読書会って知ってる?子供の想像力や感受性が磨けちゃう

ゲームやスマートフォン、テレビなどメディアの発展が著しい昨今。しかしここ数年、小さい頃からの読書について見直されています。自治体によって赤ちゃんのうちからブックスタートと呼ばれる取り組みを行っています。

読書会は本を読むことから遠ざかっているお子さんにおすすめのイベント。特に大人を中心に盛り上がりを見せています。

今回はそんな読書会についてご紹介!大人はもちろん、読書がもたらす子どもへの影響や都内で行われる読書会についてもご紹介するのでぜひ参考にして下さい。

読書会とは?

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大人向けの読書会はブックカフェや書店でも行われます。好きな本を持ち寄って感想を述べたり、情報交換をします。また本の読み聞かせを行う場合も。

未就学児の場合は図書館や子育て支援センターで定期的に行われます。読み聞かせが中心で読む本はその時によって違いますが、2~3冊ほど。合わせてて遊びや紙芝居、人形劇を行うこともあります。

こうしたイベントをきっかけに図書館や子育て支援センターへ行くようになったという人もいます。小さなお子さんの場合はママ同士の交流の場になったり、合わせて育児相談やおすすめの絵本を教えてもらえますよ。

小学生以上の場合は公民館や学校などでも行われます。自分で本を読み、感想をまとめて意見交換をする貴重な時間。最後まで本を読む練習になりますし、人の感想や思いを聞くことにつながります。

子どもにはこんな効果が!

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本を読むことで疑似体験が出来ます。ファンタジーなど現実ではありえない世界も、本の中なら主人公に成りきって体験出来ます。そうすることで想像力を高めてくれます。

また「うれしい」「悲しい」などの感情表現が上手になります。その時の悔しい気持ちや感動などを言葉や態度で表すのが上手くなると言われています。

読書会は他のお子さんと一緒に共有する時間。その分、他の人とのコミュニケーションや言葉で感想を表す練習にもなります。自分が読まないジャンルの本を知るチャンス。視野も広がりますよ。

おすすめの読書会はこちら

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大人向けが中心だった読書会。最近では子どもの読書会も増えています。その中でもおすすめの読書会をピックアップ!東京都内から厳選3つをご紹介。早速チェックしてください。

1.小学生読書会/調布市立図書館

小学校4年生から6年生までの児童を対象に、毎月第一日曜日に開催している読書会です。年間会員制で50人で行われます。毎月行われるのはうれしいですね。ここでしか会えないお友達も作れます。

本の紹介や読み聞かせはもちろんですが、ストーリーテリングや工作なども行います。本をより深く知りたいならおすすめのイベント!ぜひご参加ください。

【日時】
2016年9月4日 10:00~11:30
2016年10月16日 10:00~11:30 他、毎月第一日曜日

2.ビブリオバトル!/梅田図書館

ビブリオバトルは少し変わった読書会の一つ。子どもはもちろん、大人も参加出来るのでおすすめです!ビブリオバトルとはおすすめの本を紹介し合うゲームで、楽しい時間を共有出来ます。

誰でも自由に観覧OK。また当日おすすめの本を持って行ってバトラーとして参加も出来ますよ。申し込みや参加費は不要なので、思いついたら早速出かけてみましょう。

【日時】
2016年9月22日 15:00~15:30
2016年10月30日 15:00~15:30

3.第17回「大人と子どもの交流読書会」/夢北進学館 西巣鴨教室

小規模な読書会で、今回ご紹介した中では一番じっくりと時間を掛けて本と向き合います。お一人¥1,500(学生無料)で、要予約制。今回の課題図書は一度は聞いたことがある「かもめのジョナサン」

お子さんと親子で参加すれば、大人とはまた違った角度から本を知ることが出来ます。親子で共有する大切な時間。お茶や少しのお菓子が出るのがうれしいですね。大人も楽しむ本格的な読書会です。

【日時】
2016年9月10日 16:00~19:00

読書会を通して本を深めよう

読書会は自分一人で読むのとは違い、他の人と意見交換をすることで新しい見方を発見出来ます。また人に紹介するために、本の魅力や要約をまとめるという作業も必要。これは国語の能力を高めてくれます。

本と人とのコミュニケーションを通して、学校以外の世界を広げるきっかけにも。赤ちゃんの読み聞かせはもちろん、小学生の自分で読む力を付けるのはとても大切なこと。ぜひ一度は参加したいですね。

また大人向け読書会の中でも、親子で参加出来るものもあります。最近特に増えているのでぜひチェックして下さい。読書会を親子のコミュニケーションツールとして使いたいですね。