小さい頃からの本の読み聞かせが重要だと言われていますが、本を読んでいますか?絵本はもちろん本にもいろいろなジャンルがあります。図書館を利用すればわざわざ買わなくても、多くの本を読むことが出来ますよ。
しかし何の本を読んだか忘れてしまった、本を読むだけでいいの?と不安になることも。そこで今回ご紹介するのが「読書ノート」。読んだ本の記録はもちろん、お子さんの成長記録にもなります。
読書ノートの書き方は自由。4歳から使えるお子さん用の読書ノートも出版されています。早速今日からお子さんと読書ノートを作ってみましょう!
読書ノートとは?
読書ノートとは読んだ本について記録するノートのこと。大人の場合はスマートフォンのアプリやパソコンに記録している人もいますが、お子さんの場合は普通のノートに1冊につき1ページとしてまとめることが多いようです。
子ども用の読書ノートは購入も可能。大人気キャラクターが印刷され、長く続くよう工夫されています。
内容は本のタイトルや読んだ日、要点や感想などを記入します。最初は項目を少なくしましょう。ママやパパが項目を指定して、慣れてきたらお子さんと相談しながら項目を変えていきましょう。
同じ本でも読むタイミングによって本の印象が変わるので、お子さんの成長ノートとしても使えますよ。夏休みの読書感想文などにも使えますね。
読書ノートの効果
読書ノートを付けることで、お子さんにプラスになることがいっぱい!どのような効果があるのか見ていきましょう。
1.読んだ本の記録
まずは読んだ本の記録です。いつ、何を読んだのかを確認出来ます。「この本は読んだっけ?」と思ったらノートを確認すればOK。同じ本でも何年か経って読み返すと違う感想になることも。そうした違いを楽しむのも良いですね。
また「これだけの本を読んだ」という体験は、お子さんの自信にもつながります。親子で同じ本についてまとめて意見交換するのも楽しいですね。ただの記録ではなく、そこから発展させたいアイテムです。
2.感想を自分の言葉で表す
本を読んだときの漠然とした感想を、自分の言葉で文章にするのは表現力を高めます。自分の気持ちを表すのはとても大切なこと。練習しないとなかなか身に付きません。
感想は少しでもOK。まずは文章として残すことが大切です。コツコツと書くことで、国語の力がグンッと伸びていきますよ。文章では表現するのは難しいというお子さんは、イラストなど絵で表現するのもおすすめです。
3.本を読む習慣が身に付く
読書ノートを書いて行くと、まるでコレクションを集めるかのように楽しくなっていきます。ページ数が増える分、自分でこれだけ読んだからもっと読みたい!と目標を作っていきます。
大人が目標を決めても、子どもはなかなか達成しません。しかし子どもが自分で目標を決めると、なんとかそれを成し遂げようと努力します。そうすることで達成感を味わうことが出来ます。それを続けていけばいつの間にか読書が習慣になりますよ。
本を読むことに慣れる為にも、まずは読書ノートを付けるのがおすすめ!
読書ノートは大人にもおすすめ!
読書ノートは子どもだけでなく大人にもおすすめ。お子さんと同じ本を読みながら記録すれば、立派な親子のコミュニケーションツールに。感想や感じ方の違いをお互いに読むのも楽しいですね。
またビジネス書や絵本など、本ならどのジャンルでも大活躍します。読書ノートを通してお子さんに本をすすめるきっかけにも。本は年齢に関係なく大切な教科書。まずはママが始めてみましょう。
ただの記録から成長日記に
最初はきっとなんとなく付けた読書ノート。でも数年経って読み返すと、お子さんの成長が良く分かる日記となります。コツコツと続けることでお子さんの自信にもつながります。最初は面倒かもしれませんが、数冊から頑張ってみましょう。
またお子さんだけに薦めても上手くいきません。子どもは大人を見て育ちます。お子さんにやってほしければ、まずはママが挑戦してみましょう。目標や記録する内容は少なくして始めやすいよう工夫しましょう。最初は短時間で簡単に記録出来るようにしたいですね。
これさえ続ければ夏休みの宿題、読書感想文の強い味方にも。早速ノートを用意して始めましょう!