乾燥と寒さが増し、インフルエンザが気になる季節になってきました。毎年、A型新型?予防接種は?なんていうキーワードが話題に上がってきますよね。
出来ればインフルエンザにならないで冬を過ごしたいもの。インフルエンザを防ぐためにしたいことや、子供がインフルエンザにかかってしまった場合どうすれば良いのかなど、気になるインフルエンザ情報をお伝えします。
インフルエンザの検査はいつする?気になる登園許可は?
インフルエンザって、そもそも何?というと、ウイルス性の風邪の一種。色々な型があり、年によって流行る型が違うことがあります。
インフルエンザは、医師による検査で診断されるのですが、インフルエンザの感染初期で検査を受けるとウイルスが少なく、陽性の反応が出ないことも。インフルエンザ発症後12~24時間以上経過すると、結果が出るといわれているので二度手間にならないでしょう。
そして、働くママにとっては、特に気になるのが登園許可がいつ出るのかということ。
学校保健安全法施行規則では、“発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日を経過するまで” ただし幼児については、“発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで”とあります。
ちょっとややこしいですが、発症した日は数えず、その翌日を第1日といます。すなわち、症状が現れた翌日から5日間という意味なんです。
子供のインフルエンザ予防対策10
1.予防接種
まず最初に思い浮かぶ予防対策ではないでしょうか。13歳未満では2回、13歳以上は1回接種になっています。
しかし流行している型に対応しているワクチンでなかった場合、ワクチンを打っていてもかかることがありますが、念のため打っておくと安心ですね。
2.こまめな検温
これからのシーズンは、熱の状況にいつも以上に注意を払いたいもの。37度台でも、だるそうだった場合もっと高熱になる可能性もあります。
インフルエンザの初期症状の可能性もあるので、無理せず休ませるという判断も必要です。
3.手洗い、うがい
ウィルスを体の中に入れない為に、手洗いとうがいは基本中の基本!
外から帰った時と、食事の前は特に忘れずに。
4.人混みを避ける、マスク
インフルエンザは、ウィルス性の風邪。
道ゆく人の誰がウィルスを有しているかわからない人混みは避けた方が無難ですが、そうは言っても難しいもの。そんな時は、マスクをして防御しましょう。
5.換気と部屋の湿度
夏と違い、どうしても窓を閉めっぱなしにしがちな冬。でも、暖房のせいで室内の空気はカラカラに乾燥していまいます。
換気をするだけで、部屋の湿度をぐっと高めることができるんですよ。もちろん、加湿器を使うのもあり!湿度50~60%程に保つと良いとされています。
6.睡眠不足に注意
睡眠は健康の基本。睡眠不足になると、免疫力が落ちてウィルスに侵されやすい体になってししまうと言われています。冬場は特に早寝を心がけたいですね。
7.栄養バランス
睡眠と並んでやはり食事も大切ですよね。タンパク質、炭水化物、ビタミン類。栄養素をまんべんなくバランス良く摂ることが、丈夫な体作りを助けます。
8.日ごろから運動を
昔は子供と言えば、思い切り走り回って元気いっぱい!という感じでしたが、現代っこは遊ぶ場が減ったり、習い事が増えたりと取り巻く環境が変わりました。
運動不足は、子供の健康にとっても深刻です。出来れば、運動する機会を意識的に作ってあげたいものですね。
9.大人も注意
子供がインフルエンザにかからないようにと一生懸命になっても、親の方がかかってしまっては本末転倒!家にウィルスを持ち込まないことが大切です。親の方も手洗い、うがい、バランスの良い食事、休息等、予防策をしっかり取りたいところです!
健康に冬を乗り切りろう
いくら予防していても、家族全員が絶対にかからないというのは難しいのが本音。それでも、まったく無防備でいるのと、色々と予防策を講じるのとでは差が出てきます。
特に共働き家庭の場合、登園・登校許可が下りるまで仕事を休まなければならないのはストレスが溜まるもの。出来れば、誰もインフルエンザにかからずに春を迎えたいですね。
東京在住。やんちゃ盛りの5歳の男の子と、「魔の」2歳女の子、2人を子育てしながら、家事に育児に仕事に奮闘するワーキングマザーです。
WEB媒体のコンテンツを中心としたライター業で精進中!