新年度を迎える前の時期は、子供の入園や入学などを見据え、新しく家やマンションを購入し、引越しをする人も増える季節です。
新しい家への引越し準備や引越し、そして新生活と慌しい暮らしがようやく落ち着いてきたら、そろそろ引っ越し祝いを頂いた皆さんへのお返しを考える時期がやってきます。
引っ越し祝いのお返しのマナーは?
引っ越し祝いを頂いたら、新生活が落ち着いた頃にお返しを考えましょう。できればお披露目をかねて、新居へご招待したいところです。このお披露目の会自体が引っ越し祝いへのお返しともなりますので、ご招待してお食事や飲み物などを振舞うと良いかもしれませんね。
ちょっとしたお土産を用意し「内祝い」の熨斗をつけてお渡しするとマナーとしてもスマートな対応といえそうです。引越し前後に慌しくなるのはお互いに織り込み済みですから、新生活が落ち着き始めた引越しの1~2ヵ月後程度を目安にお招きすると良いのではないでしょうか。
距離的な都合や、時間的な都合により、ご招待が難しい相手には「内祝い」の形でお返しを考えましょう。
引っ越し祝いのお返しにお薦め7選
引っ越し祝いを頂いたものの、新居にご招待してお祝いのお礼をするのが難しい場合には、引越しから1~2ヵ月程度を目安に「内祝い」の形でお返しをするのが一般的です。
通常、頂いた金額の1/3~半額程度が目安になります。もともとの内祝いは「内々におめでたいことがありましたので、その喜びの気持ちを皆様にも形にしてお分けします」というようなものでしたが、現代のマナーでは、お祝いへのお返しという意味合いに変わってきているようです。
また、引越し内祝いを考える場合のポイントは、
- その地の特産品などの名物や銘菓
- 実用的な食器やキッチン用品
- スイーツやタオルなどの定番品
- 好みのものを選んでもらえるカタログギフト
などから検討すると良いでしょう。
1.名産品や銘菓
遠方の方など新居へのご招待が難しい場合に特にお薦めなのが、名産品や銘菓など、その土地を紹介できるようなもの。これだと住んでいる場所の紹介も兼ねたお返しとなりますね。
銘菓と言えばこれ!と定番化している地域もあるので、選びやすいのも嬉しいですね。もちろん知る人ぞ知る隠れた銘菓も通っぽくておすすめです!
2.カップセット
新築の家の内祝いの場合、元々は食器やグラス、カップなどが主流でした。これは「入れるもの」(建物)が完成しました、という挨拶を兼ねているためです。
【商品情報】
スプーン付きティーコーヒー兼用カップ&ソーサーペア(NARUMI)/5400円
3.T-fal 電気ケトル
引越し内祝いの場合には、キッチン用品にも人気が集まります。特に「やかん」(家を焼かない=やかん)や、「鍋」(火に強い)などの意味を持つものがお薦めです。
【商品情報】
電気ケトル ジャスティン プラス 1.2L(T-fal)/6560円
4.ロクシタン ソープ詰め合わせセット
石鹸や洗剤も内祝いの定番の品です。実用的なものは、やはり年代問わず喜ばれます。
普段使いより、ちょっと高級なものを選ぶと贈り物としての特別感もプラスされますね。
【商品情報】
ハンド&カラフルソープカルテット(ロクシタン)/4500円
5.今治タオルセット
内祝いの定番ともいえるタオルなどは何枚あっても困るものでもありません。
引越しの内祝いとしても人気があります。家庭用品などでは他に寝具などもありますが、タオルの方がかさばらず人気が高いようです。
【商品情報】
UTSUROIギフトセット(今治タオル)/5616円
6.帝国ホテル ショコラバリエ
内祝いなどの贈答品には、スイーツや紅茶など、形に残らないものをあえて選ぶ人も多いようです。
この場合のポイントは、日持ちのするものや小分けにできるものなど、送り先の都合に合わせられる形にすると良いでしょう。
【商品情報】
ショコラバリエ(帝国ホテル)/5400円
7.カタログギフト
最近の内祝いの流行といえばカタログギフトです。金額にあわせて選べ、さらに先方が自分の好みでギフトを選べることから人気も高いようです。
【商品情報】
フリーチョイスギフト(大丸松坂屋)/2808円~54648円まで全13コース
引っ越し祝いのお返しは・・・
引っ越し祝いのお返しを考える場合、やはりできればご招待した上での新居のお披露目会が理想です。
これが難しい場合には内祝いとしてのお返しを考えることになりますが、あくまでも「内祝い」です。祝い事の際には特に「返す」という言葉は挨拶やメッセージなどにも使わないようにしましょう。