思った以上に暑い今年の5月…まさに初夏。そして6月に入れば、すぐに梅雨。ジメジメとした湿気がちょっとイヤな季節がやってきますね。
この時期は食中毒が多くなる時期。皆さんは対策をしていますか?
パパ・ママが食虫毒になるのも大変ですが、なにより守らなければいけないのは子どもたち!
乳幼児は食中毒になると、重篤化する傾向にあります。
しっかり対策して、家族の健康を守りましょう!
この時期、なぜ食中毒が増えるの?
食中毒の原因はいくつかありますが、次の2つが多いです。
①サルモネラ菌などの細菌
②ノロウイルスなどのウイルス
ウイルスの流行は冬がメインですが、梅雨に気を付けなければいけないのは①の細菌。
細菌は水分が大好物!おまけに気温が高い環境を好みます。
初夏や梅雨は細菌にとっては、繁殖にうってつけの環境というわけです。
食中毒にかかると、下痢や嘔吐、発熱、腹痛などの辛い症状に見舞われます。
高温多湿な6月~8月は、念には念を入れて、食中毒予防をしていきましょう!
具体的に食中毒を予防する方法を、3つご紹介します。
【対策1】食品や料理は、すぐに冷蔵庫で保存!
細菌は、常温以上になると繁殖を始めます。
買い物に行った後、他にも用事を済ませていたりしませんか?
特に生モノの購入は一番最後に!保冷剤や氷を入れておくとより安全です。
帰宅したら、すぐに冷蔵庫にしまいましょう。
また、調理して、残った食品も粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫へ。
そして、いつもよりも早く食べきることを心掛けてください。
調理中に途中で放置するのもやめましょう。
冷蔵庫に食品をギチギチにつめてしまうと、うまく冷気がいきわたりません。
多めに買ってしまうと、冷蔵庫が溢れがちですし、食品も傷みやすくなります。
適量を購入して、冷蔵庫は常に余裕を持たせて!
【対策2】手も調理器具も調理台も……しっかり除菌して清潔に!
ノロウイルスはアルコール消毒がきかないですが、一般的な細菌たちには効きます!
その他、熱湯消毒、塩素系漂白剤、酸素系漂白剤、石鹸。
どれも細菌の除去に効果的です。
手を洗うときは、石鹸をきちんと使い、爪の先や指の間までしっかり洗いましょう。
アルコール消毒液を使うとさらに安全。
まな板やふきんなど、食材や食器に触れるものは、熱湯や漂白剤を使って念入りに消毒してください。
食品が残っていると、細菌が繁殖する原因になります。
調理台は、汚れを落としてアルコール除菌しましょう。
清潔にした後は、しっかり乾燥させることも忘れずに!
【対策3】食材はしっかり加熱してから食べて!
特に気を付けたいのは、肉の加熱。中まできちんと火が通るようにしましょう。
目安としては、一番火の通りにくい部分が、75℃以上で1分以上加熱できていればOK。
とはいえ、家庭ではなかなか確認しづらいものです。
例えば、炒めものであれば、肉や魚を先に炒めて、色が変わってから他の食材を投入すれば、結果的に十分火が通ります。
煮る場合は、沸騰してから5分以上は加熱しておきましょう。加熱むらを防ぐために、蓋をするのも有効です。
ひき肉は手を加えて細かくしてあるので、細菌がなかまで入っている可能性があります。中まで完全に火が通っているか、特に注意が必要。ハンバーグであれば、竹串をさして、中の肉汁が透明であれば大丈夫だと言われています。
なお、生の肉をはさんだトングや菜箸は、調理後の肉やほかの料理に触れないようにすることも大切ですよ。
次は食中毒対策に効果的なグッズを紹介します。
【グッズ1】銀の食具3点セット
手に触れるモノをアルコールでシュッシュ!も効果的ですが、お箸やスプーン自体を抗菌にしてしまう、というのもアリ。
こちらは抗菌効果の高い酸化銀膜を施したお箸、スプーン、フォークのセット。サルモネラ菌等の各種腐敗菌・食中毒菌に強力な抗菌効果を発揮します。
お箸は組み立て式でコンパクトなので、子どものお弁当と一緒にもたせてもOK!
【製品情報】
銀の食具3店セット(セラ株式会社)/税込2,376円
【グッズ2】保温弁当箱
保温のきくお弁当箱は、ご飯を温かいままでおいしく食べられるだけではなく、冷たいものをきちんと冷たい状態にしておいてくれる優れもの。
今の季節に温かいご飯を温かいまま食べたい場合にも使えます。
こちらの象印の商品はピンクのドット柄もあるので、女の子もうれしいですね。
もちろん、お弁当箱を洗うときはしっかり除菌!食べ物もきちんと火を通したものを入れてあげてくださいね。
【製品情報】
保温弁当箱 SZ-JB02(象印)/税込6,480円
しっかり予防して安心な食卓に
いかがでしたか? どれも意識すればしっかり対策出来るものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
食中毒になってから後悔してももう遅い……。できることをしっかりやっていれば大丈夫!
梅雨時の家族の健康を守りましょう!