おすすめの美術館8選!子どもとアートにふれ合おう

ん?さっきまでバタバタ走り回っていたのに、静かになって何やら夢中になってるぞ…。気になり覗き込むと、一心不乱に絵を描いている。大胆なタッチは、紙の中には納まらず、机や床までクレヨンの色が飛び出してるっ。オー・マイガッ!

なんて経験ありますよね?(笑)子どもたちは、お絵かきが大好き。そして、子どもたちの絵って、本当に自由。色使いも構図も、とても大人には描けないようなものばかり。

瑞々しい感性を大切にして、できれば芸術の才能を伸ばしてあげたい。この秋、子どもたちと一緒に行ける美術館をご紹介します。アートを気軽に楽しんじゃいましょ!

子どもとアートのイイ関係

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大人が見てもわからない芸術作品だから、ましてや子どもに見せるなんて意味あるのかなー。なんて、思ったり?そんなことないんですよ。小さい頃から芸術に触れさせてあげることは、美的感覚を高める上でとても効果的

そして、画集ではなく、できれば本物を間近で見せてあげたいところ。油絵の筆のタッチや、彫刻の質感等、本物だけが持っている迫力を体感するって、子どもたちの五感にとても響くものです!

子どもたちが楽しめる全国の美術館8選

1. アンデルセン公園 子ども美術館(千葉県)

る、演じる、感じる、楽しむという4つのテーマでゾーン分けされている、とても広~い美術館。

8つのアトリエでは、クッキングや織物、陶芸、染め物、木を使った作品作りなど、様々な創作活動を楽しめます。「アンデルセンスタジオ」では、実際に衣裳を身に付け小さな役者さんとして演じることもできちゃう。

見るだけでなく、アートの世界を体感できる美術館です。

【住所】
千葉県船橋市金堀町525番地
【電話】
047-457-6661
【アクセス】
新京成線 三咲駅/北総線 小室駅下車
【開館時間】
9:30~16:00
※4月8日~10月31日の土曜・日曜・祝日、3月20日~4月7日、7月20日~8月31日の全日 9:30~17:00
【休館日】
不定休(公式HPにてご確認ください)
【入場料】
一般:900円 高校生:600円 小中学生:200円 幼児(4歳以上)100円

2. 東京おもちゃ美術館(東京都)

世界のおもちゃや日本のおもちゃ、懐かしい昔のおもちゃまで、数万点のおもちゃを所蔵している美術館です。

展示してあるおもちゃの大半は実際に手に取り遊んでみることが可能。おもちゃを手づくりするイベントも随時開催されています。

小さい赤ちゃんは、木のおもちゃで遊べる「木育ひろば」がオススメ。幅広い年代のお子さまが遊べる美術館になっています。

【住所】
東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば内
【電話】
03-5367-9601
【アクセス】
東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口より お子さま連れで徒歩7分
【開館時間】
10:00~16:00
【休館日】
毎週木曜日、特別休館日(2月・9月の年2回)、年末年始
【入場料】
大人(中学生以上):800円 子ども(6ヶ月~小学生):500円
おとなこどもペア券:1,200円

3. 横浜美術館 子どものアトリエ(神奈川県)

7つの展示室の他、10万冊を超える蔵書がある美術館情報センターやワークショップ用アトリエなどを持つ、国内有数規模の美術館。その中で、小学校6年生までを対象にした創造の場が「子どものアトリエ」です。

粘土や絵の具を使い親子で一緒に作品を作るゾーンが用意されていたり、子供たちの造形に対する興味を育む構成のミニ展覧会等が開催されていたり。

美術館に親しむ入口になりそうな場です。

【住所】
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号
【電話】
045-221-0300(代表)
【アクセス】
みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅〈3番出口〉から徒歩5分
【開館時間】
10:00~18:00
【休館日】
毎週木曜日、年末年始
【入場料】
大人:400円 高大生:300円 中学生:100円 小学生以下無料

4. いわむらかずお えほんの丘 美術館(栃木県)

 

いわむらかずおさんをご存知ですか?ピンとこない方でも、ねずみの家族が登場する絵本「14ひきのシリーズ」作者と聞けば、わかるかも!?

絵本や自然をテーマにした展示スペースを3つ備えた美術館は、いわむらかずおさんの温かみある絵の世界を観ることができます。

美術館の周りには、季節の草花が生い茂る里山が広がり、子どもたちは豊かな自然と触れ合うことができます。

【住所】
栃木県那須郡那珂川町小砂3097
【電話】
0287-92-5514
【アクセス】
東北自動車道 矢板ICより50分 西那須野ICより60分 宇都宮ICより60分
【開館時間】
10:00~18:00
【休館日】
月曜日(祝祭日にあたる場合は開館し、翌火曜日が休館)。展示替えのための臨時休館あり。年末年始
【入場料】
大人900円、中高生700円、小学生500円、幼児300円

5. ねむの木こども美術館 どんぐり(静岡県)

森の中に静かにたたずむ美術館。

特別支援学校ねむの木や、肢体不自由児養護施設ねむの木学園に通う子どもたちの描いた絵が展示されています。自由な発想で描かれた色鮮やかな作品に感銘を受けたと、訪れた方々からオススメする声が上がっています。

美術館の建物もカワイイと評判。

【住所】
静岡県掛川市上垂木3399-1
【電話】
0537-26-3985
【アクセス】
掛川駅からバスで22~23分。
【開館時間】
10:00~17:00
【休館日】
10月下旬(日曜日)の運動会開催日は終了後開館。年末。
【入場料】
大人600円、小中高生250円

6. ビュフェこども美術館(静岡県)

フランスの画家ベルナール・ビュフェの作品を展示している美術館。油彩画・水彩画・版画・ポスター等、実に2000点もの作品が収蔵されています。

ビュフェこども美術館は、別館1階にあり、こどもと美術が出会うきっかけの場として開館しています。ビュフェ作品の人物になりきる「ヘンシンコーナー」や、現代作家が描いた動物や自然に囲まれた絵本コーナーなど、子どもたちをアートの世界へ誘い込む仕掛けがたくさん用意されています。

【住所】
静岡県長泉町東野クレマチスの丘515-57
【電話】
055-986-1300
【アクセス】
掛川駅からバスで22~23分。
【開館時間】
10:00~月によって閉館時間が異なります。(詳細は公式HPご参照ください)
【休館日】
毎週水曜日、年末年始
【入場料】
大人:1000円、高・大学生:500円、小中学生:無料(特別展のぞく)

7. おかざき世界子ども美術博物館(愛知県)

世界の子どもの絵を中心に、有名美術家の子供時代の作品、世界の各文化園の民芸品、玩具、絵本などを常設で展示している美術館。

国際的な広い視野を与え、豊かな創造力を身に付けてもらいたいという願いのもと運営されています。

館内に併設する親子造形センター(DOゾーン)では、専門の指導員が常駐していて、いつでも気楽に創作活動が行えるように支援しています。見る(SEE)だけではなく、考え(THINK)、作る(DO)という子どもたちの積極性を応援しています。

【住所】
愛知県岡崎市岡町字鳥居戸1番地1
【電話】
0564-53-3511
【アクセス】
名古屋鉄道名古屋本線美合(みあい)駅よりタクシーで5分
【開館時間】
9:00~17:00
【休館日】
月曜日(祝日の月曜日は開館し、翌日休館します)、祝日の翌日、年末年始
【入場料】
企画展ごとに変わります

8. 浜田市世界こども美術館(島根県)

「日本海に漂う創造と美の船」をイメージした白い建物が印象的。海のみえる文化公園の一角にあり、巨匠が描いた子ども心を感じさせる自由な感覚の絵が収蔵されています。(収蔵作品は常時展示されているものではないので、展示時期についてはお問い合わせください)。

展示室の他、創作に使えるアトリエや美術に関する多くの書籍を閲覧できる図書室も完備。

【住所】
島根県浜田市野原町859-1
【電話】
0855-23-8451
【アクセス】
JR山陰本線 浜田駅下車 島根県立大学行バスにて終点下車
【開館時間】
9:30~17:00
【休館日】
月曜日・祝日の翌日・年末年始 ※展覧会によっては、無休で開館
【入場料】
展覧会により異なります

観るだけじゃないんですね!子供向け美術館

全国から子供たちも楽しめる美術館をピックアップしてみました。その多くが、作品作りのワークショップを開催していたり、絵の世界観を体感する構成になっていたり。子どもたちにとって、観るだけじゃなく「実際に触れる」「経験する」実体験って大切なことなんですね

よし!この秋は、子どもと一緒にアートを思いっきり楽しむぞぉー!

東京在住。やんちゃ盛りの5歳の男の子と、「魔の」2歳女の子、2人を子育てしながら、家事に育児に仕事に奮闘するワーキングマザーです。
WEB媒体のコンテンツを中心としたライター業で精進中!