お正月もすぎて一段落。久々にやってくる子どもと楽しむイベントといえばそう、節分です。
手作りした鬼のお面をパパにかぶせて、「鬼は〜そと、福は〜うち」なんてワイワイしながら子どもと一緒に豆まき!
たったこれだけのことだけど子どもは大喜びです。
でもママたちはその後のお片づけを考えるとちょっと憂鬱…
今日はそんなママたちの憂鬱を解消しながら、子どもも嬉しいちょっと変わった豆まきを紹介します。
そもそも節分って何?
節分とは「季節を分ける」ことを意味し、立春、立夏、立秋、立冬の前日のことを言います。現代では特に立春の前日である2/3を指すことが多く、節分のイベントもこの日に行うことがほとんど。
「鬼は外、福は内」と声を出しながら炒り大豆を撒いて、その大豆を年の数だけ食べて厄よけを行います。
最近はその年の方角を向いて恵方巻きを食べることも一般的になってきています。
楽しい豆まき、ママにとっては意外に大変!
最近では豆まき用にすでに炒った状態で大豆が売られていたりして、豆まきの準備の手間はそれほどかからなくなっています。
しかし、問題は豆まきが終わった後。ほうきで家中に散らばったお豆を拾い集めて、ホコリを丁寧に取り除いてやっとお豆を食べることができます。
撒くお豆はそのまま掃除してしまい、食べるお豆は別で用意するという方法も最近では一般的なようです。
しかも大豆は粒が小さいため、節分からしばらくしてから掃除をしていると部屋の片隅からお豆が…なんてことも。
これが面倒だから最近は恵方巻きだけですましちゃうのよね…なんて人も多いのでは?
そんな問題を解消してくれる救世主、それは意外にも身近な食材。落花生なのです。
北海道や東北では一般的!?ママに優しい落花生豆まき
落花生で豆まき!?と驚くかもしれませんが、実は北海道や東北では古くからこの方法で豆まきが行われています。この地域では、大豆で豆まきするのが一般的ということすら大人になってから知った!という人も。
実はこの落花生豆まきは子どものいる家庭にメリットがたくさん。
まず、一つ一つが大きいので拾い集めるのが楽チン。しばらくたってからのお掃除の時にお豆を発見…なんてこともありません。
殻付きのまま豆まきをするので、食べるときも衛生的です。
子どもと一緒に、宝探しのように拾い集めて食べるのも楽しいですね。
そして何より、子どもは落花生が好き!年の数だけじゃなくもっと食べたい!なんて言い出しちゃうかも?
落花生豆まきは多くの場合、年の数を殻ごと数えて食べます。しかしこれは地域や家庭によって様々で、年齢を重ねて食べる量が多くなってしまう場合は、中身で数えても問題ありません。
余ってしまっても、パパのおつまみにしたり、ミキサーにかけてピーナッツバターにしたり、用途が広いのも嬉しいですね。
家族みんなで楽しいひとときを
豆まきは家族みんなが参加出来て、楽しめるイベント。
同時に、一年ずつ食べる数が増えて行く様子を見て子どもの成長を実感できるイベントでもあります。
ママだけちょっと憂鬱さを抱えて楽しめないのはもったいない!
今年は、子どもも大喜び、落花生豆まきでママも目一杯節分を楽しんじゃいましょう!
comolib Magazine特派員のそういです。
ビリケンさんそっくりな1歳8ヶ月のチビな息子がおります。
息子と一緒に色々なスポットにお出かけして、リアルな体験レポートをお届けします!