東京で楽しめる梅まつり5選!見ごろはいつ?

寒さが厳しい2月ですが、それでも自然は少しづつ春を迎える準備を始めます。そんな季節に花開くのが梅。澄んだ冬の空気の中で可憐に咲く梅の花は、どこか健気で私たちの気持ちを和ませてくれます。

そして東京各所にある梅の名所では、梅まつりが開催されます。東京のおすすめ梅まつりを5つご紹介!

梅の見頃はいつ?

東京の梅の見頃は、2月〜3月。桜よりも少し早い、まだ寒さの残る時期に見頃を迎えます。

桜のお花見とは違い、季節は冬!屋外に長時間いることになるので、防寒対策はしっかりとしていきましょう。

3月の上旬には、早咲きのものはすでに散り始めてしまうので、満開を見たいなら2月中に訪れるのがおすすめですよ!

1.湯島天神 梅まつり

江戸時代から梅の名所として庶民に親しまれてきた湯島天神。梅園には、300本あまりの梅の木があり、初春の風景としてニュースや情報番組でも取り上げられる定番の観梅スポットです。

梅まつりでは、野点や神輿、奉納園芸といった日本の伝統を感じられる催しものから、カラオケコンクール、全国各地からの物産展など訪れる人が楽しめるような娯楽行事も予定されています。毎年多くの人々が訪れる、都内でも人気の梅まつりです。

【開催期間】
2月8日(月)~3月8日(火)
【開催場所】
湯島天満宮(湯島天神)
【住所】
東京都文京区湯島3-30-1
【問い合わせ】
03-3836-0753
【交通】
地下鉄千代田線湯島駅3番出口徒歩2分
地下鉄銀座線上野広小路駅徒歩5分

2. 小石川後楽園 梅まつり

plum-721965_640

元は、江戸時代初期の水戸徳川家の屋敷の庭として造られ、二代目藩主光圀の代に完成した庭園です。光圀と言えば「黄門様」として知られる人物。

梅まつりでも、水戸の梅大使が参加したり、黄門様の衣装を着ての記念撮影ができるコーナーがあったりと、例年黄門様に関わる企画が催されています。

他にも、江戸太神楽や江戸糸あやつり人形など、江戸時代から続く伝統芸能も披露されるので、江戸の文化に触れるチャンスでもあります。

【開催期間】
2月11日(木)~3月6日(日)
【開催場所】
小石川後楽園
【住所】
東京都文京区後楽1-6-6
【問い合わせ】
03-3811-3015
【交通】
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分

3. 亀戸天神社 梅まつり

明治時代まで、本社である九州の大宰府天満宮に対して、東の宰府として「東宰府天満宮」と呼ばれていた亀戸天神社。

梅の花を好んだという菅原道真公を祀っているということで、境内には白梅・紅梅合わせて300本もの梅の木が植えられています。

梅まつりの期間には、咲き誇る梅の花を愛でに多くの人が訪れ賑わいます。

【開催期間】
2月13日(土)~3月13日(日)
【開催場所】
亀戸天神社
【住所】
東京都江東区亀戸3丁目6番1号
【問い合わせ】
03-3681-0010
【交通】
総武線亀戸駅下車 北口より徒歩15分

4.芝公園 ウメまつり

3c835c2be48fdb8b2aa079c089593e27_s

元々は新宿にあった梅林が明治時代に芝公園へ移植されました。かつては、この梅林を「銀世界」と呼んでいたそう。

その梅林で行われるウメまつりでは、野点や琴の演奏などを梅の香りに包まれながら風流に楽しむことができます。東京タワーの間近というロケーションの良さも圧巻!

【開催期間】
2月19日(金)、20日(日)
【開催場所】
芝公園
【住所】
東京都港区芝公園1~4丁目
【問い合わせ】
03-5770-6837
【交通】
JR「浜松町」下車 徒歩12分
都営地下鉄三田線「芝公園」(I05)下車 徒歩2分

5. せたがや梅まつり

650本もの梅が植えられる羽根木公園。230本もの紅梅、420本もの白梅を見ることが出来ます。

梅まつり開催期間には、筝曲演奏や俳句講習会、野点といった催し物の他、園芸市、梅ようかん・梅大福といった梅にちなんだ菓子の販売も行われます。

「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにしたプレーパークもあるので、はしゃぎ回りたい子どもも楽しめるでしょう。

【開催期間】
2月11日(木)~3月6日(日)
【開催場所】
羽根木公園
【住所】
東京都世田谷区代田4-38-52
【問い合わせ】
03-5431-1822
【交通】
小田急線梅ヶ丘駅下車徒歩5分
井の頭線東松原駅下車徒歩7分

梅を愛でて早春の息吹を感じよう

桜と違い、どちらかと言えば静かにゆっくりと花を眺めるという感のある梅。訪れる人も宴会モードではないので、子連れには安心かもしれないですね。

梅の木の下で抹茶をたしなむ「野点」は、だいたいどの梅まつりでも行われるようです。ある程度年齢の高いお子さんには、こういった日本の伝統文化をこの機会に体験させてあげるのもいいのでは?

一足先に春の風情を感じに梅まつりへ足を運んでみましょう!

東京在住。やんちゃ盛りの5歳の男の子と、「魔の」2歳女の子、2人を子育てしながら、家事に育児に仕事に奮闘するワーキングマザーです。
WEB媒体のコンテンツを中心としたライター業で精進中!