夏休みにおすすめ!子どもと行ける関西の工場見学10選!

小学校などでも社会学習やキャリア学習に力を入れている昨今。

家庭でも工場見学などを取り入れることは、社会を身近に感じたり、さまざまな体験学習をする絶好のチャンスとなります。

関西地方でもさまざまな工場見学が実施されています。

ここでしか見られない、体験できないことが盛りだくさん。

そして、夏休みは家族での時間もたっぷりとれるので、親子でのお出かけにもぴったりです。

工場見学は予約が必要となるところが多いので、事前に確認しておくことをお勧めします。

1.造幣局

造幣局は、貨幣の製造のほか、時代の要請にこたえて勲章・褒章及び金属工芸品等の製造、地金・鉱物の分析及び試験を行っています。

明治初年における欧米文化移植の先駆者として、我が国の近代工業及び文化の興隆に重要な役割を果たした歴史的な価値と、実際の貨幣が作られる過程を見学できる貴重な機会です。

敷地内にある造幣博物館は、明治44年(1911年)に火力発電所として建てられた建物で、造幣局構内に残る唯一の明治時代のレンガ造りの西洋風建物。

保管していた貴重な貨幣などを一般公開し、造幣事業を紹介するため当時の外観をそのままに、展示や設備に最新の手法を導入した博物館として愛されています。

【住所】大阪府大阪市北区天満1丁目1−79

【問合せ先】06-6351-5361

【アクセス】JR桜ノ宮駅より徒歩約15分

2.明治なるほどファクトリー大阪

チョコレートの製造工程の見学やチョコレートの栄養素や健康効果の紹介などを通じて、明治の安全・安心なモノづくり、「食と健康」へのこだわりの取組みについて楽しく学べる、明治なるほどファクトリー大阪。

夏休みファミリーデーも開催され、小学生以上対象で見学後にバターづくりが体験できる機会のある日程も用意されています。

貴重なカカオ豆の産地や歴史、さらには栽培からチョコレートのできあがりを学び、貴重なカカオ豆の加工する前のものと加工した後のもの、産地による香りの違いなどを体験することもできます。

見学の最後には投票所にて「きのこの山」「たけのこの里」の人気投票を行い、投票結果も楽しめます。

【住所】大阪府高槻市朝日町1 1−10

【問合せ先】 072-685-5031

【アクセス】JR京都線 摂津富田駅から 約1.5km 約15分

3.阪急電鉄株式会社 正雀工場

見学は小学生以上となっていますが、阪急電鉄正雀工場では工場見学と洗車体験が可能となっています。

見学希望日の3ヶ月前から1ヶ月前までに、予約が必要となります

普段は見ることのできない工場内での車体吊り上げ作業や洗車、塗装工程、点検作業を見学できます。

洗車は車両に乗って体験できたりと、ここでしか体験できない迫力です。

なお、阪急電鉄では他に西宮車庫と平井車庫でも見学が可能ですが、工場見学は正雀工場のみとなっています。

【住所】大阪府摂津市阪急正雀1−2

【問合せ先】06-6373-5272

【アクセス】阪急京都線 正雀駅下車徒歩3分

4.グリコピア神戸

2018年10月 開館30年を機に大幅リニューアルしたグリコピア神戸。

創業者・江崎利一の「食べることと遊ぶことは子どもの2大天職である」という企業哲学を基にした菓子や食文化について楽しく学ぶことができる施設となっています。

家族で体験し学べる展示や映像を加えたユニークな見学施設でお菓子を作る楽しさ、食べる喜びを認識できます。

4か月先までインターネットや電話から予約可能です。

また、見学当日でも空席があれば電話予約可能となっています。

【住所】兵庫県神戸市西区高塚台7丁目1

【問合せ先】078-991-3693

【アクセス】神戸市営地下鉄で「西神中央駅」より、神姫バス12系統「高塚台1丁目」下車、徒歩1分

5.ライオン株式会社 明石工場

歯ブラシや歯磨きを製造しているライオン株式会社明石工場。

ハミガキの製造ラインや、出来上がった商品を包装している様子を見ることが出来ます。

見学は小学生以上対象ですが、1、2年生は保護者の付き添いが必要となります。

8月21日(水)には親子見学会開催予定となっています。

通常の工場見学に加えて夏休み特別企画を実施。

夏休みの機会に親子でご参加できる楽しい見学会です。

【住所】兵庫県明石市魚住町800

【問合せ先】078-942-1111

【アクセス】JR山陽本線『魚住駅』南口下車徒歩10分

6.上林春松本店 抹茶工場

実際に抹茶を碾いている、碾き茶室(臼場)を窓越しに見学できます。

新鮮な抹茶の香りに包まれ、心地良い時間が流れる、ここでしか体験できない工場見学といえそうです。

完全予約制で、希望の見学日の1ヶ月前から1週間前まで受付しています。

なお、1日1組限定(1人~30人まで)となっていますので、早めの予約が吉といえそうです。

1階にあるショールームでは、各種商品の購入も可能です。

ゆっくりとした時間の中で買い物も楽しみましょう。

【住所】 京都府宇治市宇治蔭山9

【問合せ先】0774-23-8855/0120-23-8866

【アクセス】近鉄小倉駅から12分・JR宇治駅から13分

7.朝日新聞社 京都工場

1時間当たり18万部の印刷が可能な世界トップレベルの大型輪転機で、実際に新聞を刷る様子などが見学できます。

また、読者ホールでは、朝日新聞社の歩みや発送の流れ、環境保全の取り組みなどをパネルやビデオを使って説明してもらえます。

工場内では輪転機の真横を通って見学できるので、その迫力を間近で感じられます。

実際に工場で使っている『巻取紙』の展示もあり、重さは、1,400㎏ 程あり、こちらも圧巻です。

なお、電話予約が必要で、見学3日前まで受付可能となっています。

【住所】京都府京都市伏見区横大路下三栖城ノ前町23-3

【問合せ先】075-603-3213

【アクセス】京阪電鉄中書島駅から徒歩約20分

8.カザマランドセル奈良桜井工場

多くの子どもたちが小学校入学のしるしとして手にするピカピカのランドセル。

そのランドセルを日々、手づくりのていねいな作業で生み出しているカザマランドセル。

ランドセルづくりに必要となるほとんどの工程が、ひとつの工場に集められているため、どのようにして出来上がって行くかを、目の前の作業を通して直に知ることができます。

商品のショールームも工場と同じ場所にあるので、いまは、どんなランドセルに人気があるか、これからどんなランドセルを商品化するかなど、さまざまな角度から、ランドセルへの興味と理解がいちだんと深まる工場見学です。

小学生の子どもたちや、もうすぐ小学生になる子供たちと一緒に行きたいですね。

1ヶ月から2週間前に、予約の申し込みが必要となります。

【住所】奈良県桜井市粟原666

【問合せ先】0744-42-4120

【アクセス】近鉄大阪線大和朝倉駅から約4㎞

9. 岩本食品 ぷらむ工房の梅干し工場

他店では見られない老舗ならではの梅干し作り工程を見学できます。

工場見学には、必ずインストラクターがつくのですが、インストラクターは農場スタッフだったり、販売スタッフだったり、時には工場長だったり・・・。

その時その時で、誰が担当するかはお楽しみの味のある案内を楽しめます。

見学途中で、干し上げたばかりの塩っぱくて酸っぱい、昔ながらの白干梅の試食もできます。

漬け込んだ南高梅の水上げや土用干ししている梅干しをセイロウごとひっくり返す熟練の技も見学可能です。

【住所】和歌山県日高郡みなべ町晩稲

【問合せ先】 0120-39-2406

【アクセス】阪和自動車道みなべIC下車

10.国立印刷局 彦根工場

私たちの暮らしを支えるお札がどのようにできているのか楽しくわかりやすく見学できます。

国立印刷局の業務を紹介する映像や、見学廊下からガラス窓越しに、お札を印刷する現場見学。

そして、お札の製造工程や偽造防止技術に関する資料を展示する展示室の見学も。

見学記念撮影では、1億円の重さを体験しながら、お札パネルの前で記念撮影ができます。

夏休み期間に合わせ、小中学生を含む家族等を対象にした工場見学会も開催されます。

通常は毎週火曜日、木曜日に見学会が開催されておりインターネット又は電話による事前予約が必要となります。

【住所】滋賀県彦根市東沼波町1157−1

【問合せ先】0749-22-6450

【アクセス】 JR「南彦根駅」(東口)下車 徒歩10分

工場見学の際のポイント

工場見学は、子どもだけでなく大人にとっても非日常。

珍しいものやここでしか見られないようなものもたくさんあります。

新しい発見についつい興奮してしまいがちですが、マナーを守って楽しみたいですね。

撮影NGやOKの場所が決まっていたりしますので、必ず確認しておくようにしましょう。

また、騒いだり走ったりはNG。

せっかくの貴重な機会、しっかり楽しみながら、しっかり学ぶ時間にしたいですね。