「森のバター」とも言われるアボカド。わさび醤油で食べるととってもおいしいですよね。
アボカドを野菜だと思っている人もいるようですが、実は果物です。生の果物のなかでは、最も脂肪分が高いと言われています。
そんなアボカド。意外にも離乳食に使えるって知っていましたか? アボカドの栄養素や離乳食にする際の注意点、オススメメニューなどをご紹介します!
そもそもアボカドってどんな食べ物?
栄養価の高いアボカド。実に脂肪分が約20%含まれると言われています。「えっ太りそう!」と思うのですが、悪い脂肪分ではありません。コレステロールが低い不飽和脂肪なのです。血液をサラサラにしてくれますよ。
そのほか、ビタミン、マグネシウム、カリウム、食物繊維なども豊富に含まれています。栄養満点というわけですね。
赤ちゃんに食べさせる前に知っておきたい注意点
きちんと熟していれば、つぶしやすいし楽に調理できるアボカド。確かに離乳食にできるならラクです。
でも、実際に離乳食として赤ちゃんにあげる前に、いつあげるべきか、どれくらいあげるべきかなどを知っておきましょう。
▶離乳食後期から、少しずつ試して
炭水化物、野菜・果物、たんぱく質を食べていて、離乳食後期(9か月~)になっていればチャレンジしてOK。ただし、まだあまり離乳食が受け付けないなら、無理はしないで。
海外では初期から離乳食に使用することもありますが、日本の赤ちゃんは高脂肪分の食材にあまり慣れていないケースも。念のため、後期からをオススメする人が多いみたいですね。
▶アレルギーに注意
どの食材でもアレルギーは起こり得ます。アボカドもはじめは1さじからが基本です。 慣れてきても、食べ過ぎて内臓に負担がかかっては大変。離乳食後期なら一回の量は10g程度までにしたほうがよいそうです。
▶加熱したほうが安心だが、様子をみながら生でもOK
基本的には、アレルギーのことを心配するなら過熱したほうが安心です。でも、お腹の調子を崩したり便に異変が見られないのであれば、生で食べさせてもOKですよ。
離乳食でのオススメメニュー!
では、どのようにして食べさせてあげるといいのでしょうか。簡単なオススメメニューをご紹介します。
バナナ&アボカド
赤ちゃんが大好きなバナナとアボカドを混ぜてみましょう。はじめはアボカドの分量を少なめに。トロリとした食感も喜ぶ子が多いです。
和えるだけのレシピとしては、豆腐やヨーグルトなんかもいいでしょう。
アボカド納豆丼
納豆とも好相性なアボカド。納豆と混ぜて御飯にのせてあげたら、手軽などんぶりの完成です。お好みで、小さく刻んだのりなどをのせるのもいいですね。
アボカドパスタ
クリーミーなアボカドだからこそ、パスタと和えることもできます。パスタの種類やほかの具はお好みのものでOKです。なお、アボカドと牛乳を煮て、クリームパスタっぽくするのもオススメ!
アボカドを離乳食の仲間入りさせてみよう
離乳食とアボカドがなかなか結び付かない人もいるかもしれませんが、次第にメジャーになりつつある食材です。使い勝手がいいので、時期や分量、赤ちゃんの様子にだけ気をつけながら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?