読書感想文の書き出し5パターン!コレを押さえれば1日で終わる

夏休みの宿題と言えば自由研究やワークなどのプリント類に次いで大変なものが読書感想文

本が好きな子ばかりではありませんし、まずその本を読むのに苦労しますよね。しかも読むだけでなく、感想を書かなければいけない。これは自分の気持ちなどを言葉に起こすので実はとても難しいことなんです。

しかしご安心ください。読書感想文にはいくつかのコツや書き出しのポイントがあります。今回はこれさえ掴めば大丈夫!読書感想文の書き出しについでご紹介します。最初さえ上手く行けばあとは思ったことを言葉にするだけ。早速見ていきましょう!

読書感想文とは

読書感想文とは本を読んでその感想を原稿用紙に書くことです。原稿用紙の文字数や枚数は決まっていることが多く、課題は夏休みなどの長期休暇に出されます。

また青少年読書感想文コンクールがあり、学年毎にその年の課題図書が決まります。そういった本を読んでコンクールに出せるように課題を出す学校が多くなっています。夏休みに本屋へ行くとよく課題図書のコーナーが作られているので、需要が高いことが分かります。

本を読む大切さ、また自分の気持ちを言葉にする表現力などが身に付くとも言われています。

1.本との出会い・きっかけ

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一番書きやすい出だしです。その本をどうして選んだのか、なぜ読みたいと思ったのかといった動機を書いていきます理由は何でもOK!「お母さんが勧めたから」「表紙がカラフルで読みやすそうだったから」など簡単な理由で大丈夫です。ただし自分に関係する動機だとより書きやすいですよ。

難しく考える必要はないので、素直に書いてみましょう。またその中に数字を入れると説得力が増します。例えば「実は小学1年生の頃から読みたいと思っていて、3年経った今やっと読むことが出来た」など具体的に書くことが出来ます。

数字を出すことで他の部分にも説得力や現実味が出てくるのでおすすめですよ。

2.本を読んだ後の気持ちから書く

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本を読んで自分がどのように変わったのかを最初に書いてしまいます。本を読んだことで気持ちの何が変わったのか具体的に書きましょう。今までとは違いどのような変化があったのか書くことで、読み手もその人自身に興味が出てきます。

またその本はそんなに人を変えるのか、感想があるのかと読み進めたくなります。今までの自分と比べて書くとよりリアリティや変化が分かりますよ。その本を読みたい気持ちにさせるのでぜひ使ってみましょう。

3.その本の感想を一言で表す

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第一行にカッコつきでその本の感想を書きます。そうすることでインパクトが増し、他の感想文とは違うなと思わせることが出来ます。そしてそのあとにどうしてそのように感じたのか理由を書いていきます。それだけで楽で感想文を書いて行けますよ。

また読書感想文は基本的にあらすじは書きません。だらだらとした印象になってしまうからです。しかしこの一言を最初に書くことで「どうしてそう思ったのか」「読む前の自分と比べてどうなのか」「どうして今までの自分はそうだったのか」など広くつなげることが出来ます。

まずはインパクト。ワンランク上のおすすめポイントです。

4.今までの自分について

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本を読む前の自分について書いていきます。自己紹介ではなく、本を読んで変わったことに関する読む前の自分です。本を読む前はどういう考えや行動だったのか、何かエピソードなどがあると書きやすいですよ。そしてそのあとに本を読んで変わったことを書いていきましょう。

読む前の自分と呼んだ後の自分について書くことで、比較が出来るので説得力が増します。「なぜ変わったのか」「今まで変われなかった理由」などその後についても順序良く書きやすいですよ。

また本の中の一文を書き出し「本を読む前の自分ならこうしていたが、本を読んでこれからはこうすると決めた」など具体的に書いていきたいですね。

5.本を読んで自分が受けた影響

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具体的に本を読んで影響を受けた部分を最初に書きます。「本を読んだ後の気持ち」を書くことと少し似ていますが影響を受けた具体的な行動や考え方を書きましょう。例えば「本を読んだあとはお手伝いを積極的にした」「あいさつは欠かさないようになった」など、行動や考えが変わった部分を書きましょう。

そのあとで「どうして影響を受けたのか」「今後どのように行動するのか」などを書いていきましょう。

読書感想文の書き出しで全体が変わる

最初の書き出しによって感想文全体の流れが決まります。本を読む時には一言でも良いので、メモを取りながら読み進めましょう。その本を読む動機も大切です。自分が興味があることや関係する物語を読むと、そのあとの感想文が楽ですよ。

また数字や体験など実体験を交えながら書くと説得力が上がります。読む前後で比較をすると変化がより分かります。

最後にあらすじは書かないようにしましょう。これは感想文であって本のまとめではありません。どうしても必要な時は少しだけ書くようにしたいですね。

読書感想文のコツや構成があればあとは書いて行くだけ。書き出しのポイントを押さえつつ、苦手な子も得意な子もワンランク上の感想文を目指しましょう!