「離乳食にズッキーニ!?」と、タイトルを見て驚いた方もきっといるはず!離乳食に使う野菜としては、なかなか思い浮かばないのではないでしょうか?
赤ちゃんには様々な味や食感を与えてあげて、可能性を広げたいもの。ズッキーニはいつから食べられるの?赤ちゃんにあげる時の注意点は?といった気になる事と合わせて、ズッキーニの離乳食レシピをご紹介します。
ズッキーニはこんな野菜
夏が旬のイタリア・フランスでよく使われる野菜です。南フランスの煮込み料理「ラタトゥイユ」が有名ですよね。見た目からきゅうりの仲間と思ってる方が多いかもしれませんが、実はかぼちゃの一種なんです。
かぼちゃの仲間ということで、ベータカロチンの他、ビタミンK、C、カリウム、カルシウムも含まれている栄養豊富な野菜です。
いつから食べられる?あげる時の注意点は?
ズッキーニには、ククルビタシンという苦みの成分も含まれています。普通なら問題ないのですが、まれにこの成分が多く含まれていることがあります。含有量の多いズッキーニを食べた場合、食中毒を起こすことも・・・。赤ちゃんの離乳食に取り入れる時は、まずママがひとくち必ず味見をしてください。あまりにも苦いと感じた場合は、食べるのをやめましょう。
以上の点に注意しつつ、食べられる食材の種類が増える後期にかけてあげてみてはいかがでしょうか?
ズッキーニを使った離乳食レシピ5選
1.赤ちゃん用ラタトゥイユ
作り方は大人のラタトゥイユと基本的には同じです。味付けはごく薄くがポイント。
【材料】
ズッキーニ、ピーマン、たまねぎ、なす、かぼちゃ、トマト、塩、オリーブオイル
【作り方】
1.野菜はすべて食べやすい大きさに切る。(サイコロ状もおすすめ)
2.鍋にオリーブオイルを熱し、野菜を炒める
3.湯むきしたトマトを加えて煮込む
4.塩を少量加えてごく薄味に仕上げる
2.ズッキーニのチーズ和え
チーズとズッキーニって合うんです。グルメな離乳食!
【材料】
ズッキーニ、じゃがいも、牛乳、とろけるチーズ
【作り方】
1.野菜はすべて食べやすい大きさに切る。(サイコロ状もおすすめ)
2.耐熱皿に乗せて、牛乳をかける
3.とろけるチーズを上に乗せて、レンジでチン
3.ズッキーニと鶏ひき肉のあんかけ
写真のように具だくさんではなく(笑)赤ちゃん用にシンプルに!
【材料】
ズッキーニ、鶏ひき肉、だし汁、片栗粉
【作り方】
1.ズッキーニは皮をむいてさいの目に切る
2.鍋に入れたダシ汁を火にかけて、鶏ひき肉を入れる
3.鶏ひき肉に火が通ったら、ズッキーニも追加して煮込む
4.水溶き片栗粉を少量づつ加えて、とろみを出す
4.野菜リゾット
野菜はお好みでアレンジしてくださいね♪
【材料】
ズッキーニ、たまねぎ、にんじん、洋風スープ
【作り方】
1.ズッキーニは皮をむいてさいの目に切る、たまねぎ、にんじんも小さくカット
2.鍋に入れた洋風スープを火にかけて、各野菜を入れる
3.野菜に火が通ったら、ごはんを加えて軽く煮込む
5.ズッキーニのトマトパスタ
ズッキーニとトマトは王道の組み合わせです!パスタは短く折って柔らかく茹でましょう。
【材料】
ズッキーニ、トマト、パスタ、塩、オリーブオイル
【作り方】
1.ズッキーニは皮をむいてさいの目に切る。トマトも湯むきして小さくカットしておく
2.パスタをたっぷりのお湯で茹で始める
3.フライパンにオリーブオイルを熱し、ズッキーニを炒める
4.トマトを加えて煮込む
5.茹で上がったパスタをトマトソースのフライパンで和える。塩で軽く味付け
おいしいズッキーニ離乳食で元気いっぱい
離乳食といっても、大人の食卓にも並べられるようなお料理ばかり。赤ちゃん用を取り分けたあとに、大人用に具材や調味料を足して仕上げれば、立派な一品になりますよ。
食べ方さえほんの少し注意すれば、ズッキーニで豊富な栄養を摂取できます。ご紹介したのは、ごくシンプルなレシピです。お魚やお肉、他の野菜も積極的に加えてぜひ美味しい離乳食を作ってあげてくださいね!
東京在住。やんちゃ盛りの5歳の男の子と、「魔の」2歳女の子、2人を子育てしながら、家事に育児に仕事に奮闘するワーキングマザーです。
WEB媒体のコンテンツを中心としたライター業で精進中!