京都市東山区にある寺院で、臨済宗・東福寺派の大本山。1236年に藤原道家が、「奈良の東大寺や興福寺と並ぶ大寺を京都に建立したい」と発願し『東福寺』と名付けました。日本最古の三門や東司(トイレ)など、重要文化財に指定されている建築物もありますよ。通天橋(要拝観料)から眺める紅葉は圧巻の一言。名所としても知られています。枯山水や手法などで、丁寧に仕上げられた国指定東福寺本坊庭園は心を奪われる美しさ。
重要文化財である本堂や、国宝、文化財に指定されている仏像などをお祀りしてある、和歌山県最古の歴史あるお寺。手入れが行き届いたお寺が心を落ち着かせてくれます。道成寺にまつわる宮子姫伝記や安珍と清姫の物語をマンガにした本も販売されており、子供でも楽しめます。毎日開催されている絵とき説法と合わせて、子供と一緒に物語を楽しむのもいいかもしれませんね。
創建から1000年以上経つ、歴史ある寺です。大きな仁王門をくぐり敷地内に入ると、玉砂利が敷き詰められ美しく整備された参道と本堂。本堂の北側には池があり、周囲を囲うように庭園となっています。四季折々に美しい景色を眺めながら散策できます。境内の中に京都名物の豆腐料理を食べることができる店もあるので、子どもと一緒に散策の後に美味しい豆腐料理を味わってみてはいかがでしょうか。
標高570メートルの鞍馬山にある鞍馬弘教の総本山。源義経(牛若丸)が幼少時代を過ごしたといわれる寺として有名で、また山の精霊である天狗が住む山という伝説も残っています。周辺は温泉街で賑わう観光地で、鞍馬寺はその中心になっています。鞍馬寺までは、徒歩かケーブルカーか2通りのアクセス方法がありますが、歩くと約30分少し山登りになりますので小さいことも連れの方や足腰に自信のない方はケーブルカー利用をお勧めします。
有馬温泉を訪れた僧行基が神亀元年(724年)に建立した、歴史のある寺院です。神戸電鉄有馬温泉駅から歩くと、長い急な階段を登り切った先にあります。本堂の波夷羅大将立像(重要文化財)や薬師如来像など貴重な寺宝は必見。毎年1月2日には、行基と仁西の仏像に初湯をかけて沐浴する入初式が行われています。
法然上人ゆかりの地である寺院。秋には参道沿いの美しい紅葉をみることができます。散り行く紅葉が、本堂や白砂壇に彩りを添え、美しさを引き立てます。春と秋の年に二回、伽藍内部の一般公開が行われています。この一般公開では普段見ることができない、重要文化財の襖絵を拝観することができます。また法然院ではコンサートをはじめ、個展や講演会などのイベントも幅広く行われています。
向井去来(松尾芭蕉の弟子)の別荘として使われていた草庵。茅葺屋根の風情ある佇まいは、京都嵯峨野地方の趣ある景観に溶け込んでいます。門をくぐり、草庵の縁側に腰掛けて中の様子を見ることができます。庭には柿の木が植えられ、日本の原風景ともいえる情緒ある雰囲気。縁側に子どもと一緒に腰掛けて、ちょっと一休み。嵯峨野散策の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
江戸時代の文化人である本阿弥光悦が徳川家康から与えられたこの地に草庵を結び、法華題目堂を建立したのが始まりとされます。光悦の死後、日蓮宗の寺院となりました。境内には茶室や庭園があり、四季折々の美しい景色が楽しめます。小学生以下が拝観するためには保護者の同伴が必要です。
「鶴林寺公園」は、兵庫県加古川市にあります。電車で行くとけっこう歩かなければ行けないので、車で行くことをおすすめします。鶴林寺の南側以外の周辺が出入り自由になっており、公園になっています。屋根つきの休憩所や芝生広場などがあり、石造りの幅広の滑り台や砂場などの遊び場もあるので家族で楽しめるようになっていますよ。また、芝生広場の入り口には機関車が展示されています。また、将棋をする人達が集まっている場所もあり、土・日には50人くらいの人が将棋を楽しんでいます。