女子の健やかな成長を祈る伝統行事であるひな祭り。きれいなおひなさまを飾ったり、ひなあられやちらし寿司や菱餅などおいしいものを食べたり、おめかしをしたりと、楽しいことが満載の行事でもあります。
そこで今回は、九州の子どもと行けるひな祭りイベントのおすすめを紹介します。他では見ることができない珍しいおひなさまを見学したり、ひな祭りにちなんだ製作をするワークショップを体験したり、美味しい料理やスイーツを食べたりと、子どもも喜ぶ内容ばかりです。
いつものひな祭りとは違う特別なひな祭りを楽しむことができますよ。
1. 門司港レトロひなまつり
冬の港町を数々のひな人形彩ります。明治の終わりから、昭和の中期にいたるまでの「おひなさま」が各施設や商店街にたくさん。懐かしさを感じさせてくれる「おひなさま」が門司港のレトロな雰囲気にぴったりと合い、心が温まる風景を作り出しています。
美味しい甘味屋さんも多くあり、子どもと一緒に散策するのが楽しいイベントです。
【住所】
北九州市門司港レトロ地区
福岡県北九州市門司区門司港
【日程】
2019年2月2日(土)~3月3日(日)
【開催時間】
会場により異なる
【問い合わせ】
093-332-0106
【アクセス】
JR「門司港」駅下車徒歩すぐ
【予約/応募】
予約不要
2. フラワーパークかごしま ひな祭り装飾
フラワーパークかごしまは、たくさんの花や緑に囲まれた公園。四季折々の花々が楽しませてくれます。
イベント期間中はエントランスにおひなさまの「花雛」が飾られます。花をふんだんに使ったおひなさまは他では見ることができません。かわいらしい「花雛」は子どもの心もつかむこと間違いなし。し。大人はもちろん、子どもも魅了されますよ。
【住所】
フラワーパークかごしま エントランス
鹿児島県指宿市山川岡児ケ水1611
【日程】
2019年2月14日(木)~3月3日(日)
【開催時間】
9:00~17:00
最終入園16:30
【問い合わせ】
0993-35-3333
【アクセス】
JR指宿・枕崎線「指宿」駅から車で約35分
【予約/応募】
予約不要
3. 柳川雛祭り さげもんめぐり
柳川の雛祭りで飾られる「さげもん」。江戸末期頃より初節句のお祝いとして女の子の幸せと健康、無病息災、良縁を願い、行われていたと言われています。お雛様の代わりに古着の端切れで作った鶴や亀や海老といった縁起が良いとされている小物で飾られたさげもんは色とりどりでとてもきれい。見ているだけで楽しいですよ。
見学の後は、さげもん展示即売会で自宅で飾るさげもんを選んだり、柳川名物うなぎ料理を味わったりして満喫できますよ。
【住所】
福岡県柳川市
【日程】
2019年2月11日(月)~4月3日(水)
【開催時間】
内容により異なる
【問い合わせ】
0944-74-0891
【アクセス】
・博多駅まで新幹線、天神駅まで地下鉄5分、
西鉄福岡(天神)駅から西鉄天神大牟田線で柳川まで49分
・博多駅まで新幹線、筑後船小屋駅まで24分、
瀬高駅までJRで2分、柳川までバスで15分
・九州新幹線筑後船小屋駅から瀬高駅までJRで2分、
柳川までバスで15分
【予約/応募】
予約不要
4. 城下町くまもと肥後のひなまつり
下通アーケード一帯において、ひな人形の展示が行われます。期間中は楽しいコンテンツが盛りだくさん。ひなまつりパレード・抽選で素敵な景品が当たるスタンプラリーや・十二単体験試着会・本格的なお茶やお菓子が味わえるお茶会など、子どもと一緒に楽しめるイベントばかりです。
華やかな雰囲気に包まれた商店街で楽しいひと時を過ごすことができますよ。
【住所】
熊本市下通アーケード一帯
熊本県熊本市中央区下通
【日程】
2019年2月27日(水)~3月3日(日)
【開催時間】
会場により異なる
【問い合わせ】
096-352-3377
【アクセス】
市電「通待筋」「市役所前」駅利用
【予約/応募】
予約不要
5. 薩摩のひなまつり
仙厳園は薩摩の殿様と姫君が愛した島津家の庭園。イベント期間中は、仙巌園に隣接する尚古集成館別館で、島津家伝来のひな人形とひな道具、御所人形などが展示されます。また、磯工芸館では、薩摩切子をひな人形にみたてた雛段飾りが展示されています。
専門スタッフが説明してくれるツアー(限定ランチ付き)や伝統の薩摩糸びな手作り教室・流しびな・曲水の宴など、様々なイベントが開催されているので、子どもも飽きずに楽しめますよ。
【住所】
仙巌園
鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【日程】
2019年2月16日(土)~4月25日(木)
【開催時間】
8:30~17:30
【問い合わせ】
099-247-1551
【アクセス】
(車)
九州自動車道姶良I.Cから約20分
(公共交通機関)
JR鹿児島中央駅より車で約20分、JR鹿児島駅より車で約10分 。
鹿児島空港から空港連絡バスで約45分、天文館でバス乗り換えて約15分、仙巌園前下車。
バス:カゴシマシティビューで鹿児島中央駅より約30分。
【予約/応募】
予約不要
6. 天領日田おひなまつり
江戸時代には徳川幕府の直轄領として栄えた大分県日田市。江戸の文化を物語るひな人形が数多く現存しています。そんな貴重なおひなさまを公開しているのが、「天領日田おひなまつり」。期間中は、市内の旧家や資料館など約20カ所でひな人形やひな道具などの展示の他、流しびなやパレードなども行われ、内容盛りだくさん。
子どもも飽きずに楽しくゆったりとおひなさまを堪能できます。
【住所】
日田市豆田町・隈・天瀬町
大分県日田市豆田町11-4
【日程】
2019年2月15日(金)~3月31日(日)
【開催時間】
会場により異なる
【問い合わせ】
0973-22-2036
【アクセス】
(車)
大分自動車道日田ICより約5分
(公共交通)
JR久大本線日田駅より徒歩15分
【予約/応募】
予約不要
7. 城下町中津のひなまつり
期間中、中津市内のいたるところで多数の「おひなさま」が展示されます。飾られたおひなさまは江戸時代のものから現代のものまで様々。どれも色とりどりで可愛く、子どもと一緒に楽しく見学できます。
特におすすめのおひなさまは「人間ひな飾り」。お城をバックに並べられた人間雛は他ではなかなか見ることができません。見応え抜群ですよ。
【住所】
大分県中津市三光田口金色584-1
【日程】
2019年2月16日(土)~3月10日(日)
【開催時間】
10:00~23:00
【問い合わせ】
人間ひな飾り:中津城 奥平家歴史資料館
0979-22-3651
その他の問い合わせ:中津市役所観光推進課
0979-22-1111
【アクセス】
(車)
大分自動車道日田ICから約60分
東九州自動車道上毛SICから約20分
東九州自動車道中津ICから約30分
東九州自動車道みやこ豊津ICから椎田道路椎田南IC経由で約30分
(公共交通機関)
JR:JR日豊線中津駅下車
【予約/応募】
予約不要
8. 城下町杵築散策とひいなめぐり
城下町である大分県杵築市の様々な場所で伝統あるおひなさまが飾られるイベントです。おひなさまを“ひいな”と呼ぶのはここ杵築だけ。展示される雛人形の中には、江戸時代のものもあり、貴重なひな人形が並びます。
自分のお気に入りのおひなさまを探しながら町を散策すると、きっと盛り上がりますよ。豪華商品が贈られるスタンプラリーやインスタフォトコンテストもあるので、楽しく散策できます。
【住所】
大分県杵築市杵築市城下町一帯・杵築市山香町
【日程】
2019年2月23日(土)~3月24日(日)
【開催時間】
会場により異なる
【問い合わせ】
0978-63-0100
【アクセス】
杵築駅からバス約15分(杵築バスターミナル下車)
【予約/応募】
予約不要
9. うすき雛めぐり
天保の改革の時代、臼杵藩では質素倹約が奨励され、豪華なおひなさまではなく、紙製のおひなさましか飾ることが許されていなかったという古文書の記述から始まったのが「うすき雛めぐり」です。イベント期間中はおひなさまの原型である立雛を参考に、シンプルで気品のある臼杵らしいおひなさまが再現され、市内各地に飾り付けられています。紙製のおひなさまは心が温かくなるようなかわいらしさです。
開催期間中はお琴の演奏やお呈茶なども行われているので、休憩しながらゆっくり街中を散策することができるので、体力に不安がある子どもとの散策にもぴったりです。
【住所】
二王座及び町八町 旧真光寺・久家の大蔵・サーラ・デ・うすき
【日程】
2019年2月8日(金)~3月17日(日)
【開催時間】
要確認
【問い合わせ】
0972-64-7130
【アクセス】
(車)
東九州自動車道臼杵ICから約10分
(JR)
日豊本線臼杵駅から徒歩約10分
【予約/応募】
予約不要
10. 人吉球磨は、ひなまつり
城下町だった人吉球磨。
イベント期間中は100ヶ所以上で個性的なひな人形を展示され、街中がおひなさま一色になります。おひなさまにちなんだ製作プログラムを体験したり、人吉・球磨地方のおいしい素材を生かした食事やスイーツを堪能したり、おひなさまを見る以外にも楽しいプログラムが豊富なので、子どもも飽きずに楽しめますよ。
【住所】
熊本県人吉球磨一体
【日程】
2019年2月1日(金)~3月21日(木)
【開催時間】
要確認
【問い合わせ】
0966-23-3080
【アクセス】
(車)
九州自動車道人吉ICから約10分です。(各会場まで)
(公共交通機関)
鹿児島本線八代駅から肥薩線乗り換え、特急で約1時間、人吉駅下車。
【予約/応募】
予約不要
日本の伝統を知るイベント
ひな祭りイベントは楽しみながら長く続く日本の伝統を身近に感じることができるので、子どもにとって貴重な体験になること間違いなしです。心に残る印象深いひと時になることでしょう。
また、ひな祭りの時期は寒い冬が終わりに近づき、少しずつ暖かくなってくる時期でもあります。外で過ごすのも気持ちが良く、お出かけもしやすくなってくる季節ですよね。ぜひ家族で出かけて女の子の成長を願いながら楽しんで下さいね。