筍の旬は春先にかけて。
ところで、「筍」という字は「旬」と似ています。「旬」は10日間の意味ですが、筍の成長速度が速く、約10日間で数十センチから1mにまで伸長してしまうことからこの漢字が使われるようになったという説もあるそうです。
そんな、旬の味わいを楽しむには、是非たけのこ掘りから体験してみたいところですね。
たけのこ掘りを楽しもう
たけのこの旬の時期はとても短く、通常は水煮などを利用する家庭が多いと思います。子供にとってはたけのこがどんな風にはえているのか、また、元々はどんな形だったのかとてもイメージしにくい食材です。
自然の中で、実際に自分の目で見て、自分の手で掘り起こす体験は子どもにとっても大人にとっても非常に貴重な体験。
実際にたけのこを掘って、さらにそれを調理して食べてみると、たけのこの美味しさもまた格別に味わえることでしょう。
１．福岡県 福岡市 筍わくわく収穫体験
福岡市西区にあるかなたけの里公園で行われるたけのこ掘りの収穫体験イベントです。専門の指導員がついて、説明もしてくれますし、質問にも答えてもらえますので、初心者でも安心して参加できます。
今年は4月11日に開催予定。園内のたけのこを収穫し味わう体験が出来ます。
なお、事前受付が必要となります。
【住所】
福岡市西区大字金武 字の菅1367
【営業時間】
7：00～19：00（公園開園時間）
【料金】
１組１，０００円＋１人３００円の体験料
【電話番号】
092-811-5118
【アクセス】
福岡都市高速道路「野芥ランプ」から約5km、「福重ランプ」から約6km。
金武交差点より糸島方面へ約400m
２．広島 たけはら竹祭 小吹たけのこ狩り
5月3日4日に行われるたけはら竹祭で行われるたけのこ狩りのイベントです。
小吹のたけのこは品質の良さが自慢。県内外へ出荷されるほどです。普段は団体客へのみの営業となっていますが、この2日間は個人客でも参加可能。このチャンスをお見逃しなく。
入園料は1000円で袋の中に好きなだけ持ち帰ることが出来ますよ。
【住所】
竹原市 小梨町小吹
【営業時間】
10：00～14：00
【料金】
1,000円
【電話番号】
0846-22-7125
【アクセス】
山陽自動車道河内ICより車で約30分
３．兵庫 古川農園 たけのこ掘り
淡路島にある古川農園では、春はたけのこや山菜、夏にはびわ、秋にはみかんや、芋、栗など年間を通してさまざまな収穫体験が出来ます。4月上旬頃から収穫が可能となります。
収穫した筍は市場での卸値での買取となります。通常の小売価格に比べるとかなりの安値！これもまた嬉しいですね。
【住所】
兵庫県淡路市岩屋３１８７－１
【料金】
小学生以上500円 3歳以上100円
【電話番号】
0799-72-4192
【アクセス】
淡路インターチェンジから約800m
４．京都 長岡京 たけのこ掘り体験
毎年4月に行われるイベントです。観光協会が1年間かけて整備した竹林にて行われますので安心です。事前申し込みが必要な他、参加は小学校4年生以上となっています。なお、3年生以下は見学として竹林に入ることが可能です。
参加者には大人は約2kg（おおむね3本程度）、子ども（中学生以下）は約1kg（おおむね2本程度）のたけのこを持ち帰ることが出来ます。
【住所】
京都府長岡京市光明寺～乙訓寺
【開催日】
4月4日（土）7日（火）11日（土）14日（火）18日（土）21日（火）
【料金】
大人2000円 子ども（中学生以下）1000円
【電話番号】
075-951-4500
【アクセス】
阪急バス NO.20・22 「長岡第二中学校前」 下車。 北へ徒歩約 10 分。
５．千葉 平沢たけのこ村 たけのこ掘り
千葉県内は関東圏の中でもたけのこ掘りが盛んな地域です。中でも大多喜町内にはいくつかのたけのこ農園がある千葉県内でも本場とされる地域。
平沢たけのこ村はそんな大多喜町の中でも自然豊かな平沢地区にあります。豊かな自然環境の中で自分でとったたけのこはきっと格別な味がすることでしょう。
【住所】
千葉県 大多喜町 平沢947
【電話番号】
0470-84-0424
【アクセス】
いすみ鉄道西畑駅から送迎バスがあり（要予約）
いすみ鉄道総元駅から車で10分
６．東京 世田谷区 たけのこ掘り
世田谷区内にあるふれあい農園にてもたけのこ狩りが可能となっています。4月中旬から下旬の開催が予定されています。
料金や開催日はそれぞれの農園により異なり、事前申し込みが必須となっています。
申し込みは区で一括して取りまとめ、抽選結果が後日案内されます。
【開催場所】
区内ふれあい農園
【料金】
800円～900円程度（農園により異なる）
【電話番号】
せたがやコール 03-5432-3333
７．東京 橋本竹の子園・日の出山荘直売所
東京都日の出町でもたけのこ狩りがさかんです。橋本竹の子園は日の出山荘駐車場の北側にあるため車でのアクセスも楽。さらに小さな子供や初めての人でも掘りやすい立地で、お薦めです。
事前予約が必要となっていて、道具の貸し出しや掘り方の指導もあり安心です。
また、山荘駐車場では地場の農産品などが販売されていて好評です。
【住所】
東京都西多摩郡日の出町大久野5227
【営業時間】
9：00～16：00（公園開園時間）
【料金】
1kg400円
【電話番号】
042-597-3478
【アクセス】
都道251号青梅日の出線
８．長野 たかぎ農村交流研修センター たけのこ狩り
4月下旬から5月中旬にかけて、村内の孟宗竹林での竹の子狩りが可能です。センターへの事前予約が必要となっています。喬木村は長野県の南部に位置し、寒暖両地方の農作物が楽しめます。
たけのこだけでなくイチゴやブルーベリー、さくらんぼにりんごなど色々な果物狩りを楽しむことも出来ますよ。
【住所】
長野県下伊那郡喬木村1440-1
【料金】
400円／kgで量り売り
【電話番号】
0265-33-3999
【アクセス】
中央自動車道飯田I.C.から20分、松川I.C.から25分
９．宮城県 丸森町 耕野たけのこ祭
5月上旬には宮城県丸森町で耕野たけのこ祭が開催され、たけのこ掘り体験＆直売会が行われます。
たけのこ掘りのほかにもたけのこご飯や煮物などの販売も行われています。たけのこ掘りに参加するには事前予約が必要です。
なお、収穫後、放射能測定の見学付き。測定し、基準値を下回ったもののみ販売します
【住所】
宮城県伊具郡丸森町耕野字小屋舘7-4
【料金】
300円（参加料／保険代込み）
【電話番号】
0224-72-2134
【アクセス】
県道105号線沿い
10．北海道 笹の平たけのこ自生園
士別市、比布町にまたがる「笹の平たけのこ自生園」は国有林を開放してのたけのこ狩りとなります。
広大な林野となりますので、入園ルートも４つ、広さも450ヘクタールと桁違いの規模ですが、巡視員の配置、案内板などの各標識類の設置、一般開放区域の周囲線などの刈り払い、駐車場、トイレなどの整備など安全対策は万全です。
【営業時間】
8：00～14：30（入園は12時まで）
【料金】
1000円（小学生以下無料）
【電話番号】
050-3160-5745 050-3160-5735
【アクセス】
士別市側から入園の場合…和寒林道を利用
比布町側から入園の場合…協和左股林道と和寒林道を利用
愛別町側から入園の場合…協和左股林道と和寒林道を利用
士別市朝日町側から入園の場合…甲一線林道を利用
たけのこ狩りを安全に楽しむために
たけのこ狩りは期間限定のイベントや予約必須なところが多くなっています。というのも、山野で行われるため安全対策が必要となるからです。
事前予約の際には準備が必要なものなどを必ず確認し、当日は安心して楽しめるようにしたいですね。
穫ったたけのこを子どもと一緒に料理するのもまた楽しいかも！
