いちょう祭り&鑑賞スポット5選。神宮だけじゃないんです!

高く澄み渡った青い空に、黄金色の銀杏の葉が映える季節がやってきます。春の桜、梅雨時の紫陽花、夏の朝顔やひまわり。そして、秋の銀杏。その季節にぴったりの草木や花を見せてくれて、自然って本当にすごいと感動してしまいます。

お子さんにも、そんな季節の移り変わりの美しさを感じさせてあげませんか?

全国各地で開催予定の「いちょう祭り」や、銀杏の見どころスポットをご紹介します!

東京の街路樹はどんな木が多いんだろう?

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今回、この銀杏の記事を書くにあたり、「私が住んでる東京は、街路樹にどんな木が多いんだろ?」と、ふと気になりました。

街路樹について調査している「東京都建設局」のデータを見ると、下記の結果が公表されていました。

【東京都の街路樹種】(平成23年4月1日現在)

1位・・・イチョウ

2位・・・ハナミズキ

3位・・・サクラ類

4位・・・トウカエデ

5位・・・プラタナス類

銀杏が堂々の1位でした!ちなみに、銀杏がよく選ばれている理由は、大気汚染に強く丈夫な木であること。耐火力があること等で、都市部の街路樹に適しているからとのこと。なるほど~。銀杏の木は、街路樹にぴったりなんですね。

ここに行けばイチョウの美しさを満喫できる!全国のいちょう祭り&鑑賞スポット5選

それでは、2015年秋に行きたい、厳選のいちょう祭り&スポットをご紹介しましょう!

1. 神宮外苑 いちょう祭り(東京都港区)

銀杏スポットと言えば、真先に浮かぶのがコチラ!都内のみならず、全国的にも有数の銀杏並木でしょう。聖徳太子記念絵画館に向かってまっすぐに伸びる銀杏並木は美しく剪定され、まるで一枚の絵画のような構図。圧倒的な美しさを見に、毎年多くの人が訪れています。

神宮外苑いちょう祭りでは、日本各地の特産品やご当地グルメ、工芸品の販売があります。幻想的な銀杏並木の風景と、盛り上がりイベントも楽しめちゃうオススメスポットです。

【住所】
東京都港区北青山1丁目付近
【問い合わせ】
 03-3401-0312(明治神宮外苑 総務部)
【日程】
2015年11月14日(土)~12月6日(日)
【時間】
10:00~16:30 ※11/21~11/23は、10:00~18:00
【会場】
神宮外苑いちょう並木噴水池周辺・軟式球場
【住所】
東京都港区北青山1丁目付近
【問い合わせ】
03-3401-0312(明治神宮外苑 総務部)
【交通アクセス】
JR・・・信濃町駅・千駄ヶ谷駅
東京メトロ・・・外苑前駅・青山一丁目駅
都営大江戸線・・・青山一丁目駅・国立競技場駅

2. 八王子いちょう祭り(東京都八王子市)

八王子市追分町から高尾駅まで、約4kmにわたり銀杏並木が続いています。その本数は、実に770本。こんなにも長い距離に渡り続く銀杏の並木というのは、そうそうありません。

地元町会やNPO団体が主催、地元企業や商工会議所等が後援、その他地元の大学や高校、小・中学校も協力して、まさに地元一丸となり開催している祭りなのです。
飲食店の出店はもちろん、よさこい祭りを皆で踊りながらパレードする等参加型イベントも多数実施予定。楽しそう~!

【日程】
2015年11月21日(土)9:00〜17:00
2015年11月22日(日)9:00〜16:30
【会場】
八王子市甲州街道(国道20号)追分町交差点〜小仏関跡・陵南公園本園・陵南公園分園・陵南いちょう会館跡地・旧免許更新所駐車場・長房市民センター・浅川市民センター・原児童遊園・原宿ふれあい広場・横山事務所・八王子市立中央図書館・東浅川公園・交通公園 ほか
【問い合わせ
042-668-8383(八王子いちょう祭祭典委員会)
【交通アクセス】
JR高尾駅 徒歩15分 同駅から京王バス 京王八王子行き「御陵前」下車 徒歩1分
※会場により交通機関が異なります。詳しくは公式HPにてご確認ください。

3. そぶえいちょう黄葉まつり(愛知県稲沢市)

祖父江町は、町内に1万本以上の銀杏の木があるという銀杏の町!秋になると、町全体が黄金色に彩られます。町の名産品は、ぎんなん!全国一の生産量を誇り、銀杏を混ぜた和菓子等も売り出されています。

祭りでは銀杏を使った名産品の販売や、三味線演奏、太鼓の演奏など、様々な催しがあり町はおおいに賑わいます。樹齢200年を超えるという名鉄山崎駅付近の銀杏の古木は必見!

【日程】
2015年11月21日(土)~ 2015年11月29日(日)
【会場】
愛知県稲沢市祖父江町山崎柳野11
【問い合わせ
0587-22-1414(稲沢市観光協会)
【交通アクセス】
名鉄尾西線 山崎駅(徒歩3分)

4. 御堂筋 銀杏並木(大阪府大阪市)

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大阪市の都市部を南北に貫く、大阪を代表する道路。大阪のシンボルとも言える御堂筋沿いには、約900本もの銀杏の木が植えられています。その距離は、実に4.2km!一斉に色づく黄金色の葉は見ごたえ十分です。

こちらは、この時期、特別なイベントが催されるということはありませんが、舗道に落ちた銀杏を拾う人々が集まり、秋の風物詩となっています。

【見頃】
2015年11下旬~2015年12月上旬
【住所】
大阪市 御堂筋(梅田~難波)
【問い合わせ】
06-6312-812(北部方面公園事務所)
【交通アクセス】
京阪または地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」1番出口すぐ、または地下鉄各線「本町駅」または「心斎橋駅」すぐ

5. 垂水千本イチョウ(鹿児島県垂水市)

園主の中馬さんが先代から引き継いだ荒れたみかん山。こちらに、30年前にいちょうを植えたのが始まり。会社勤めの傍ら、奥様とコツコツ開拓作業を続け、今では新観光名所と言われる程に立派な景観を持つスポットとなりました。すごい情熱です…。

私有地なので、訪問の際はマナーを守ってご鑑賞くださいね!

【見頃】
2015年12月上旬
【住所】
鹿児島県垂水市新御堂
【問い合わせ】
0994-32-8839(垂水市観光協会観光部会)
【交通アクセス】
JR日豊本線「国分駅」から車約1時間

銀杏を眺めて秋の気分を満喫

ハラハラと落ちてくる黄金色の銀杏の葉は、風情があります。ぎんなんの匂いは、なかなかのものだったりもしますが(笑)五感すべてで秋を感じられますよね。

鮮やかな色彩を見て、美しい!と感じられる心を育てるのに、一役買ってくれそうな銀杏並木。秋を満喫する為に、私も子どもたちを連れてお出かけするつもりです。

東京在住。やんちゃ盛りの5歳の男の子と、「魔の」2歳女の子、2人を子育てしながら、家事に育児に仕事に奮闘するワーキングマザーです。
WEB媒体のコンテンツを中心としたライター業で精進中!