こんにちは!comolib Magazine特派員のそういと申します。
生後4ヶ月のデカめの息子がおります。これから私と息子で気になる子育てスポットに出没し、リポートしていくのでよろしくお願いします!
今日はその第一弾!
ママたちは悩んでいる!
ところで、皆さんは児童館とか行った事あります?
私はないです。あんまりおもしろくなさそうだなーと。
遊び回る息子をひたすら目で追い、申し訳程度に置かれた婦人雑誌に目を落とす。雑誌に飽きてふと顔を上げると同じ状況であろうママさんと目が合うわけ。
「あ、こんにちはー何ヶ月なんですか?」「ウチは7ヶ月ですのよ」あははうふふなどとおあつらえ向きのやり取りもつかの間、次第に続かなくなる会話。(すべて私の偏見の入った想像)
ああ、めんどくさい!だったら家で息子と二人でゴロゴロ遊んでた方がいいわー!
でもそんな息子もいつでも私の味方ではないわけです。
夜泣きしたり、いちいち吐いて困らせてみたり。しかし内向的な私には相談できるママ友なんかいないわけです。ひたすらYah○○!知恵袋先生に頼るしかない生活です。
相談出来る人もいない、子どもと遊びに行ける施設は基本子どもありきの場所ばかり!ちょっと自分の行きたい場所に遊びに出かけると、まぁこんなところに赤ちゃんなんか連れて!とヒソヒソされやしないか…
そう考えているのは私だけではないはずだ…でもそんなママたちの悩みを解消してくれる場所があるんですよ。
それが今回の潜入先、練馬ママ漫画ルーム「よんこま」です!
ママのための娯楽スペース「よんこま」に到着
西武池袋線、大江戸線の練馬駅北口から徒歩4分、私が到着すると皆さんすでに漫画を夢中で読んでいらっしゃる!
そして赤ちゃんがいっぱい!かわいい!
ここ練馬ママ漫画ルーム「よんこま」は、ハイハイ前までの赤ちゃんを持つママと妊婦さん専用の娯楽スペース。
パパは入場禁止のため、皆さん授乳ケープなしで授乳しておりました。
楽!すごい楽!
料金は一日1200円。自分の名前が書いてあるポケットにお金を入れれば支払い完了です。
さて、あとは漫画読み放題、授乳し放題です。
哺乳瓶のママのためにポットも置いてありました。
これはほんの一部。お部屋の全面に漫画が置かれています。
赤ちゃんを連れて漫画喫茶に行くのもなんだか気が引けますからね。これだけ漫画が揃っているのは嬉しい!
ジャンルは子育て系、恋愛系が中心です。
さて、「よんこま」を楽しんでみましょう
私も早速一冊選んでみました。
漫画好きな私は思わず取材も忘れて真剣に読み込む…寝ている息子をカーペットに置きっぱなしでひたすら読む。
いくら寝ているとはいえ、赤ちゃんをカーペットに置いて漫画にふけるなど自宅以外では人目を気にしてしまいがちですが、ここではOKなんです。
皆そうですから気にしません。赤ちゃんがギャン泣きしてもお互い様です。
お隣には禁断の恋を描く砂の城をママと熟読して、なんとも優しい笑みを浮かべる女の子。早熟!大人っぽすぎる。
女性を見れば鼻の穴をふくらましてヘラヘラ愛想を振りまく我が息子との圧倒的な差を見せつけられた瞬間。
他の赤ちゃんの様子を見れたり、自分の子どもより生まれの早い赤ちゃんを持つママとお話できたりするのも教えられることが多くて救いになります。
お話してたと思えば、次の瞬間にはそれぞれ漫画を読んでいたり、ゆるーく過ごせる空間です。
漫画を読んでいると、よんこまを運営されているうえきさんがちょこちょこお話しにきてくれます。すでに2人のお子様がいるうえきさん。子育てや、子どもの病気に関しても気軽に色々教えてくれます。
この日のうえきさんは仮装用のカチューシャを持って赤ちゃんの撮影をしてくれていました。せっかくなので息子と私も撮ってもらいました。が…
こんな時に限って憮然とした表情を崩さない息子。目線すらくれない。
目も開いてない…まぁいいか…
突然始まるダンスタイム
編み物教室や、ベリーダンス講座など毎日様々なイベントが用意されているよんこま。
今回は歌のお姉さんもとい、うえきさんによるダンス講座。
赤ちゃんをカーペットにおいてママたちがダンスを楽しむ光景!異様に感じますがこれでいいんです。ここは子どもありきの児童館ではなく、ママが楽しむ場所ですからね。
この日のナンバーは多数決によりPerfumeのチョコレイトディスコ。皆さん結構本気で踊っています。
もちろん踊らないで黙々と漫画を読むも問題なし!何をしても自由です。(実際、私は漫画が気になっていたのでちょいちょいダンス中、漫画に浮気していました)
「よんこま」には卒業なるものがある!
赤ちゃんがハイハイできるようになったらよんこまは卒業です。
最後はみんなでお別れの歌を歌って卒業を迎えるわけですが、潜入取材のこの日、たまたま卒業のママさんがいらっしゃいました。
これはハイハイなのか?いやまだだろう!と数回ねばったらしいです。その粘りたくなる気持ち、わかります。そのくらい心地よい空間です。
赤ちゃんがハイハイできるようになったら卒業というルールのため、客層のサイクルが早く、ママたちのグループができあがりすぎないのも、心地よさを作っている一つかもしれません。
もっと増えて欲しい、こんな場所
核家族化によって子育てで頼れる人が少ない中頑張っているママたち。母親はこうあるべきだという考えに悩んでいるママたち。
誰かに相談したいけど、人見知りだしママ友的なのはちょっと苦手…「よんこま」はむしろそんな人たちにピッタリな場所だなと感じました。
お話したいときはお話する、漫画を読みたいときは漫画を読む、お互いに干渉し合わないゆるい空間は来てくれているママたちが作ってくれていると店主であるうえきさん。
もっとこんな風に堅苦しくなく世の中のママたちが楽しめるオアシスのような場所がもっとできてほしいなぁとしみじみ感じた一日でした。
comolib Magazine特派員のそういです。
ビリケンさんそっくりな1歳8ヶ月のチビな息子がおります。
息子と一緒に色々なスポットにお出かけして、リアルな体験レポートをお届けします!