初代薩摩藩主島津家久が1602年に築城した城跡。JR鹿児島中央駅からバスで11分・西郷銅像前に下車し徒歩3分の距離、駐車場がないので公共交通機関をおすすめします。鹿児島城は「人をもって城となす」という方針から天守閣のない屋形づくりの建物で、形状が鶴の羽に似ていることから別名・鶴丸城と呼ばれています。歴史を感じることができる外堀や城壁があり、資料館も併設されているので、家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
約260年前、18代知覧領主である島津久峰時代の武士小路区割の名残で、武家屋敷通りと屋敷庭園が保存されている風致地区。各屋敷が塁のように防衛障壁となるよう工夫されています。7つの庭園のうち森邸は築山泉水式庭園、他の6つは枯山水式庭園です。まだ人が住んでいるところが多いので、失礼のないよう気をつけて歩きたいもの。疲れたらひと休みできるお茶屋さんが道の中程にあります。 武家屋敷群は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、庭園は国の名勝に指定されています。
大正11年に建造された倉庫。昔ながらの雰囲気を残しながら、モダンな印象を与える重厚な建物です。館内はワークショップや様々な作業を行うことができるスペースが用意されており、個人や企業がレンタルすることができます。また、そこで開催されているワークショップに参加することも可能。おしゃれな雰囲気の中、展示即売会で買物をしたり、子どもでも参加可能な工作をしたりできます。休日のお出かけに、家族で立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
沖縄県与那国町にある、ドラマ「Dr.コトー診療所」のロケ地。ドラマ内では志木那島診療所としてコトー先生が往診を行っていたセットが公開されています(有料)。中に入るのはもちろん、白衣の貸し出しもあるので主人公になりきって写真撮影も可能です。コトー先生が乗っていた自転車や、走っていた海沿いの道、砂浜や丘など、ドラマの雰囲気そのままに残っているのには感動。中には実際に島民の方が住んでいる施設もあるので注意。
明治中期以降、急激に流入した西洋文化の象徴として建てられた建築物。平成9年まで金融機関として利用され、唐津の近代化を象徴する建物です。外観の美しさもさることながら、内装も当時の粋を結集して作られており見どころ満載。現在は近代唐津の歴史を学ぶことができる常設展示が行われています。不定期ですがコンサートなど様々なイベントが開催されるので、参加を希望する場合は公式ホームページで確認してください。館内にはレストランもあるので、気軽に利用されてみてはいかがでしょうか。
オランダ坂は東山手洋風住宅群など、異国情緒あふれる東山手に位置しています。近隣には日本で最初の女学校である活水学院があります。長崎の人々は東洋人以外を「オランダさん」と呼んでいた為、「オランダさんが通る坂」という意味で居留地にある坂をオランダ坂と呼んでいたとされています。現在は、主に活水学院下の坂と活水坂、誠孝院前の坂がオランダ坂と呼ばれています。ここに来たら、資料館としても使用されている東山手洋風住宅群なども、併せて見学するのがおすすめ!
平戸港が見渡せる素敵な建物です。見所は海を眺められるオランダ塀、海の方へ突き出しているオランダ埠頭、復元したオランダ貿易の為の倉庫など。倉庫はオランダ貿易が長崎の出島に移された時にすべて取り壊されたものを復元していて、2階の多目的スペースではオランダの伝統的ゲーム「シューレン」が体験できます。他にもオランダの昔のゲームがいろいろあるので子どもが楽しく遊べます。平戸観光案内所の駐車場か平戸港の駐車場に車を止めて歩いて5分程度で着きます。
平成新山を間近に眺望することができ、自然環境について学習できる施設。館内には地層の標本が展示してあるほか、火山の観測カメラも設置されています。自然について専門家と一緒に体験できる、子ども向けのイベントも行っているので、普段できないような経験が出来る施設です。屋外では、火砕流堆積物の様子を観察する事も出来るので、子どもが五感を使って自然を学ぶことが出来ます。
イルカウォッチングは約300頭のバンドウイルカが生息しているここ天草五和沖合の海で、野生のイルカに出会えるスポット。天草のイルカはとても人懐っこく、船を恐れずに近づいてくるので、すぐそばでかわいいイルカの表情や群れをなして泳ぎ回るイルカを観ることができます。約60分の海の旅ですが、イルカに出会える可能性は99%!もし出会えなくても「無料乗船券」でもう1度船に乗ることができるのでご安心を。思い出になるイルカウォッチング、家族連れにおすすめですよ。
代々地頭をつとめた琉球王朝時代の旧家である上江洲家の屋敷。1750年ころに建てられ、「石垣殿内」という屋敷を立派な石垣で囲む屋敷構えや沖縄ならではの赤瓦の屋根など、古き良き面影を色濃く残す建築物です。国重要指定文化財に指定されています。おばあちゃんがいろいろなお話を聞かせてくれますよ。
島原城築城と同時にできた扶取七十石以下の武士の屋敷跡。鉄砲町の名前で呼ばれ、町並み保存地区に指定されています。山本邸、篠塚邸、鳥田邸の3軒が無料で見られるようになっており、当時の中級・下級武士の生活の様子が分かります。細い水路を挟んで、道の両側に武家屋敷が並んでいますが今も普通に暮らしている方もいて、水路の水を生活用水として利用しています。無料駐車場や武家屋敷の一角に休憩できる市の休憩所兼土産物店があります。
伊良部島の北側にありサシバをかたどった展望台がある場所です。昔、松の木などの木材をこの崖から海に落として船に積んだ場所です。「フナウサギバナタ」とは方言で「船を見送る崖」という意味で島を旅立つ人の無事を祈りながら見送った場所でもあります。崖に立つと下に座礁した船が見えますが、保険に入っていなかったため放置されているそうです。展望台からはブルーの美しい海と宮古島を見ることができます。
沖縄県・竹富島の赤山公園にある展望塔。国の登録有形文化財。約6mの丘の上に建つコンクリート製の4.5mの塔は島のシンボルとして地域の人から親しまれています。塔の階段ははしごのように急で人ひとりが上がるのがやっと。スリル感たっぷりで高所恐怖症の人はまず登れません。降りるのにも注意が必要です。塔からは赤瓦屋根の街並みと白い珊瑚砂、その向こうに青く美しい海を臨むことができ絶好の写真スポットとなっています。
「阿蘇スーパーリング」は、阿蘇カルデラを再現したプロジェクション・マッピングで、阿蘇火山の四季や火口の内部を体感できる。直径6mの円形型スクリーン。これが、大ジオラマ(地形模型)・スクリーン。阿蘇の山々を忠実に模った模型が現れる。壁面に4つのマルチスクリーンが見え、大ジオラマ・スクリーンに次々と写る、色鮮やかな阿蘇の映像と連動して、四季の風景を映し出す。それはまるで、阿蘇上空を自由に飛んでいるよう。
NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地として多くの観光客が訪れる金城町の石畳。16世紀に首里城から沖縄本島南部への主要道路として整備されました。琉球石灰岩で舗装された道は戦争により300mの石畳が残るのみですが、周りには赤瓦屋根の古民家が立ち並び、琉球王国時代を偲ぶことができます。日本の道百選にも選ばれており、沖縄県指定文化財にも指定。首里城見学に合わせてぜひゆっくりと散策されてはいかがですか。
なごみの塔に行くまでの階段ですが、小さな子どもは親が手を引いた方が良さそうです。数段なのですが。