一度は行きたい「ねぶた祭り」!2015年の見所は?

「超」がつくほど有名な青森ねぶた祭り。でも、首都圏に住んでいると、行ったことがない人も多いのでは?

ド迫力のねぶたを観たり、日本独特の文化に触れるのは、子どもにとってもいい経験になるはず。

でも、「遠いよね?」 、「混雑するだろうし、子連れで行っても大丈夫かな?」などと不安になりますよね……。そこで今回は、ねぶた祭りの行き方や、子連れでの楽しみ方など、ご紹介します!

「青森ねぶた祭り」ってどんなお祭り?

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青森ねぶた祭りと言えば、毎年のべ300万人以上が訪れる、東北地方屈指のお祭り。「青森のねぶた」は、国の重要無形民俗文化財にも指定されているんですよ。

起源は定かではないそうですが、七夕祭りの灯籠流しの変形だとも言われています。

1593年に、豊臣秀吉の前で「津軽の大灯籠」を披露して以来、年中行事となったらしい!でも、今ほど巨大化したのは、戦後のことです。

「ねぶた」は、神話や歴史上の人物をかたどった灯篭をのせた山車のこと。ねぶた祭りが終わった翌日から次のねぶたの案を考え始めるというほど、力を入れてつくられています。大型ねぶたで高さは5mほどもあります。一台に2000万円もの費用がかかっているんだとか。

内側から光り輝くねぶたの迫力はものすごい!笛や太鼓などのねぶた囃子の音色がなるなか、大人数の跳人(ハネト)が「ラッセラー、ラッセラー」などの掛け声を出しながら盛り上がります。あんまりエネルギッシュなので、涙してしまう人もいるそうですよ。

【開催日時】
8月2日~8月7日(毎年日付固定)
※8月1日に前夜祭あり

【開催場所】
ねぶたの運航はJR青森駅周辺
※8月1日の前夜祭は青い海公園特設ステージ、第67回浅虫温泉花火大会は浅虫温泉にて開催。
※最終日の8月7日の夜は、青森港にて花火とねぶたの海上運航を開催。

首都圏からどうやって行くの?

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ねぶた祭りが開催されるのは、JR青森駅から徒歩圏内。宿泊する施設にもよりますが、青森駅近辺に行く方法をご紹介します。

▶飛行機で行く

東京(羽田)→青森空港へはJALで1時間20分毎日6便出ています。青森空港からJR青森駅までは、バスで約35分。700円で行くことができます。

▶新幹線で行く

東京から新幹線で行くには、東北新幹線を利用します。

「はやぶさ」:約3時間

「はやて」:約3時間30分

で行くことができますよ。

▶バスで行く

長時間ですが、東京からバスで行くことも可能です。JRバスや弘南バスを利用して、9時間半~10時間半程度で青森駅前につきます

深夜に出れば朝つくので、場合によっては子供はずっと寝ているかも。そういう時間帯をチョイスするならバスもありですね。

▶車で行く

東京駅から青森駅までの距離は、約717㎞東北自動車道を経由して、通常通りに行ければ約8時間で到着します。子どもと一緒なので、合間に休憩を挟まなくてはいけないことや、運転するパパ、ママの疲労を考慮して、それでも大丈夫かどうか検討すべきですね。

ねぶた祭りは青森の中心部で行われるので、距離はありますがアクセスがいいんです。飛行機や新幹線を利用すれば、割に短時間で行けますね!

ねぶた祭りの見どころは?

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せっかく行くなら、できるだけ楽しく! ねぶた祭りでの見どころもご紹介しましょう。

▶大型ねぶたは見逃せない!

ねぶたには「子どもねぶた」と「大型ねぶた」がありますが、やっぱり「大型ねぶた」は見逃しちゃいけません!ぜひ迫力を味わいましょう。大型ねぶたが多く運行するのは、8月4日~7日ですよ。

▶花火大会に合わせていくと子どもが喜ぶ

大人でも子供でも大興奮の花火! 8月1日の前夜祭には、第67回浅虫温泉花火大会8月7日の最終日には第61回青森花火大会が行われるので、ぜひ見たいですね。特に最終日は、花火と同時に受賞したねぶたが海上を運行!美しいフィナーレを飾りますよ。

▶「ハネト」として参加することもできる!

ねぶた祭りの跳人(ハネト)。実は、誰でも参加できるんです。事前登録も必要なく、運行スタート30分前までに参加する団体に入っていればOK。ただし、正しいハネト衣装を身につけなければいけませんし、一定のルールがあります。はじめてねぶた祭りに行くのに、行った当日に参加するのはちょっと難易度が高いかも。

連泊する場合は、翌日以降は勝手がわかってくるので、ぜひ参加してみては? 衣装は4000円程度でレンタルできるようですよ。事前予約ができるなら、しておきましょう。パパやママがハネトとして参加していたら、子供も大興奮間違いなしです。

ねぶた祭りの溢れるエネルギーを楽しもう!

いかがでしたか? 大迫力の青森ねぶた祭り。実際に見たら、日々の忙しさやストレスも忘れて、興奮してしまうんでしょうね!

青森は、東京からでも意外とすぐ行けちゃいます。ぜひ今年こそ、足を運んでみてはいかがでしょうか?

おしゃまな5歳女児とわんぱくな2歳男児のママです。新しい場所にお出掛けして子どもが喜ぶ顔を見るのが大好き。親子で楽しめるイベントや場所を日々探しています!