洗濯物が乾きにくい冬、ジーンスなんて永遠に乾かないのでは?とため息が出ることもあります。晴れている日、一日干しても洗濯物はパリッと乾かないのはストレスに感じる方も多いのではありませんか?しかも、太平洋側は晴れ率は高いけど、日本海側のジットリ率ときたらもう大変です。
そこでおすすめなのは「夜洗濯」!前日の夜に洗濯して下干しをして朝に本干しするのですが、思ってもみない効果もあり目からうろこが落ちる思いです。
やり方は簡単で効果は抜群!冬の乾燥対策にも効果アリの夜洗濯、試してみませんか?ここではやり方や効果について詳しくお伝えします。
夜洗濯とは?
その名の通り、夜洗濯をすることです。夜のうちに洗濯をして下干しをしておくと翌日乾きがいい、と考えると分かりやすいでしょう。また、夜のうちに洗濯し部屋干ししておくと乾燥した室内を潤す加湿器の役割を果たし、室内もお肌も潤い一石二鳥です。ただし、集合住宅の場合は時間帯に気をつけなければなりません。
夜洗濯の注意点
干す場所は?
特に普通の洗濯と変わりありませんが、干す場所には注意が必要です。湿気は真下に溜まりやすいため、カーペットや畳の上で干すのは控えましょう。どの位しけるのかを確かめたい場合は、洗濯物の下に新聞紙を敷いておくとしけり具合が確認できます。
また、キッチンなど洗濯物がにおいを吸収しやすい場所もNGです。
柔軟剤は程々に
柔軟剤は控えめにすることをおすすめします。最近は柔軟剤ブームですが、使用法によってはにおいがきつすぎる場合があります。部屋干しともなると、部屋の中でケミカルなにおいが充満するためにおいに敏感な方は気分が悪くなってしまう恐れがあります。
においの強すぎない柔軟剤を選び適量利用する分には問題ありませんが、少し気をつけることを心掛けましょう。
夜洗濯のコツ
干し方のコツはなるべく隙間を空けることです。空気が通ると乾きやすくなるので、なるべく一枚一枚の間隔を空けて干します。もう一つは空気の流れやすい場所に干すことです。
窓際は風の流れが留まりやすいことや、壁の素材によっては湿気を吸い込んでカビの原因になるためなるべく部屋の中央に干すよう心掛けましょう。
グッズを活用
下干しして翌日は干し替えなければならず、チョッピリめんどくさいですね。そこでなるべく手間を減らせるような物干し台を選びましょう。
おすすめはキャスターの付いたタイプで、朝になったらこのままベランダに出してしまえば干し替えの必要もありません。これなら、移動の時にママ1人でも重たくないし、手間も減らすことができますね。
もっと乾きやすくするには?
湿気ったまま長時間おくと雑菌が繁殖し、生乾き臭のもとになります。これではせっかくの夜洗濯も台無しですね。そこで、おすすめはサーキュレーターや扇風機で風を送ることです。首振り機能を利用し、まんべんなく風を当てることがポイントです。
乾燥対策にも有効
冬は乾燥の季節で、肌や気管支のために加湿器を利用しているご家庭も多いですね。しかし、加湿器は上手に選んでマメにお手入れをしないとカビが発生し室内に潤いだけでなくカビの胞子をばらまくことになります。
アレルギーや気管支が弱い子供がいる場合、悪化することも考えられるため注意が必要です。しかし、洗濯物の湿気で乾燥している室内を潤す場合には、加湿器の電気代やお手入れは必要ありません。無料で、手間なしな加湿器代わりに夜洗濯をおすすめします。
柔軟に対応しましょう!
トレーナや厚手のズボンだけ夜洗濯を活用する!など、ご家庭の事情にあわせて柔軟に取り入れていくことをおすすめします。もし、毎日大量に夜干しをする場合には、冬でも湿度が上がりすぎてしまう可能性があるため湿度計でチェックし、60%以上ならその日は夜洗濯をお休みするようにしましょう。
さまざまな注意点をお伝えしましたが、基本は夜下干し、朝本干しすると洗濯物がよく乾き加湿器の代わりにもなるから便利!といった簡単なものです。注意点を守ればアレンジを加えてもOK!ぜひお試しください。