寺子屋で歌舞伎を学ぼう!将来は役者になれちゃうかも?

みなさんは寺子屋をご存知ですか? そう、歴史の授業で出てきた学校のようなものです。

江戸時代に読み書きや計算、道徳を教えていた場所なんですよね。

もちろん現代には寺子屋はありませんし、着物を着ることも、昔ながらの慣習に慣れ親しむこともほとんどありません。しかし、私たちは日本人!かつての文化や芸事を学んでみるのも大切なことなんです。

歌舞伎を習ってみませんか?誰でも出来るって本当!?

歌舞伎を始めることによって、自分たちの国についてしっかりと学び理解することで、海外の文化や習慣にも関心を持ち、世界に羽ばたくことができるようになると思います。

そこでオススメなのが、歌舞伎の役者を育てているこども歌舞伎スクール寺子屋なんです!

400年もの歴史がある歌舞伎。テレビで見かける歌舞伎役者等を見ていると、一族で歌舞伎をしているので、歌舞伎役者の家系でないと歌舞伎役者にはなれないような感じがしますよね。

実はそれは間違いなんです。

歌舞伎は家柄に関係なく、また子供の場合は男性だけでなく女性も歌舞伎役者として活躍することができるんです。

誰でも始めることができるのなら、日本の礼儀作法や立ち振る舞い、心構えなどを身につけることができる歌舞伎を始めてみるのも良いと思いませんか?

こども歌舞伎スクール寺子屋では何をしているの?

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大きく分けて松竹梅の3コースがあり、梅と竹のコースで基礎を学び、松コースで本格的に歌舞伎役者を目指して演技等を学んでいけるようになっています。

梅(受講料11000円)

4歳~小学4年生までのお子さんが年間30回(月に3回)の90分の歌舞伎の稽古を行います。

浴衣の着付けに始まり挨拶の仕方や立ち振る舞い発声や所作、すり足や扇子の使い方、歌舞伎の楽しみ方など歌舞伎役者として必要な事を一から教えてくれるんです。

歌舞伎のことがよくわからないという親御さんでも、お子さんんと一緒に歌舞伎について学んでいけますし、何より自分の知らないような日本の慣習や礼儀作法を学び伝えられるのがポイントですね。

竹(受講料13000円)

4歳~小学4年生までのお子さんが年間30回(月に3回)の90分の歌舞伎の稽古を行います。

梅コースでの受講が完了し、さらに発展した演技指導や所作などを学んでいくコースとなっています。

台詞を読む練習をしたり、梅コースではやらなかった日本舞踊の勉強ができるので、梅コースで礼儀作法を学び歌舞伎に興味を持ったら続けていきたいコースですよね。

松(チケット制)

小学校6年生までのお子さんんが受講可能で、1講座60分のチケット制のコースです。

基礎復讐はもちろん、本格的に歌舞伎役者を目指しているお子さん向けに行われているものになります。

入会金は50000円で更新料は10000円なので、よくあるキッズスクールと大差のない金額で始められるのは嬉しいですよね。日本の文化や芸事について学ばせてあげたいと考えている人にはピッタリだと思います。

片岡愛之助さんも特別講師で指導してくれる!?

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2015年の8月12日に、寺子屋の授業の様子を体験見学できるワークショップが開催されたのですが、指導していたのはなんと片岡愛之助さん

原液の歌舞伎役者が指導してくれる機会もあるなんて、より一層歌舞伎への興味も沸いてきますし、関心も持てそうですよね。

ワークショップでの片岡愛之助さんの指導はゲスト講師ということで、めったにない特別な授業なんです。しかし、寺子屋で歌舞伎を学び、歌舞伎の舞台に上がる時には、現役の役者と肩を並べることになるわけですし、有名な役者に会うのも夢ではないんですね。

未来の歌舞伎役者になれる!?

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松竹梅の3コースに分かれて授業があるこども歌舞伎スクール寺子屋。本当に歌舞伎役者を目指す人は、松コースまで進み、舞台経験を重ねていくことが重要です。

こども歌舞伎スクールの公式サイトでも、受講すればだれでも歌舞伎役者になれるわけではないということが書いてありますが、本気で取り組んで歌舞伎と向き合っていけば未来の歌舞伎役者を育てることができるかもしれませんね。

日本の心や芸術を学ぶ所として寺子屋に通うのも良いでしょうし、本気で歌舞伎役者を目指して寺子屋に通うのも良いと思いますよ。

歌舞伎アカデミー こども歌舞伎スクール「寺子屋」

【住所】
東京都中央区銀座4-12-15
【電話】
03−5550−1678
【アクセス】
東京メトロ日比谷線/都営浅草線「東銀座駅」下車すぐ