フィンランドのマタニティボックスからわかる、出産までに揃えたいグッズ

「ムーミン」が生まれた国でもお馴染みのフィンランド。北欧諸国は福祉が充実していることでも有名ですが、最近、フィンランドの「マタニティボックス」が話題になっています。

2011年の統計によれば、フィンランドの乳児死亡率は日本と並んで世界で最も低いんです! かつては貧しい国家だったので乳児死亡率も高かったのですが、急速に改善されていきました。これについて「マタニティボックスのおかげ」という人もいるんですよ。

そんなにすごいモノなら、使ってみたいですよね! でも、マタニティボックスってどんなもの? 日本でも買えるんでしょうか? 今回は、マタニティボックスについて調べてきました!

そもそも「マタニティボックス」って何?

フィンランドでは、1937年から妊婦さんに向けてマタニティボックスが贈られるようになりました。もう75年以上の歴史です。実は、140ユーロの現金支給マタニティボックスか、どちらかを選べるそうですが、ほとんどの人はマタニティボックスを選ぶそうですよ。140ユーロよりずっと価値の高いものが入っているというのが一番の理由のようです。

上の写真がマタニティボックスの中身! 多すぎて、写真に入りきっていませんね。おまけに北欧デザインでかわいいものばかり。

ボックスには、あわせて50ほどの商品が入っています(※中身や数は世の中の状況や流行に合わせて変えているそうなので、今後変わる可能性あり)

たとえば……

・寝袋
・防寒具
・お洋服や肌着(多数)
・靴下や帽子、ミトンなどのファッション小物
・スタイやゲップ用タオル
・バスタオルや爪切り、ヘアブラシ、歯ブラシ、温度計などのヘルスケアグッズ
・母乳パッドなどのママ用グッズ

などなど。おまけに、この箱自体がベッドになっちゃいますよ! マットレスがついているので、ここに赤ちゃんを寝かせることができるんです。
ベビーベッドすらいらないなんて、驚きですよね。

なお、こちらは日本からも購入可能です。ぜひチェックしてみてくださいね。

【商品情報】
Finnish Baby Box 5万1607円(399€/「FINNISH BABY BOX」)

日本でもお手軽に変えちゃうマタニティボックス

さて、上でご紹介したのは、海外サイトから購入するマタニティボックスですが、日本のサイトで気軽に買えちゃうマタニティボックスもありますので、ご紹介します!

▶フリルの箱が可愛い!日本製のセット

 

こちらはフリルがついたピンクの箱がとってもキュートなマタニティボックス!

ミニ布団やブランケット、おむつ替えシート、おしゃぶり、お洋服、ヘルスケア用小物などの14点が入っています。こちらは3万9800円ですが、同じお値段でローズ柄のボックスもありますよ。ベーシックな黒いボックスタイプもあり、そちらは2万9800円です。

【商品情報】
マタニティボックス(フリル)日本製 3万9800円(マタニティボックス)
※Amazonから購入可能

▶充実の20点!アメリカ製のエキストラBOX

 

こちらは、アメリカ製の商品をあつめたマタニティボックス

お洋服やファッション小物のほか、ヘルスケアキットやシャンプーなどの衛生用品も充実。全部で20点入っています。ちなみに、15点で3万9000円のベーシックなセットも販売されています。ボックスの内容をみながら、必要なセットを選びたいですね。

【商品情報】
マタニティボックス(エクストラBox) 20点セット アメリカ製 5万9637円(マタニティボックス)
※Amazonから購入可能

わくわくしちゃうマタニティボックスで、楽しく育児を♪

いかがでしたか? フィンランドでは、マタニティボックスを受け取ることが「母になる証」のような位置づけらしいですよ。確かに、こんなに充実した可愛いセットをもらったら、ワクワクしちゃいますよね!

新米ママでも、必要なものが全部そろうから、安心して楽しく育児をはじめることもできます。日本でも購入可能なので、自分用にはもちろん、大人数でお友達の出産祝いに送るのもステキです。ぜひチェックしてみてくださいね!

おしゃまな5歳女児とわんぱくな2歳男児のママです。新しい場所にお出掛けして子どもが喜ぶ顔を見るのが大好き。親子で楽しめるイベントや場所を日々探しています!