北海道立文学館は、緑豊かな中島公園の一角に建っています。北海道にゆかりのある作家の文学作品、雑誌、文学資料、創作ノート、日記、書簡、スクラップブック、色紙、短冊、絵画、愛用品などを収蔵、展示しています。他にもアイヌ民族の文学や小説・評論、詩、短歌、俳句、川柳、児童文学などを紹介している常設展も観ることができます。公園内には明治初期の洋風建築の「豊平館」や、世界的な水準の音響施設を備えた音楽ホール「キタラ」などの文化施設もあるので、散策しながら見学してみてはいかがでしょうか。
かつて炭鉱で栄えた、夕張。そんな町にある国内最大級の石炭の博物館。炭鉱の歴史が展示されているのですが、その情報量に驚愕。炭鉱の説明だけでなく、日本のエネルギー産業が詳しく説明され、日本の歴史や生活の変化について考えさせられる内容となっています。更に、この博物館では本物の炭鉱を探検できます。過去に実際に使用されていた坑道を、ヘルメットを着用して進み、途中途中に展示されている作業している人形を見ていくのですが、中の温度や音が工夫されており、工夫達の気持ちがリアルに体験できます。見るだけでなく全ての感覚を使って体験ができるので、子どもを連れて行くにもとても良い博物館です。
国登録有形文化財に指定されている北海道屈指の歴史的建造物。樹齢100年以上の赤松がある正面玄関を一歩中に入るとそこは大正時代にタイムスリップ。四季の移ろいを心地よく感じる美しい日本庭園。春には牡丹祭りが開催され、400株の牡丹としゃくやくが庭園を彩ります。貴賓館一階ホールの天井には北海道ゆかりの日本画家による豪華絢爛な天井画が描かれています。食事は庭園を眺めながら、心落ち着く和室で小樽の風情豊かな料理を堪能できます。
戦国時代の英雄・伊達政宗の生涯が蝋人形で再現されている歴史博物館。波乱に満ちた政宗の生涯を等身大の蝋人形を使って、25の名場面を忠実に再現しています。 文章を読みながら、要所要所のシーンでは音声ガイドが流れるので、子どもでも飽きずに見ることができます。騎乗の政宗像は、今にも走り出しそうなリアルさで、他に太宰治、棟方志功、宮沢賢治、野口英世など、東北が生んだ偉人たちの蝋人形を展示していて迫力満点です。
昭和25年に発掘された続縄文時代の刻画がある洞窟遺跡。約800点の刻画が保管されています。壁画には角や翼を持つ人や、動物などが描かれ、狩りの儀式をしていたという説が有力です。洞窟は保護施設の建物で覆われていて、 トイレやお土産売り場もあり、子ども連れでもゆっくり見学が可能。歴史や壁画についてボランティアガイドの人が無料で説明をしてくれます。(希望制・所要時間約5分)
奥尻島津波館は、平成5年7月12日に起きた北海道南西沖地震の記憶と教訓、復興支援への感謝を後世に伝えるために造られた施設。テーマ別に7つの展示スペースを設置し、災害の様子と復興までを伝えています。災害によってなくなられた198名を悼む「198のひかり」や地震の発生メカニズムから災害の規模、そして復興への姿がつづられたドキュメント作品を観ることができる「映像ホール」などがあります。地震について学ぶことのできる施設は、地震の多い日本にはとても大切な場所です。奥尻島に来た際はぜひ足を運んでみてください。
名寄駅から歩いて15分の場所にある博物館です。北国の厳しい自然の中で暮らしてきた先人の知恵と体験を通じて、開拓者の所産を学び、寒さを克服し、北国の自然環境を楽しく親しみやすく北国の文化を作り上げて欲しいという願いから建てられたものです。館の手前にはSLにつながった汽車類も展示されており、電車好きな子供達は大喜びですね。ぜひ、親子で訪れて北国のくらしと伝統を学んでみてはいかがでしょうか。
北国独自の生活の知恵を、楽しみながら学ぶことができる博物館。館内には多数の展示物や模型があり、昔、実際に使われていた暖房機器や洋服などが展示されています。小学1年生から参加できる体験型の催事もあるので、子どもと一緒に楽しく学ぶことが出来ます。機関車の展示もしているので、ちいさな子どもも大喜び。ぜひ、子連れで出かけてみてください。
上杉神社の御祭神である上杉謙信公の遺品、上杉家伝来の甲冑・刀剣・衣装・絵画などといった重要文化財が300点ほど収蔵・展示されています。直江兼続が所有していた「愛」の前立の甲冑も展示されていますよ。
1915年10月に大正天皇の即位を記念して建てられ、現在は郷土人物資料館として使われている無料で入館できる施設。鶴岡駅から湯野浜温泉方面へバスで約10分の距離にあり、車で行く際は鶴岡公園駐車場を利用することができます。赤いドーム型の屋根と白壁が特徴的な建物で、文豪・高山樗牛や日本のダ・ヴィンチといわれた松森胤保など、鶴岡が生んだ偉人たちの資料を展示しているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
美術自然史観は、北海道滝川市にある博物館。滝川で発見された、タキカワカイギュウの化石が展示されているなど、恐竜が好きな男の子には特に楽しい施設かと思います。地球の成り立ちや人間の進化などコンテンツが多岐に渡っているので、夏休み冬休みの自由研究にもぴったりです。館内はベビーカーでの観覧もできますし、オムツ替え設備や授乳場所もあるため、赤ちゃん連れでも安心。ぜひ休みの日のプランに組み込んでみては。
国の特別史跡、三内丸山遺跡をまるごと体感してもらう縄文時遊館。時遊トンネルをくぐるとまるで5,000年前にタイムスリップしたように遺跡に繋がっていて、展望テラスからは三内丸山遺跡が一望できます。教科書に載っていた土器等、様々なものが見られて、なんと入場料が無料。子どもの教育に最適ではないでしょうか。
日本一の将棋の街にある資料館。日本独自に発展した将棋について、その変遷を資料やパネル展示で分かりやすく学ぶことができます。館内はさほど広くなく、ゆったりと展示物が置かれており、その上にパネルで説明がなされているので、小さな子どもでも飽きずにすべてを見ることができます。平安時代にはすでに遊ばれていたとされ、その当時の面影を知ることができます。また、駒の作り方についても知ることができ、職人の技を体感することができます。子どもの夏休みの自由研究にも最適なので、家族で足を運ばれてはいかがでしょうか。
東村山郡の歴史を知ることができる資料館。明治時代の洋風建築で県の有形文化財として指定されている貴重な建物です。小中学生が無料で見学することができます。天童織田藩関連の資料や明治維新前後の資料が中心に展示されており、子どもの夏休みの自由研究の題材にも最適です。桃の節句に合わせたひな人形の展示など、季節の行事ごとに企画展が開催されることがあるので、そのタイミングで足を運ばれてはいかがでしょうか。
名作映画に関する様々な展示が行われている施設。築150年の大きな蚕室を改装して造られており、名作日本映画のポスターや撮影資料、機材、台本など貴重な品々を間近で見ることができます。御所車で記念撮影をしたり、貸衣裳を着てみたりと、子どもから大人まで楽しめるコーナーが各所に用意されています。けん玉やお手玉、メンコなど昔遊びができるコーナーもあり。食事処は土日限定でオープンしており、地元の食材を使った料理を堪能することができます。家族でのお出かけに足を運ばれてはいかがでしょうか。
古代の人々の暮らしを等身大の人形で展示してあり、子供らも理解しやすかったみたいでしたよ。
全て見るのにさほど時間もかからない為子供らも飽きずに過ごせました。