2016年京都の紅葉情報まとめ。名所から穴場まで網羅!

秋と言えば紅葉!日本の秋は紅葉やイチョウなど、とてもカラフルできれいですよね。こうした景色を親子で見ればきっと素敵な思い出となります。短い期間だからこそ楽しめる景色です。

特に紅葉と言えば京都!歴史的寺院や建造物、庭園と共に鑑賞する椛は圧巻!この季節は国内はもちろん、国外からも多くの観光客が訪れます。

見どころが多い京都ですが、今回はその中でも特におすすめの紅葉情報をご紹介!シーズン中はどこも混み合いますので、お子さんと行く時には迷子対策などしてお出かけして下さい。

京都の紅葉の見頃は?

京都の紅葉の見頃は11月中旬~下旬です。この季節は多くの観光客が訪れるので、宿泊施設の予約など早めに準備するのがおすすめ。また夜のライトアップも見逃せない!

シーズン中は駐車場も満車となるので、公共交通機関で移動しましょう。電車はもちろん、京都には多くのバスが通っているのでお子さんと乗るのも楽しいですよ。

紅葉の名所は寺院が多く、段差や砂利道が多いのでベビーカーは避けた方がベター。また歩きやすい靴で出かけましょう。行列となりかなり並びます。シーズン中は朝早い時間から拝観出来るので、混雑する前に出かけたいですね。

1.東福寺

京都の中でも人気がある東福寺。見渡す限り紅葉の赤や黄色が鮮やかに色づきます。駅から歩く道も大勢の人で賑わうので、歩きやすい靴で向かいたいですね。

一番の見どころは「通天橋」。遠くから見て良し、通る時に見下ろす紅葉もまた違った印象となります。この時期は通常よりも30分早く拝観ができ、「東福寺本坊庭園」の特別拝観も。黄金色で枝先が3つに分かれる三葉楓も必見。

【住所】
京都府京都市東山区本町15丁目778
【拝観時間】
8:30~16:00
【拝観料金】
¥400
【電話番号】
075-561-0087
【アクセス】
JR・京阪電車「東福寺駅」より徒歩約10分

2.醍醐寺

広大な敷地を誇る醍醐寺には、多くの観光客が訪れますが広い分人がバラけるので実は穴場スポット。あまり混みません。ここは世界遺産にも登録されており、特に豊臣秀吉が設計した三宝院庭園は紅葉の名所。

秀吉は醍醐の花見を楽しみ、その後醍醐の紅葉を心待ちにしていましたがその年に亡くなったと言われています。夜にはライトアップされ、弁天堂は特に色鮮やかな紅葉を見ることが出来ますよ。

【住所】
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
【拝観時間】
9:00〜17:00(季節により変動)
【拝観料金】
大人¥800、中・高校生¥600
【電話番号】
075-571-0002
【アクセス】
京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」より徒歩13分

3.鹿王院

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(画像はイメージです)

京都の中でも穴場スポットで、比較的人が少ないスポットです。人気観光スポット嵐山から少し離れたところに位置しています。静かにゆっくりと見て周るには絶好のロケーション。

特に鹿王院へ続く石畳の参道は、落葉で真っ赤に染まった絨毯に。上を見上げると紅葉のアーチが出来ており、幻想的な雰囲気が漂います。お子様とのんびり散策しながら楽しみたいという人におすすめですよ。

【住所】
京都府京都市右京区嵯峨北堀町24
【拝観時間】
9:00~17:00
【拝観料金】
大人¥400、小・中学生¥200
【電話料金】
075-861-1645
【アクセス】
京福嵐山線「鹿王院駅」より徒歩約3分

4.高台寺

春はお花見、秋は紅葉と四季を通して様々な姿を見せてくれるスポットです。周辺には清水寺や知恩院などの紅葉スポットが多数。11月中旬は特に見ごろとなり、周辺施設と合わせて大変込み合います。

ここも夜間特別拝観のライトアップを行っていますが、幻想的でまるでイルミネーションのような空間で人気があります。池に写る紅葉も鏡のようで必見。週末は長い行列となり、とても冷えるので暖かい格好で向かいましょう。

【住所】
京都府京都市東山区高台寺下河原町526
【拝観時間】
9:00~17:30(夜間特別拝観期間中は日没後点灯~22:00)
【拝観料金】
大人¥600、中・高校生¥250
【電話番号】
075-561-9966
【アクセス】
京阪「祇園四条駅」よりバスで「東山安井」下車、徒歩5分

5.北野天満宮

11月上旬から北野天満宮内でも一番の紅葉の名所「もみじ苑」が特別公開されます。豊臣秀吉公ともゆかりが深く、約300本の真っ赤な紅葉が圧巻!太鼓橋「鶯橋」と紅葉のコントラストは見ものです。

樹齢約400年を超える「三叉の紅葉」樹齢600年の大欅「東風」は一度は見たい歴史ある大木です。この時期は夜間のライトアップも行われ、「もみじ苑」ではお茶菓子が付くので、視覚も味覚も楽しめますよ。

【住所】
京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
【もみじ苑の開苑時間】
10:00~16:00(ライトアップ期間中は日没後~20:00)
【入苑料金】
大人¥700、子ども¥350
【電話番号】
075-461-0005
【アクセス】
京福電車「白梅町駅」より徒歩5分

6.渡月橋

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(画像はイメージです)

京都の市街地から少し離れた大人気観光スポットの嵐山。嵐山と言えば桂川に架かる渡月橋が有名ですね。春は桜、秋は紅葉と一年を通して四季折々の姿を見ることが出来ます。橋越しに見える山々は絶好のシャッターポイント!

周辺には天龍寺や竹林の道、また駅の周辺にはグルメやお土産ショップが立ち並ぶのでお子さんも一緒に楽しめます。渡月橋を渡ったり、嵐山を散策するのもおすすめ。鉄道もあるので、ゆったり行くのも良いですね。

【住所】
京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町
【見学時間】
見学自由
【アクセス】
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」より徒歩すぐ

7.貴船 もみじ灯籠

京の奥座敷とも呼ばれる貴船は、京都内でも紅葉の名所として知られています。夏は川床料亭、秋は紅葉を楽しめます。特に「もみじ灯籠」は叡電に乗って楽しめ、もみじのトンネル250mにも及ぶ距離をライトアップします。

また貴船料理旅館街には1kmに渡り優しい灯籠の光がお出迎え。この道は「恋の道」と呼ばれ、和泉式部が恋を祈ったと言われています。街道の灯籠とロマンティックな雰囲気が魅力的なスポットです。期間中は様々なイベントが行われます。

【住所】
京都府京都市左京区鞍馬貴船町
【点灯時間】
日没~21:00頃
【電話番号】
075-741-4444(貴船観光会)
【アクセス】
叡山電鉄「鞍馬線貴船口駅」より徒歩約30分

8.清水寺

修学旅行で京都へ行くと言うと、必ずと言っていいほど拝観するのが「清水寺」清水の舞台は昔はもちろん、今見ても少しヒヤッとしますよね。しかしここも秋には紅葉の名所。特に春と秋には多くの観光客が訪れます。

境内は段差が多いのでベビーカーでは歩きにくく要注意ライトアップ期間中は清水の舞台の下から光る青い光と、紅葉の赤とのコントラストが見事です。舞台全体が紅葉に包まれているような景色を満喫出来ます。

【住所】
京都府京都市東山区清水1丁目294
【拝観時間】
6:00~17:30(※季節により変動、ライトアップ期間中は~21:00)
【拝観料金】
大人¥400、中学生以下¥200
【電話番号】
075-551-1234
【アクセス】
京都バス(土・休日のみ運行)18系統・大原ゆきで「五条坂」より徒歩10分

9.哲学の道

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(画像はイメージです)

若王子神社から銀閣寺までの約1.5kmまでのほっこりとする散策路を哲学の道と言います。これは哲学者の西田幾多郎が思いにふけながら散策したことからこの名が付きました。春には桜のトンネル、秋には散策路に紅葉の絨毯が敷き詰められます。

周辺にはお土産ショップやアットホームな雑貨屋、また各寺院へのアクセスとしても便利。そのため多くの人が行き交います。車やバスなどで寺院を周りたくなりますが、たまにはこうした散策路をゆっくりお子さんと歩いてみませんか?

【住所】
京都府京都市左京区
【電話番号】
075-343-0548(京都総合観光案内所)
【アクセス】
京都市営バス「銀閣寺道」バス停より徒歩すぐ(銀閣寺側)

10.大覚寺

嵯峨天皇の離宮として約1200年前に建立した大覚寺。境内にある日本最古の人工林泉の「大沢池」は、周囲約1kmもある大きな池です。紅葉のシーズンには、この池の周囲を色とりどりの紅葉がとても美しく人気です。

また本堂と池の周辺のライトアップはぜひ一度は見たい絶景です。池に光り輝く紅葉が鏡のように写り神秘的な風景です。親子で見ればきっと良い思い出となるはず。とても大きな池なのでどこからでも紅葉を楽しめます。

【住所】
京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
【拝観時間】
9:00~17:00(夜間特別拝観17:30~20:30)
【拝観料金】
大人¥500、小中高校生¥300(大沢池は別途文化財維持協力金あり)
【電話番号】
075-871-0071
【アクセス】
JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩約17分

京都には紅葉の名所がいっぱい!

京都は日本の中で一番紅葉の名所が多いと言われるスポット。そのため秋には国内外問わず多くの観光客が訪れます。混雑が予想されるので、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

また寺院や凸凹道が多いのでベビーカーはやめた方がベター。寺院の中も砂利道や傾斜や段差が多いので注意しましょう。抱っこでの移動や駐車料金は満車が予想されますが、車を利用すると楽ですよ。

紅葉シーズン中は宿泊施設も混み合います。紅葉情報を駆使しながらお出かけしたいですね。真っ赤な紅葉や黄色のイチョウは日本だからこそ見ることが出来る景色。ぜひお子さんと歴史を勉強しながら鑑賞しましょう。