羽生結弦さんや浅田真央さんなど、注目選手が多いフィギュアスケートの世界!ルールなんて細かいことを知らなくても、魅了される美しさがありますね。
毎年、オリンピックに匹敵する程の大きな大会「世界フィギュアスケート選手権」が行われますが2016年はボストンで行われることが決定しています。12月27日には日本代表選手も発表され、盛り上がってきているのです!
ここでは、世界フィギュアスケート選手権の概要や、子供と楽しむポイント、日本代表についてお伝えしていきます。
氷の上の芸術とも呼ばれるフィギュアの世界大会、楽しみ方をチェックしてみくださいね。
世界フィギュアスケート選手権とは?
世界最高峰のスケーターが集まり、年間のトップを決める大切な大会なのです!始まりの地は1896年のロシア・サンクトペテルブルク、その後は五輪開催年も含め毎年開催している伝統ある大会。
初期は男子シングルのみでしたが、1906年に女子シングル、1908年にはペアが、1952年からアイスダンスが加わり現在は4種目あります。国や地域ごとに1種目最大3つの出場枠がありますが、何枠取れるかは前年の世界選手権の成績で決まります。
日本代表選手は誰?
男子シングル
2016年の男子シングルは2枠なので、選手は2人、羽生結弦さんと宇野昌磨さんです。
羽生結弦さんは2014年ソチオリンピック男子シングル優勝で人気が爆発!実力もさることながら端正なマスクや、丁寧な物腰で「ユズリスト」と呼ばれるファンも多いようです。
宇野昌磨さんは2015年全日本選手権2位の実力の持ち主!現在18歳と若いながら音楽を捉える能力が高く表現力に定評があります。
女子シングル
女子シングルは3枠をゲットしており、宮原知子さん浅田真央さん本郷理華さんの3選手が出場します!
2014年、2015年全日本選手権優勝の宮原知子さんは4歳からスケートを始め、スタミナと努力には定評がありこれからの活躍も期待される17歳です。
浅田真央さんは 2010年バンクーバーオリンピック銀メダリストで2014年ソチオリンピック日本代表や2008年、2010年、2014年世界選手権優勝など世界も認める実力の持ち主です。ストイックにスケートに向かう姿には多くの人が心を動かされています。
「フィギュアスケート女子の新星」といわれる本郷理華さんは、長い手足を使ったダイナミックな表現が魅力で2015年世界選手権ではすべてのスピンとステップでレベル4を獲得している実力派です。
ペア
須藤澄玲とフランシス・ブドローオデのペアが出場します!新しいペアながらケベックサマーのペアSPで49.56点をとり5位入賞するなど、これからが期待されています。
アイスダンス
アイスダンスはまだ代表選手が決まっておらず、今後の国際大会の結果次第で決定しています。
今のところ有力なのは、クリス・リード&村元哉中や平井 絵己&マリオン デ・ラ・アソンション ペアでしょう!
子供と楽しむポイントは?
華やかな衣装やダンスは女の子が大好きなお姫様的要素もあり、特にペアの演技は見ているだけで面白いという子も多いでしょう。
前哨戦のショートプログラム、本番のフリーもいいですが、採点に入らないがゆえに自由度の高いエキシビションは見ていて一番面白いプログラムといえます。
小道具と使ってみたり宙返りを披露するなど一風変わった構成も多く、純粋に見ていて面白い!テノール歌手や楽団を呼んで生演奏でのスケーティングなんて例もあるくらい派手で芸術的なスケートに出会うことができる可能性が大きいのも特徴です。
習い事として始める子も増えている!
高額なイメージがあるフィギュアスケートですが、手頃な価格で始められる教室もでてきています。最近のフィギュアスケートブームで習い事として始める子も増えてきているようです。
そういった子は、テレビでフィギュアスケートをみて興味を持ったという子も多くいます。習い始めたら意外と適性があって!なんてこともあるかもしれませんね!