突然ですがみなさん、ジャガイモってどんな風になっているかご存知ですか?
土の中で育ってそれを掘って収穫するんでしょ、当たり前に知ってるよ!と思うでしょうが、最近はマンション育ちでなかなか農作物に触れる機会がなく、ジャガイモは木になっていてそこから収穫する!と思っている子どももいるんだそうです。
子どもだけではなく、自分で農作物を収穫したり、畑の土に触ったことがないというパパママも多いのではないでしょうか?
そんな昨今、話題になっているのが農業体験!普段とはまた違った休日を過ごすことでリフレッシュできる、と幅広い世代に人気。
農業体験を提供してくれるサービスは数あれど、その中で、いま注目なのが「TABICA(タビカ)」というサービス。知ってました?
TABICA(タビカ)ってなに?
TABICAは「地域の暮らしを旅しよう」というコンセプトから始まったサービス。
農業体験や田舎暮らし体験のプログラムが予約できます。
現在の展開エリアは関東地方中心で、電車+バス+徒歩で都心から60分くらいで参加できるプログラムを中心に登録されているのが、首都圏在住者にとっては大変嬉しいところ。
子どもにとっても農業体験は、目新しく楽しい経験になるはず!
ということで、今回はcomolib特派員のそういと1歳9か月の息子が、TABICAの人気農業体験プログラムをレポート!横浜の虹色菜園にお邪魔してきました。
TABICAの農業体験の魅力を余すところなくお届けします!
駅から徒歩5分に広がる農業地帯!
降り立ったのは横浜線の十日市場駅。横浜駅から20分で着きました。
農業体験と聞くと、都心から農園まで車を使って数時間…というイメージですが、目的の虹色菜園はなんとこの十日市場駅北口から歩いて5分!この手軽さは子連れには嬉しい。
十日市場駅の北口で待っていると、TABICAの旗を持った虹色菜園オーナーの木下さんが迎えに来てくれます。
とにかく横浜から電車でたったの20分とは思えないほどの、広い農業地帯!それもそのはず、この地域は積極的な農業の振興のため横浜市が定めた農業専用地区。
この地区の遊歩道の整備など、地区の維持のため横浜では「横浜みどり税」という税金を実施しているんだそう。
この日はとても天気が良かったので、駅から虹色菜園までおさんぽ。
道路横を流れる小川にはザリガニがいて、農業体験で時間があればここにザリガニを捕まえに来たりという体験もできるんです。
そんな話を木下さんとしながら歩いているとあっという間に到着!
軍手持参、汚れてもOKな格好で来ていた私と息子は早速農業体験を開始です。
いちご狩りも!季節を感じる体験ができる
この時期虹色菜園で旬だった作物はいちご。野菜の収穫などの農業体験に加えていちご狩りもできちゃうなんて素晴らしい!
無農薬、化学肥料不使用で育てられたいちごは、甘さが凝縮されていて濃い味。
スーパーで買ういちごって、中が空洞だったり、白かったりしますよね?ここのいちごは中まで赤く熟れて身がぎっしり詰まっています。
いちご大好きな息子は食べる食べる!木下さんの手から次々いちごをとって口に運びます。
10個以上のいちごを夢中で頬張っていました。
「子どもはグルメだから、美味しくなかったら全然食べないからね。」と言う木下さんは、こうやって夢中で食べる子どもの顔を見るのが一番嬉しいんだそうです。
採ったいちごはジャムにして持ち帰ることも!農園内にある小さな小屋で手作り体験ができるんです。
この手作り体験は季節によって内容が変わります。夏は夏野菜を使ったカレー!秋は芋煮!など何回来ても楽しむことができます。
農業体験をする時期によっては、myいちごを植えることもできます。小さな鉢に、ネームプレート付きのいちごがたくさん!
自分たちの植えた苗が実をつけて、それを食べることができるって何だか嬉しい充実感が!ただのいちご狩りだけではない体験もできちゃうのがこの虹色菜園の魅力です。
息子は横でひたすらいちごをパクパク。これでは農園のいちごが食べ尽くされてなくなってしまう!ということでなんとか息子を連れ出して野菜の収穫体験へ!
ジャガイモだけでも3種類!旬の野菜を収穫しよう
ということでまずはジャガイモの収穫を開始。
さすが掘りたてホヤホヤの新じゃが!色が明るくてとっても綺麗です。虹色菜園では、ジャガイモ一つとっても3種類を栽培しているんです。紫とピンクのジャガイモなど、珍しい種類も!
虹色菜園では収穫した野菜をその場でバーベキューにして食べることができるんです。3種のジャガイモの味比べ、なんていうのも面白そう!
息子も掘ったジャガイモの土を落として、カゴに入れるお手伝い。
普段、慣れない場所だとなかなかベビーカーから降りたがらなかったり、私の足にまとわりついている息子が積極的に畑の土を触りジャガイモ掘りのお手伝いをしてるなんて!
と、密かな感動を覚えつつ私もせっせとジャガイモを掘りました。
やはり自然の中で土を触ったり、野菜を収穫したりという体験はこんなに小さな子どもでも楽しいようです。
子どもってどんなに小さい子どもでも「お仕事」が大好きですよね。農業体験では、子どもたちに心ゆくまでお仕事させてあげられるのもパパママは嬉しい!
息子もジャガイモが沢山入った重たいカゴを頑張ってずーっと持ち歩いていました。
そしてお次は玉ねぎ!こちらも普通の玉ねぎと紫玉ねぎの2種類がありました。
本当に栽培している野菜の種類が豊富です。
ちなみにこの紫玉ねぎはその日のうちにスライスしてサラダに。普段は生野菜が嫌いで綺麗に残す息子がスライスしただけの玉ねぎを食べるという奇跡が!本当に子どもって正直。
無農薬、化学肥料不使用でゆっくり育てられているため、いちご同様玉ねぎも味が凝縮されていて甘いんです。
有機野菜ってそもそも味が全然違うんだなぁと改めて実感。安心、安全という面はもちろん、とにかく美味しいという面も選ばれる理由なんでしょうね。
大きなズッキーニもお土産に!次々出てくる野菜に息子も目をキラキラ。
こんなに大きいのですがしっかり身が詰まっていて食べ応え十分!木下さんに教えて貰った、オリーブオイルで炒めてチーズをかけるという簡単メニューは絶品でした。
息子にあげる間もなく、私が全部食べてしまいました。ごめん、息子!
6月からはこんな夏野菜をたくさん収穫して、羽釜炊きのご飯とともに夏野菜カレーを作る、【畑でつくる夏野菜カレー】羽釜でご飯を炊いて、最高に美味しい夏野菜カレーをオーガニック菜園でつくる旅という7月までの限定の旅が開催されます。
自然と人の輪ができる農園に!
いつもは初対面の人になかなか懐かない息子ですが、オーナーの木下さんとはきゃっきゃと楽しそうに遊んでいました。
ここに農業体験に来る人も最初は知らない人同士ですが、体験をしていくうちにどんどん仲良くなってFacebookで繋がったり、一緒に農業体験をリピートしたりと自然と横の繋がりが広がっていくそうです。
きっとフランクで優しい雰囲気で、たくさんおしゃべりしてくれる木下さんの雰囲気がそうさせているんだろうなぁ…と感じました。
勤め先であった十日市場の通信衛星基地局の落ち葉を腐葉土にして、近所の農家さんにあげたことが始まりで定年後に農業を始めたという木下さん。
たくさんの人との繋がりで農園を開いたり、TABICAで農業体験を行ったりそんな経験をしている木下さんだからこそ、農業を通して人と人を繋げることができるんですね!
木下さんとおしゃべりしながら、土を触って、野菜を収穫して…あっという間に時間が過ぎてしまいました!
季節によって顔を変える虹色菜園
最後に…この虹色菜園という名前の由来、なんだと思いますか?
それぞれ旬の時期が違う野菜を育てることによって、虹色菜園では季節によって栽培されている野菜の種類が変わります。
今の時期はズッキーニやそら豆、ジャガイモなどが収穫可能。
もうちょっと夏に近づくとトウモロコシやトマトが色をつけて、農園にまた違った色が加わります。
そして一つの野菜を取っても、数種類の作物が栽培されています。
実は、このたくさんの種類の野菜が虹色菜園という名前の由来。何か一つの作物ばかりを育てるのではなく、虹の七色のように季節によってたくさんの種類を育てることによっていつ来ても新鮮な楽しみ方ができるんです!
子どもも、旬の野菜を収穫したり、土を掘ったり、ただ草むらを走るだけでも、いつもとは違う体験に目を輝かせるはず。
コモリブユーザー限定!1,000円割引キャンペーン実施中!
なんと、今回はTABICAのご厚意で、コモリブユーザー限定で利用代金が1,000円割引になるキャンペーンをご用意いただきました。
TABICAの農業体験で、いつもとは違った休日を楽しんでみませんか?
虹色菜園での収穫体験以外にも、様々なプランが用意されています。ぜひチェックしてみてください!
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