「お灸って、熱そうだし正直ババ臭い・・・。」って、イメージを持たれている方も多いでしょう。ところが、美容や肩コリに効くと評判で、健康的に美しくなれる理想のような美容法ともいえるのです。
そうと知っても、施術してもらいに行くのはハードル高いし、家でするにもわからないことだらけですよね。
そこで今回は、お灸初心者に贈る手始めガイドブック!初心者でも安心のツボや、見極め方、子供にも使えるの?など様々な疑問に答えいきます。ぜひ参考にしてくださいね。
お灸とは?
お灸とは蓬の葉から作られる「もぐさ」を体のツボの上に置いて燃やし、その温熱の刺激で体調を整える治療法です。
古代中国が発祥とも、インドだともいわれていますが仏教とともに日本にやってきて松尾芭蕉や坂本竜馬なども愛用した歴史の古い民間療法で、今でも世界中で愛用されています。
何で人気なの?
人気の秘密は健康になりながら美を手に入れることができることも大きいですが、省スペースでok、一人でできちゃう、価格もお手頃、気持ちが良いのでリラックス効果がある、などいいこと尽くめなのも人気の秘密です。
また、乗せて火をつけるだけの手軽さで、テレビを見ながらできちゃうのもいいですよね。
必要な物は?
1:水
いつでもお灸の処理ができるよう、最初に用意しておきましょう。灰皿もok。
2:水性マジック
ツボが確認できるの本やサイトで確認しながら水性マジックでマーキングしておくと、スムーズにお灸を並べることができますね。
3:チャッカマン
マッチやライターではやけどの恐れがあるため、先の長いチャッカマンがおすすめです。
4:お灸
これがなければ始まりませんね!シールがセットされているものが便利ですが、お好みのものを用意するといいでしょう。
初心者おすすめのツボは?
合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨が交わる辺りから、少し人差し指よりの場所です。
合谷は万病のツボと言われており、生理痛や、肌のくすみ、肩コリ、便秘や下痢などなんでも来いです!
手なのでお灸を乗せるのも楽ちん、まずはここから始めてみましょう。
三陰交(さんいんこう)
脚の内側にあり、うちくるぶしの最も高いところから指を四本並べた上の方に位置します。冷えや生理不順など女性の悩みを解決に導いてくれるありがたいツボです。
クッションや座椅子に腰掛け、リラックスして始めましょう。
ポイントは?
ポイントですが、お灸は燃えていても熱くありません。本来はじんわり温かい、気持ちがいいといったくらいなので、変に熱いときは中止して低温やけどをしていないか確認しましょう。
また、ツボがわからないときは「ここかな?」と、思われるあたりに3つまでお灸を並べてOKです。あまり多く置きすぎたり、長い時間していると「灸あたり」といってだるくなってしまうことがあるので様子を見ながら程々にしておきましょう。
また、食前食後、運動の前後、お風呂の前後も避けたほうが無難です。
子供にお灸ってどう?
子供は体が敏感なのでお灸も効きやすいのです。普段はお灸をせずにツボをさすったり軽いマッサージ程度で大丈夫!風邪の時や、具合の悪い時に合谷や、三陰交にお灸をしてあげるのもいいかもしれません。
火をつけるのを怖がる場合は、無理せず機会を改めるか、火を使わないタイプを試すのもおすすめです。
最後に
いかがでしたか?始めるときはシール式になっているものが簡単で取り組み安いですね。
アロマ灸や、においの少ないタイプもありますので、慣れてきたらこだわりのお灸をそろえたりするのも楽しいでしょう。
ツボを探すのは、最初は難しく感じるかもしれませんが、気にせず「この辺り!」といったアバウトな感じから徐々に慣れていくことができるので心配ご無用ですよ!