赤ちゃんのいるママ・パパなら、「ベビーサイン」って言葉を一度は耳にしてるかも。すごく話題になってますよね。「ベビーサイン」は、まだおしゃべりができない赤ちゃんと、ジェスチャーや手話で意思疎通を図っちゃう育児法のこと!
知ってはいるけど、「……そんなの無理なんじゃない?」なんて思っていませんか?そんなことないですよ!がんばってたくさんやらなくてもOK。やれる範囲でやっていれば、きっとふとした瞬間にベビーからの心の言葉が届きます。
でも、いつ・どんな風にはじめればいいのでしょうか? 今回はベビーサインに迫ります。
ベビーサインは、いつ・どうすれば始められるの?
6ヶ月~18ヶ月の間にママ・パパがお手本を
「日本ベビーサイン協会」によれば、生後6ヶ月~18ヶ月の間に始められるんだとか。最も低月齢な6ヶ月から始めると、少し根気がいりますが、2~3ヶ月程度で初めてのベビーサインが出るらしい! 1歳すぎなら、1~2週間でできるようになっちゃうらしいですよ。
やり方は、ママ・パパがお手本を見せるだけ。普段のおしゃべりに、ベビーサインを添えるんです。
ベビーサインのやり方は、全国で教室が開かれているので、それにいってもOK。独学でやりたい人や、近くに教室がない人は、日本ベビーサイン協会公認の「ベビーサイン公式キット」などを使うといいですよ。公式ガイドブック、DVD、絵本も入ってます!
やってみよう!カンタンなベビーサイン
ベビーサインが気になってきたら、まずは簡単なサインからやってみましょう。こちらは、公式ガイドブックに載っているベビーサインの例。
まずは自分の身近な存在のものに関してのサインがいいようです。赤ちゃんにとって欠かせないのは、やっぱり母乳・ミルクと寝ることですよね。ママが「おっぱい、もっと?」などといいながら、グーパーグーパーの動作と両手を触れ合わせる動作をしていれば、だんだん赤ちゃんも、もっと欲しいときにはこのベビーサインをしてくれるようになります。
おなかがいっぱいかどうかわかっちゃうなんて、すごくありがたいですよね!
ねんねのサインは、通常の動作でやっている人も多いかも。あわせた両手を頬にあてます。「これからねんねよー」と言いながら寝かせれば、だんだん赤ちゃんも眠いときにこの動作をしてくれるようになります。ねんねトレーニングもスムーズにいきそうです。
【商品情報】
日本ベビーサイン協会公式 最新ベビーサイン公式キット 3000円(エデュテ)
ベビーサインをやっていると、どんないいことがあるの?
さて、ベビーサインをやっていると、どんないいことがあるのでしょうか?
1.かわいい!&嬉しい!
まずはこれです(笑)。ベビーサインをやっている自分の子の姿はかわいいのなんのって。そして、喜びも増えます。筆者も、自分の子からはじめてベビーサインが出たときの感動は忘れられません~! 嬉しくて楽しいから、親子間のコミュニケーションがより活発になりますよ。
2.意思疎通が図れて育児が楽になる
なぜ泣いているのかの理由がわかりやすくなれば、お互いのイライラも減りますよね。ただ泣くのではなく「のど乾いた」「トイレ行きたい」などと自分で言うようになると、育児はひと段落楽になるもの。ベビーサインをやっていれば、それが早く訪れます。また、「痛い」というような病気等に関わるサインもできるようになれば、痛いことに気づかずに放置してしまうリスクも減らせますね。
3.言葉の発達にいい!
ベビーサインをやっていた子は、語彙が豊富になるというアメリカの研究もあるのだとか。また、ベビーサイン教室の卒業生のなかには、「集中力があるといわれる」「絵本を読んでというサインにこたえていたら、字は読めないのに1歳の頃から音読していた」といったようなエピソードも。発達もいい影響があるんですね。
ベビーサインで、しゃべれない赤ちゃんともお話し!
いかがでしたか? ベビーサインは、すべてを網羅してやらなくても出来るものなので、まずは少しずつ初めてみるのもいいですよ。まだお話できないだけで、赤ちゃんは実はすごく色んなことを理解しています。赤ちゃんが考えていることがわかるようになったら、とっても嬉しくて楽しいし、育児もスムーズになります。
ぜひ、挑戦してみてくださいね!