猫が好き!猫が飼いたい!…けどうちには赤ちゃんがいるし、無理かな…なんて我慢しているパパママはもしかしたら多いのでは?
猫って自由気ままで気性もちょっと激しいイメージ。乳幼児のいる家庭では、なんとなーく犬を飼うよりもハードルが高そうに感じますよね。
でも実は頭もとっても良くてしつけもしやすい、飼いやすい動物なんですよ!
今回は超猫lover!夫と息子(1歳)と猫の4人暮らしのライター、そーいが子どものいる家庭で猫を飼う時の注意点やオススメの猫種を紹介します!
家庭で猫を飼うメリットは?
子どもの面倒に加えて猫のお世話も…なんか大変そう!うんうん、もちろん大変です。
特に赤ちゃんと子猫の組み合わせは両方落ち着きがなくて、子どものいたずらを止めたと思ったら今度はこっちで子猫が壁を引っ掻こうとして…そんな風景が日常茶飯事。
だけどその大変さ以上にメリットはたくさんあるんです。
猫は子どもの一番の友達になってくれます。
子どもと動物って不思議と通じ合っているのか、お互いにちょっといざこざがあってもすぐ仲直りしたり、それぞれ違う遊びをしていても同じエリアにいたり…本当に、友達って言うよりもむしろ兄弟みたい!
特に猫は子どもに対しての許容範囲がとっても広いように感じます。一緒に遊ぶだけでなく、別に遊びたいなら遊んでもいいけど?体勢は変えないよ?って感じで程よく相手にしてくれたりします(笑)
子どもと猫が遊んでいる間に、家事を済ませたり出来るのでママにとっても実は大きなメリットかも!
猫との暮らし、気をつけたいことは?
とは言っても、乳幼児のいる家庭で猫を飼うとなると、色々と気になることが出てきませんか?
アレルギー対策は?猫が赤ちゃんを引っ掻いたりしないかな?心配なことが山ほど。
乳幼児がいる家庭で猫を飼う場合に気をつけたいことをいくつか紹介します。
掃除はこまめに!
こまめに掃除機をかけたり、掃除は怠らないようにしましょう。できるだけカーペットなどの毛が絡みやすいものは置かないことがベターです。
ケージがあると安心
猫は常に家中を自由に移動しまくっているイメージですが、乳幼児のいる家庭ではケージがあると便利です。
子どもの食事の時間だけケージに入れておいたり、子ども、猫、どちらかが予防接種などの後少し元気がない時など、お互い構いすぎないようにしたい場合に重宝します。
赤ちゃんの行動に注意!
猫が赤ちゃんを引っ掻いたら?よりも実は、赤ちゃんが猫に全力でちょっかい出したら?の方が心配なんです。
本人は乱暴しているつもりはなくても、赤ちゃんって常に全力!力加減を知らないですよね。
実は猫が赤ちゃんを引っ掻いたりする理由も、赤ちゃんが思いっきりしっぽを掴んだりなどがキッカケになっていたりします。
お互いを守ってあげるためにも猫と遊んでいる最中の赤ちゃんの様子には気を配るようにしましょう。
さてさて、次はお待ちかねのオススメ猫種の紹介です!
オススメの猫っているの?
一緒に暮らすにはもちろん性格の相性は大切。実際に触れ合ってみるのが一番ですが、なかなかそんな機会も少ないし、ペットショップじゃたくさん子猫と遊んだりは出来ないですよね。
ってことで、今回は私が独断で(一応猫には詳しいつもり!ですよ!)乳幼児のいる家庭にオススメの猫種を紹介します!
1.アメリカンショートヘア
まずはこちら!アメショー!
日本で一番人気のある猫種といっても過言ではないのではないでしょうか。
人気があるだけあって、陽気でとっても賢い猫です。
人慣れや動物慣れが早いので、乳幼児のいる家庭や、もうすでに犬猫を飼っているという家庭にピッタリ。
とにかく遊ぶのが大好き!子どもの良い遊び相手になってくれます。
ただ、子猫のうちは遊びすぎて疲れないように気を配ってあげましょう。
また、運動好きなので、キャットタワーを設置してあげると良いですよ!
2.ラグドール
次は大型長毛種!
ゆったりとしておおらかな性格は大型の猫全般に言える特徴です。
我が家で飼っているのもこのラグドール。とにかく飼いやすい!
爪研ぎで壁をボロボロにすることもなく、いたずらもあまりしない、とにかく手のかかる乳幼児のいる家庭にオススメの猫種です。
我が家でも、息子がどんなにちょっかいを出しても乱暴に反撃することはありません(やや迷惑そうにはしていますが…笑)。
毛も絡みづらくお手入れも楽チンですが、長毛種なのでこまめにブラッシング、月一でシャンプーをしてあげると家族のアレルギー予防になります。
3.サイベリアン
またまた大型長毛の猫が続きます。こちらはロシアの純血猫種。
なかなか聞き慣れない猫種ですが、サイベリアンはアレルギーが出づらい猫と言われています。
猫アレルギーの原因となる「Fel d 1」というタンパク質の値が低く、猫アレルギーを持っている人でもアレルギー症状なく飼うことができる場合もあるとか。
子どものアレルギーが心配、すでに家族が猫アレルギーを持っているという人でも比較的安心して飼える猫種です。
写真だとだいぶコワモテですが、大型長毛種の特徴であるのんびり屋さんな性格は健在!
あまり日本では頭数が多くないためお値段は他の猫種よりちょっとお高め。
4.ブリティッシュショートヘア
灰色ブルー系の猫はロシアンブルーなども有名ですが、ちょっとだけ神経質な性格の子が多いため、暴れん坊の乳幼児がいる家庭では、のんびり屋さんで体のがっしりしたブリティッシュショートヘアがオススメ。
一人遊びも好きなため、子どもも猫もどっちも大騒ぎで、この状況かなりヤバい!なんてなることも少ない猫です。
そしてこの愛嬌たっぷりの顔!ずっと見ていても飽きませんね。
穏やかなだけではなく、体がたくましく甘えん坊な面もあるので、子どもが寝た後は思いっきり遊んであげてくださいね!
5.和猫
最後は日本の猫!
和猫とは、昔から日本にいる猫種のこと。ただ現在では純粋な和猫というものはかなり希少で、いわゆる雑種のことを和猫と言ったりします。
この和猫、とにかく丈夫!純血種だと平均寿命が15年弱の猫が多いのですが、20年以上も生きるご長寿猫も!
子どもは何かと体調を崩しやすいですよね、加えて猫も病気がちで…なんてことが少ないのは本当に安心。
性格は毛の色によって違ったりします。
三毛猫はわがままで気分屋さん、茶色トラ(茶色のシマシマ)は甘えん坊でフレンドリー、黒猫は頭が良くて穏やかな子が多い、なんて言われています。
子どもがいる家庭では茶色系猫や黒猫がオススメかも!
ちなみに三毛猫ってほとんどがメスって知ってました?オスの三毛猫が生まれる確率はなんと1/30000だとか!
カンニング竹山さんが主演の「ねこタクシー」に出演した三毛猫のみーすけは、そのとっても希少なオス三毛猫なんだそうですよ。
案ずるより産むが易し!
猫を飼ったらお世話も今の2倍、子どもともうまくやれるかな…なんて同じような心配、子どもを産む前にもしましたよね?
でも産んでみたらバタバタしつつ、イライラもあるけれど自分の子どもは可愛くてしょうがないですよね!猫や他のペットだって同じです。
どんな子がウチに合うかをしっかり考えて、きちんと迎える準備をしてあげれば大丈夫!
猫を家族に迎えたら、子どもと同じくらい愛情を注いで可愛がってくださいね!
comolib Magazine特派員のそういです。
ビリケンさんそっくりな1歳8ヶ月のチビな息子がおります。
息子と一緒に色々なスポットにお出かけして、リアルな体験レポートをお届けします!