旭岳を主とした大雪山、その拠点とも言える旭岳ビジターセンター。登山家はもちろん、軽い散策やクロスカントリーに出かける方たちの憩いの場として親しまれており、高山植物が開花する頃や紅葉の時期は特に大勢の方で賑わっています。休憩所でありながら、旭岳周辺の山々の情報発信所の役割も果たしており、現地の最新情報はもちろん、野生動物についての説明など展示物が充実しており、観ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。ヒグマやエゾシカといった動物のはく製が迫力満点。大人はもちろん、子どもも夢中になって楽しめるのではないでしょうか。
名寄駅から歩いて15分の場所にある博物館です。北国の厳しい自然の中で暮らしてきた先人の知恵と体験を通じて、開拓者の所産を学び、寒さを克服し、北国の自然環境を楽しく親しみやすく北国の文化を作り上げて欲しいという願いから建てられたものです。館の手前にはSLにつながった汽車類も展示されており、電車好きな子供達は大喜びですね。ぜひ、親子で訪れて北国のくらしと伝統を学んでみてはいかがでしょうか。
北国独自の生活の知恵を、楽しみながら学ぶことができる博物館。館内には多数の展示物や模型があり、昔、実際に使われていた暖房機器や洋服などが展示されています。小学1年生から参加できる体験型の催事もあるので、子どもと一緒に楽しく学ぶことが出来ます。機関車の展示もしているので、ちいさな子どもも大喜び。ぜひ、子連れで出かけてみてください。
「雪の美術館」は雪をテーマにした、美しいファンタジックな美術館。雪をイメージしてつくられた、幻想的な建物内部に入ると、地下18メートルの世界へと続く62段の螺旋階段が姿を見せる。数多くの雪の美しい結晶写真や、幻想的で演奏会や結婚式などが開かれる音楽堂、氷の回廊などがあり、冷たく美しい雪の魅力に誰もが夢中になってしまいそう。また「日本で最も美しい雪が降る」大雪山系を一望できるロケーションも素晴らしい。
「旭川市博物館」は、民俗・郷土・文化・歴史などの展示と、ハイビジョンによる大雪の自然を映像で楽しめる博物館。人体模型を使ったジオラマで、竪穴式住居に暮らしたアイヌ人の生活を再現し、狩猟・採集だけでなく、交易や農耕も行っていたという、アイヌの歴史をわかりやすく解説している。また、旭川市周辺の自然と人文などの資料を公開。明治期の開拓屯田兵の住居の復元移築も見ごたえあり。11月3日の文化の日は無料になる。