びゅーーーーーん!!風を切って無我夢中で地面を蹴り、目の前を走り抜ける3歳児。そんな光景を、ここ数年の間にあちらこちらで見かけるようになりました。
走ってる時の子どもたちの真剣な目つきったら!知らない子でも、がんばれーと思わず応援したくなっちゃう(笑)
好奇心旺盛で動き回りたい盛りの子どもたちと、新しモノ好き&カッコイイモノ好きのパパ・ママの好みがマッチングして、ストライダー人気は今や日本でもすっかり定着しました。
そんなストライダー好きっこたちに、ストライダーをますます楽しめちゃう情報をお届けしますよ~ん!
About ストライダー。今さらだけどストライダーって?
ペダルもブレーキもありません。足で地面を蹴って進む、アメリカ生まれの全く新しい子供向けバイクです。
難しい操作が必要なく簡単に扱えることから、2歳~5歳くらいまでの主に自転車に乗る前の子どもたちの間で大流行しています。
パパ・ママの間でストライダーがどうしてこんなに人気が出たのか、理由を探ってみると…。
・平衡感覚を養える
・子どもたちの外遊びの機会が増える
・軽くて扱いやすい
・成長に合わせて簡単にサドル位置を変えられる
・耐久性が優れていてシンプルな構造ながら、デザイン性が高い
こういった理由が多いよう。
ストライダーに乗っていた子どもが自転車の練習を始めたら、あっという間に補助輪なしで乗れるようになったという声もよく聞かれます。
自然とバランス感覚が養われているのかもしれないですね!
とっても楽しい!けれど、ストライダーを安全に乗るためにはこんな注意も
良い事づくしのようですが、そこはスピードが出る乗り物。子どもが乗るからには、やはり注意は必要です。
まずは事前準備を
女の子のスカートや男の子でもスソが太いズボンが、タイヤにからまったりしたら大変。運動に適した服装で遊ばせてあげましょう。
足が地面につくとはいえ二輪の乗り物である以上、転倒もあり得ること。ヘルメットの着用は必須です!ひざ当てなどのプロテクターを着用すると、より一層安心。
どこで乗る?
起伏のない平らな道がある公園がオススメ。年齢の低いお子さまなら、芝生の生えた場所がいいでしょう。転倒しても大きな怪我につながりにくいです。
当然ながら、車の往来が激しい場所や急な坂道、段差や転倒の恐れがある場所、階段付近、プールサイドや水辺付近等、ブレーキがなくスピードが出やすいというストライダーの特性上「あ!ここはあぶない!」という場所は避けましょう。
ストライダーを楽しめる関東のオススメスポット4選
1. ストライダーエンジョイパーク としまえん(東京都練馬区)
都内初のストライダーオフィシャルパーク。全長120mで障害物も設置されている芝生の専用コースです。
【住所】
東京都練馬区向山3-25-1
【アクセス】
西武池袋線/豊島園 駅下車 徒歩1分
【営業時間】
土日祝日、及び学校休み期間 10:00~17:00
【料金】
入園料:大人1,000円、子供500円(3歳未満は入園無料)
コース利用料:1時間300円 3時間500円
レンタル料金:1時間300円(バイク+ヘルメット+プロテクター) 3時間500円(バイク+ヘルメット+プロテクター)
2. ストライダーみなかみパーク(群馬県利根郡)
ヘアピンカーブがあったり、凸凹があったり、アップダウンに富んだ170メートルの円周コース。白樺林の中を走り抜けて気分も爽快!
【住所】
群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
【アクセス】
JR上越新幹線 上毛高原駅 → 〔シャトルバス(約60分)またはタクシー(約40分)〕 → 水上高原ホテル200
【営業時間】
4月下旬~11月下旬(天候等により異なります)9:00~ 日没まで
【料金】
コース使用料1,000円(税込1,080円)/2時間 ※ご宿泊者様無料
レンタル料 500円(税込540円)/2時間 (ストライダー+ヘルメット+肘・膝プロテクター)
3. 秩父滝沢サイクルパーク(埼玉県秩父市)
BMX(バイシクルモトクロス)を楽しむための施設ですが、ストライダー用のキッズコース(約100メートル)もあります。
【住所】
埼玉県秩父市大滝2900-2
【アクセス】
秩父鉄道・三峰口駅から西武観光バス 中津川行きに乗車 三峰口駅から約30分
【営業時間】
4月1日から11月30日まで(冬季閉鎖)9:00~17:00 ※木曜日休場
【料金】
キッズトレーニングコース使用料500円
レンタル料 250円/1時間 (ストライダー+ヘルメット+プロテクター)
4.六甲山カンツリーハウス(兵庫県神戸市)
六甲山カンツリーハウスでは、期間限定でストライダーエンジョイパークがオープン!レンタルもあるので、手ぶらで行ってもストライダーが楽しめます。
六甲山カンツリーハウスでは他にもたくさんのアトラクションがあるので、丸一日遊べちゃいますよ!
【住所】
兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-98
【アクセス】
神戸市バス16系統で「六甲ケーブル下」、「六甲ケーブル山上駅」、「カンツリーハウス」バス停下車
【営業時間】
11/6(日)までの土、日、祝にオープン
※9/24(土)、9/25(日)は除く
10:00~17:00(16:30受付終了)
次なる目標。ストライダーカップにチャレンジしてみよう!
ストライダーでビュンビュン走れるようになったら、大会に出場してみるというのはいかが?全国からストラーダ―キッズたちが集まり、アツい戦いを繰り広げているんです。
ストライダーカップ大会概要
2010年に世界で初めて開催された世界最年少レースで、現在年間4戦が開催されています。みんな一緒に走ることの楽しさや、思い通りに走れなかった悔しさ、勝負に負ける戸惑い…。
普通では、なかなか湧き上がらない感情を子どもたちは感じることでしょう。その経験は、きっと未来につながるはず!
レースの他、遊べるコンテンツやエリアも用意されていて、家族みんなで楽しめるイベントになっています。
◇2015年 第4戦 お台場青海ラウンド(エントリー受付開始)
【開催日時】
11月22日(日)
【場所】
都立シンボルプロムナード公園内
【住所】
東京都江東区青海1
【エントリー方法】
公式HPより、WEBエントリー
こんなにもストライダーに夢中!
パパ・ママ達が子どもだった頃、補助輪なし自転車の練習といえば、「ちゃんと持っててねー!」なんて言いながら、お父さんに後ろをつかんでもらって。
でも、気づいたら手を離されて、なかなか上手に乗れなくて、転んでは泣いて…。そんな感じじゃなかったですか?
その点、ストライダーに乗る子どもたちは積極的。ギュンギュン足で地面を蹴って、どんどん前に進んじゃう。親はただただ見守るだけ。でも、これってすごく自立心を養えそう。
大盛り上がりの大会もあって、本当にいい時代ですよね(遠い目)。おっと、しみじみしちゃった(笑)親子で楽しめそうなストライダーカップ、要チェックですねっ!!