乳児期は抱っこすることが生活の一部。そんな生活を信じられないほど楽にしてくれるのが「抱っこひも」の存在です。あるとないとでは体への負担が大きく違います。
授乳や夜泣きでただでさえハードな乳児期。種類豊富な抱っこ紐の中から生活スタイルや好みに合うものを選んで使いこなせば、ママ&パパライフがもっと素敵なものになるはずです!
1.抱っこひもと言えば「エルゴ」
海外セレブをはじめ、世界各国で多くの支持を集めている「エルゴ」のベビーキャリア。
デザイン性の高さもさることながら、立体縫製により赤ちゃんが自然な姿で座ることができ、安定した姿勢を保てる機能性が高く評価されています。
重さを肩と腰に分散する設計で、抱っこする人の負担を軽減。そして何よりオシャレです!
対面抱き、おんぶ、腰抱き、そして前向き抱きの4通りができます(新生児の対面抱きには別売りのインファントインサートが必要)。
【商品情報】
商品名:エルゴベビー・360ベビーキャリア/エルゴベビー
価格:25380円
2.コンパクト重視なら「サンクマニエル プレール」
こちらは腰ベルトがないタイプの抱っこ紐「サンクマニエル プレール」。
寝かせ抱き・しっかり抱き・対面抱き・前向き抱き・おんぶなど5つの使い方ができて、新生児から3歳まで長く使えちゃうんです。腰ベルトがない分、コンパクトにまとめることができるので旅行などでも活躍します。
アクアドライⓇという、吸水速乾性に優れた生地を使用しているため、汗っかきで蒸れやすい赤ちゃんには嬉しいですよね。
新生児の頭を支える専用ピローもあるので、新生児にも大丈夫なの?と心配になったママさんにも安心です!
【商品情報】
商品名:サンクマニエル プレール/日本エイテックス
価格:6,950円
3.ママたちの欲しい!が詰まっている「napnap」
こちらは最近人気急上昇中のnapnap(ナップナップ)。日本人向けに作られていて、おんぶと抱っこの2WAYで使うことができます。
何よりも注目すべきは機能性。赤ちゃんの背面に大きなポケットが付いているので、ちょっとしたタオルやオムツなども収納可能です。
ポケットを開けるとメッシュ素材になっているので、暑い日には開けて使用したり、保冷剤を入れたりなど、季節によって使い分けができるのも嬉しいポイント。
生後4ヶ月〜3歳まで使用可能です。
使いやすいネイビーやカーキなどのベーシックシリーズはもちろん、お出かけしたくなるような可愛い柄が取り揃えられたUKIUKIシリーズなどセレクトの幅が豊富です。
特に折りたたんでバッグにすっぽり入れられるコンパクトシリーズは、歩き始めてからの2つ目のベビーキャリーとしても活躍しそう!
保育園のママたちの声を反映させて作られているため、ママの「欲しい!」が存分に詰まったベビーキャリーです。
【商品情報】
商品名:napnapベビーキャリーBASIC/ナップナップ
価格:8380円
4.日本製の代表選手「アップリカ」
日本製ということもあり、日本人の体型に合わせた腰ベルトが特徴。
横抱っこ、対面縦抱き抱っこ、前向き抱っこ、おんぶの4通りの使い方が可能。生後間もない赤ちゃんを横抱きできるので、退院時に早速使えるのがいいですね。
生後1ヶ月~3歳と長期間利用できます。これだけの機能がある上に軽いので、持ち運びが楽にできて本当に優秀。
さらに写真の「コランCTS」は新しくベビーカー(商品名:LUXUNA)に取り付けられるシステムを採用。
抱っこ紐の中で寝てしまった赤ちゃんを、そのままベビーカーに乗せることができるんです。今後、このスタイルがスタンダードになるかもしれないですね。
【商品情報】
商品名:コランCTS/アップリカ
価格:17280円
5.その名も「おしりSUPPORI」
赤ちゃんがぐずった時にすぐ抱っこできることは、とても重要。泣いている赤ちゃんだけでなく、慌てている親の方も泣きたい気分なので、抱っこ紐の装着は手早くできるに越したことはありません。
伸縮する素材で作られた「おしりSUPPORI」はフィット感抜群。メッシュ状の素材なので密着していても暑さを感じない…これも大切ですね。
さらに、シンプルな作りなのでいかにも抱っこ紐という感じがなく、パパも抵抗なく使えそうなデザインです。
80グラムと軽く、低価格なので、横抱きがメインになる時期に2つめの抱っこ紐として買い足すのもいいかも!
【商品情報】
商品名:おしりSUPPORI/ラッキー工業
価格:3500円
6.使いこなせば百人力の「スリング」
赤ちゃんと一体となったような感覚を味わえる抱っこ紐といえば「スリング」。包まれる感覚で赤ちゃんがよく寝てくれるという声も耳にします。
スリングにはサイズの調整が可能なリングありタイプと、サイズの調整ができないリングなしタイプがあります。パパやおじいちゃん、おばあちゃんと共用したいならリングありタイプを…というのが通説でしたが、写真のBettaのリングなしスリング「キャリーミー!プラス」シリーズならファスナーで紐の長さを変えられるので、体格差のある人との共用も可能!
ビビッドな色使いのものから、淡いドット柄、シンプルな無地、柄を途中で切り替えたデザインなど、どれにしようか迷ってしまうほど素敵なデザインが揃うのも魅力です。
新生児にも使用できますよ!
【商品情報】
商品名:ベッタ キャリーミー ! プラス デザイナー モダンバード/Betta
価格:7400円
7.日本古来の抱っこ紐?「兵児帯(へこおび)」
日本人は昔から赤ちゃんをおんぶして暮らしてきました。明治時代頃まで、おんぶの際に使われていたのが「兵児帯」。
この「兵児帯」を抱っこ紐としても使えるようにしたのが、北極しろくま堂の「へこおび」。抱っこは生後2週間頃(おんぶは首がすわって)から、体重15キロ未満まで使用できます。
「へこおび」なら、抱っこしている最中に赤ちゃんが寝てしまったとき、布団にそのまま寝せるのが楽! 元は一枚の布なので、赤ちゃんを出して寝かせる必要がないのです。
布団に寝せた瞬間に目を覚まされると「あぁぁ~…」と1000ダメージぐらいくらった気持ちになるもの。それがないだけでも、使う価値がある--そう思ってしまうのは、なかなか寝てくれない子どもを持ったからかもしれませんが…。
【商品情報】
商品名:へこおび/北極しろくま堂
価格:5000円
安全に使うために注意を
とても便利な抱っこ紐ですが使い方を誤ると転落の危険性があります。東京都では、抱っこ紐などによる乳幼児の転落事故を防止するために、注意喚起リーフレットを配布しています。
バックルなどの留め忘れはないか、抱っこを高い位置で行っていないか、子どもを正しい位置に抱っこできているか--などのポイントを、毎回必ず確認して安全な仕様に務めることが大事。
抱っこ紐は抱っこを補助してくれるツールだと考え、過信せずに利用しましょうね!
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