卒園シーズンですね。わが家の話をすると、長男が保育園を卒業し、4月から小学校へ入学します。親としては、子育ての一つの節目だなと感じて今からしみじみしてます(笑)
周りの方から入学祝いを頂くことも多いでしょう。イマドキのお返しの相場ってどのぐらいなのかしら?
初めてのことなので、失礼のないように入学祝いのお返しについて、しっかり学びたいところです。お返しマナーについてのアレコレを調査しました!
入学祝いとは具体的に言うと
子どもが小学校、中学校、高校、大学といった学校に入学したことを祝って贈られる現金や贈り物です。
一般的には、入学式の2~3週間前頃に身内など近しい関係から頂くことが多いでしょう。
そうは言っても正式な決まりはないので、入学式が済んだ4月に頂いたり、仕事の関係者から贈られたりといったこともあるでしょう。
入学祝いのお返しマナーは?
お祝いを頂いた時に、品物でお返しをする「内祝い」。日本ならではの習慣と言えそうです。結婚式や出産祝い、新築祝いなど、人生の節目には必ずお祝いをいただくもの。それぞれに、内祝いのマナーが存在します。
では、入学祝いではどうなのでしょうか?
実は、七五三や誕生日、入学といった子どもの成長に関するお祝いには、内祝いはいらないと言われています。え?そうなの?と、思う方もいますよね。
しかし、これを額面通りに受け取るのは少々注意が必要。
地域やご親族の風習によって、お返しするのが暗黙の了解となっている場合もあるでしょう。また、そうでなくても、感謝の気持ちを伝える方法としてお返しをしたいと考える方もいますよね。お返しをするかしないかは、ご自身が判断することになります。
お返しの相場は?品物の種類は?
一般的に、お返しは頂いた現金や品物の半額~1/3程度の価格で贈るべきと言われています。
まずは、お祝いが届いた時点ですぐに電話でお礼を伝えましょう。会社の上司や仕事関係の方でしたら、次に顔を合わせた時に直接お礼を述べましょう。それができない場合は、お返しの品に手紙を添えて送るのがベター。
その際、お金でお返しというのはマナー違反!頂いた現金や品物以上の額のお返しもNGです。
食べやすく日持ちがする焼き菓子や紅茶といった食品や、タオルやハンカチといった日用品が選ばれることが多いです。相手の趣味がよくわからない時は、好きな品物を選んで頂けるカタログギフトも人気ですよね。いずれにしても、頂いてから一か月以内にはお返しをしましょう。
のしや手紙は?
贈答品の包み紙にかける水引。結婚祝いや快気祝いの内祝いなど、何度も繰り返したくないお祝いには簡単にほどけない「結び切り」。入学など何度も繰り返すお祝いの内祝いには何度も結びなおせる「蝶結び」にします。
のしにはお子様の名前を入れましょう。小学生ぐらいまでは下の名前のみ。中学生以上からは、フルネームが良いでしょう。
また、入学祝いの意味を考えると、その子の成長の節目を祝ってくれるという気持ちの表れ。相手との関係性によりますが、直接訪問して子どもの姿を見せるというのも喜ばれるのでは?遠方ならば、お子さんの入学式の時の写真などを同封してみてはいかがでしょう。
感謝の気持ちの表現
形式や型を大切にすることは日本の良き伝統ではありますが、本来の意味は相手の好意に対する感謝なんですよね。
その気持ちを表現する方法のひとつが、お返しです。まずは、その基本を忘れずに対応してはいかがでしょうか?それぞれのご家庭の状況や地域の風習があると思います。その中で、これからも子どもの成長を一緒に見守って欲しいという意味も込めて、お返しをしましょう。
入学式前後は慌ただしくなりそうですが、私自身もその気持ちを大事にしたいと思っています!