎて乱闘騒ぎが起きてしまうことも。

そこで今回は、子どもウケ確実、みんながハッピーになれる出し物、ピニャータの作り方を一から丁寧にご説明します!

ピニャータの作り方は他でも見ることができますが、ここでは「時間のないパパママでも、わずか20分でできてしまう超簡単ピニャータの作り方」をご紹介。

身近にある材料で、パパッと作れてしまので、ぜひ参考にしてくださいね!

ピニャータってなに?


出典:日本ピニャータ協会

ピニャータはメキシコのお祝い事で使われる、日本のくす玉のようなもの。紙で作った型枠の中にお菓子を入れ、それを吊して棒で叩いて割るゲームです。

日本のくす玉との違いは、目隠しをした子どもたちが棒を使って交替でピニャータを叩くというところ。

ピニャータが割れた後は、地面の上に散らばったお菓子を子ども達が拾います。壊すという行動は乱暴なようにも思えますが、メキシコでは悪いものを追い払うという意味で、縁起が良いものとされています。

買うことはできる?

 

出典:堀商店

ピニャータはネットなどで買うことができます。ただし日本ではほとんど作られておらず、輸入品が多いことから、1つ3千円前後とかなりの高額になります。

でも、割ってしまうものにそんなにお金はかけられない!ということで、自分で作ってみたらこれが実に簡単だったんです。

それでは、さっそく「簡単ピニャータ」の作り方を見ていきましょう!

ピニャータを作ってみよう!

今回作るのは、慣れれば20分で出来上がる超簡単なピニャータ。どんなに不器用な方でも作れるよう、丁寧に説明してありますので、ぜひ挑戦してみてください!

ピニャータの材料

▼ピニャータ1個分の材料

・小麦粉(薄力粉) 100g
・水 150ml
・9インチの風船 1個
・タコ糸 30cm(スズランテープ、余ったリボンなどでも可)
・新聞紙 2枚
・折り紙 4枚
・サランラップ大の芯 1個(包装紙の芯などでも可)

今回は風船だけ買い足したので、材料費はたったの100円で済みました!ほとんどが家にあるものなので、安く済むのも嬉しいですよね。

ピニャータの作り方

・新聞を用意する

新聞紙2枚を縦半分にした後、さらに横半分にします。この時点で4分の1サイズの新聞が8枚できます。

 

・新聞を裂く

それを細長く裂いていきます。幅は3~4cmがベスト。3~4枚ずつまとめて裂くとと早くできます。

・小麦粉を水で溶く

ボウルに小麦粉100gと水150ccを入れ、よく混ぜます。見た目はサラリとしていますが、ちゃんと糊の役割を果たしてくれるので大丈夫です。

 

・風船を膨らませる

風船を膨らませます。サイズは20~25cmくらいがベスト。それ以上大きいと、新聞を張り付ける作業が大変になりますから、これくらいがちょうど良いでしょう。

 

・折り紙を4分の1サイズにする

続いて、飾りとなる折り紙を切っていきます。今回はクリスマスということで、赤2枚、緑2枚を使用。それを4枚重ねて、ハサミで4分の1サイズにします。

 

・折り紙に下絵を描く

1枚の裏側に鉛筆でハート柄を描きます。かなり雑ですが、後で調整できるので大丈夫。

 

・ハート型にハサミで切る

線の1番良いところを選んで切っていきます。切り終えたら、ハサミで気になる部分の形を整えて型紙の完成です。

 

・型に合わせてまとめて切る

残りの折り紙に、型紙となる折り紙を重ね、まとめて4~5枚ずつ切っていきます。あっという間に飾りの出来上がり。

 

・小麦粉糊を塗る

続いて、先ほど膨らませた風船に、水で溶いた小麦粉を塗っていきます。素手で塗るとかなり手がガサガサになるので、気になる人は使い捨てのビニール手袋などを使用すると良いでしょう。

 

・新聞紙を貼る

風船に小麦粉糊を塗り、裂いた新聞紙を縦に貼っていきます。1cmずつ重なるように貼っていくのがコツです。

ここで大事なのが新聞紙の厚さ。何枚も重ねすぎると、乾いた時、いくら叩いても割れません!だいたい2枚くらい重なったかな?と思うくらいでやめましょう。

 

・乾かす

全て貼り終えたら、ピンチなどに吊るして乾かします。冬だとカラカラに乾くのに丸一日かかります。子どもに見つかると壊されてしまうかもしれないので、手の届かないところに置いておきましょう!

ここまでの作業は、慣れればわずか20分でできます!

紐、飾りつけの方法

・風船を割る

 丸一日経ち、カラカラになったピニャータ。触るとパリパリしています。こうなればもう大丈夫。ピンチから外し、中の風船を安全ピンなどで割ります。

 

・硬さの目安

風船を抜いた後のピニャータ。指で押すとペコペコしますが、これ以上硬いとなかなか割れないので、このくらいの厚さがちょうど良いです。

 

・紐、飾りつけに必要な材料

作っておいた飾り、タコ糸、糊、ガムテープ、千枚通し(カッターなどでも可)を用意します。

 

・入り口を補強する

ガムテープを10cmほど切り、入り口部分にまたがるように貼り付けます。反対側にも同じように貼ります。見た目はちょっと悪いですが、叩いている最中に落ちてしまっては台無しです。気になる人は飾りなどで、隠すようにしましょう。

 

・穴を開ける

上から2cmくらいの場所に千枚通しで穴を開けます。今回はタコ糸を使用するので、5mmくらいの大きさで。紐の太さによって調節してください。反対側にも同じように穴を開けます。

 

・紐を通す

タコ糸を通して輪にします。

 

・飾りをつける

続いて、飾りを糊で張り付けていきます。折り紙4分の1だとこれくらいの大きさの飾りになります。もう少し細かい方が良い時は、折り紙を小さくするなど工夫してください。

 

・完成!!

完成です!16枚の飾りのうち、13枚を使用しました。見た目は買ったものにはかないませんが、子どもたちは夢中で遊んでくれますよ。

お菓子を詰めよう

中に入れるお菓子が硬かったり重かったりすると、ピニャータを叩く前に切れて落ちてしまう可能性があるので、軽いものを選ぶと良いでしょう。

スナックや、マシュマロ、わたがし、飴などがおススメ。子どもたちが叩いているうちにお菓子が砕けてしまうことも考えられるので、高級なお菓子は避けましょう。

あとは叩くだけ

ここまで来たらあとは叩くだけ!!遊び方は高いところから吊るす他、ワイパーなどの棒に引っ掛けてパパママが持ってあげるなどの方法があります。

小さい子は、目隠しするとなかなか叩けないので、目隠しなしでバンバン叩いてしまっても大丈夫!

新聞紙2枚の厚さで作ったピニャータは、年長の男の子5~6人が2巡できるくらいの強度があります。年少さんで、すぐに割りたい時は新聞紙1枚にするなど工夫してみてください。

散らばったお菓子をみんなで一斉に拾い集めるのがとにかく楽しい!たくさん拾えた子は、拾えなかった子に分けてあげる、などのルールを作っておきましょう。

ピニャータまとめ

ここまで手作りピニャータの作り方をお伝えしてきましたが、いかがでしたか?クリスマス会などのイベントで子どもたちが盛り上がること間違いなしですよ!

誰でも簡単にできるので、 お子さんと一緒にぜひ作ってみてくださいね。