日本科学未来館ってどんなところ?プラネタリウムもあるんです!

日本未来科学館とは、東京・お台場にある国立の科学博物館です。最先端の科学技術について、大人から子供までわかりやすく展示しているので、子どもを自然に科学に興味を持たせることができるオススメスポット。

日本科学未来館でどんなことができるのか?子どもにオススメできるポイントをご紹介します。

館長がすごい人なんです!

日本科学未来館の館長は、あの宇宙飛行士毛利衛さん。毛利さんが見た宇宙について子どもにわかりやすく、そして楽しく伝えてくれる展示が揃います。

子どもに宇宙へのあこがれを抱いてもらうのに、ピッタリの人選です。

日本の誇る、一流の科学者が関わっているんです

ノーベル賞を受賞した、小柴教授、山中教授といった日本の誇る科学者が監修した展示が揃っているのがすごい!

みなさん名誉館員になっており、未来館1階シンボルゾーンの壁には名誉館員の皆さんから、来館者に考えて欲しい「問い」が展示されています。それらを見て、考えることで、子どもも未来について考えることができるはず!

地球について学べるんです!

日本科学未来館の象徴ともいえるのが「ジオ・コスモス」。1000万画素を超える高解像度で、宇宙に輝く地球の姿をリアルに映し出しています。サイズは6メートルで、これは本物の地球の約200万分の1。

画面上に雲が流れていますが、これは地球の雲の様子を気象衛星が毎日撮影。そのデータを解析して反映しているもの。いついっても雲の様子は違うんです。宇宙から見た地球の姿を見ることができます。子どもに地球の姿や形、美しさを見せることができる素敵な展示です。

様々なデータが地球の上に描かれるからわかりやすい!

リアルな地球の姿だけでなく、20万年前からの人類の大移動、古地図、現代の道路、航路、鉄道、空路などについて学べる「軌跡~The movement~」や地球上の陸地に都市が占める面積、都市人口、人々の移動や資源など、さまざまなデータを地球上に描く「データで見る都市」など、ジオ・コスモスの上に様々な情報を映し出すことにより、より分かりやすく理解することができる展示があります。

地球の上に描かれることで、子どもにもぐっとわかりやすく、様々な問題を身近に感じてもらえるはず。上映スケジュールを事前にチェックしておくと、気になる展示を見ることができますよ!

子どもに研究者の体験がさせられる!

日本が世界に誇る巨大望遠鏡「すばる望遠鏡」。世界の天文学をリードするもので、本物はハワイにあります。このすばる望遠鏡について学べる展示があり、望遠鏡が星の光をとらえるしくみについて学べるだけでなく、研究者の活動を疑似体験できるシミュレーションゲームが!

研究することのすばらしさ、難しさについて楽しく体験できるから、子どもがきっと科学について興味を持てるはず。

ノーベル賞と関係の深い「ニュートリノ」について学べる!

ノーベル賞受賞で注目が集まった「ニューカミオカンデ」の10分の1サイズの模型やニュートリノについて学べる展示も。「将来、僕もノーベル賞を目指してがんばりたい!」なんて子どもに言われちゃうかも。

素粒子について学べるアニメーションやゲームもあるので、大人でもよく知らない素粒子について楽しく知ることができます。

あの「はやぶさ」の部品も!

映画も作られ、日本中に感動を巻き起こした惑星探査機はやぶさ。あのはやぶさのアブレータなどの部品が展示されており、もう一度あの感動に浸ることができます。

また、はやぶさのような惑星探査機をつくるシュミレーションゲームがあり、惑星探査を行うことのむつかしさを実感できるはず。

深海についても学べる!

宇宙と同じくらい、わからないことが多い深海。深海の探査機や、深海生物の展示で謎の多い深海について興味を持つことができます。

特に小さい子供に人気なのが深海からやってきた「ユノハナガニ」。普段よく見るカニとは違う姿に、子どもも興味津々!

最先端医療について学べる!

日本の最先端医療や、これからの医療について学べる展示も!医学についてわかりやすく学べるから、子どもももっと医療を身近に感じ、興味を持つことができるんです

自分で触って動かしたりする展示もあり、見るだけでなく体感することでさらに子どもに興味を持たせられるのが◎。ノーベル賞受賞で注目が集まるips細胞についても、山中教授監修の展示が用意されており、わかりやすく知ることができます。

全身で体感できる展示で楽しい!

情報化社会について学べる3Fには、見るだけでなく全身で体感できる展示が多いのが特徴。「アナグラのうたー消えた博士と残された装置」では、自分の足元に「ミー」というかわいいキャラが。動くと自分についてくるから子どもが喜ぶこと間違いなし。

こうやって全身で体感することで、言葉だけでは感じることのできない先端の情報科学について実体験することができるから子どももわかりやすいんです。

アシモにも会える!

ロボットが揃う展示コーナーもあるこちら。あのヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」やパーソナルモビリティ「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」など、様々なロボットに会うことができちゃいます。

子どもにロボットとは何か?どんな役割があるのか?考えさせ、その技術に感動させられる展示です。ユニカブ ベータには有料で乗ることもできちゃいます。

プラネタリウムで壮大な世界を体感!

全天周立体視映像とプラネタリウムが楽しめるドームシアターガイアがあり、壮大な宇宙や世界を体感することができるんです。

上映される作品は、日本の誇る第一線の研究者が監修したもの。どれもわかりやすく、迫力たっぷりの映像で宇宙や地球について学ぶことができるんです。

小さな子供連れでも楽しめる!

展示は小学生以上でないとわかりにくいものもあり、小さな子供連れだと楽しめない…なんて思っていては×!日本科学未来館には、小さな子供に科学を体感させられる「おやっこひろば」もあるんです。

ボールを転がしたり、絵を描いたり、未就学児でも楽しめる展示がたくさん。土日祝日にはワークショップも開催され、小さな子供が自然に科学に興味を持つことができるのが◎。

レストランやベビーコーナーもあるから安心!

7階レストラン「Miraikan Kitchen」と5階 カフェ 「Miraikan Café」 があり、食事も楽しめるから一日中遊べるのがうれしい!

また、カフェの奥には 「ベビーズカフェ」があり、授乳スペースやおむつ替えスペース、ミルク用ウォーターサーバーなどが準備されています。赤ちゃん連れでも安心して行けますね!

楽しく遊んで科学に興味を持とう!

楽しく遊びながら、最先端の科学に触れられる日本科学未来館。これからの地球や科学について学ぶことで、子どもの興味の幅を広げてあげられるのがうれしいポイント。

ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

【住所】
東京都江東区青海2-3-6
【営業時間】
10:00~17:00
【休業日】
火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
【入場料】
大人 620円  18歳以下 210円 ※6歳以下の未就学児は無料
【問い合わせ】
03-3570-9151(代表)
【アクセス】
新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分