歴史と伝統ある花火大会が数多く開催される関東地方。
中には江戸時代から続くものまで。
夏といえば、やはり花火大会。
今回は関東で開催される花火大会をご紹介します。
夏休みには子どもと一緒に花火大会に出掛けてみませんか。
歴史ある日本人の技術力に触れると同時に、コンピューター制御による打ち上げなど最新技術にも同時に触れるまたとない機会です。
1.第41回足立の花火
東京で夏に行われる大規模花火の中で、最も早く開催する「足立の花火」。
今回は、約13,000発を打ち上げ予定となっています。
プログラムは全5幕構成で、スターマイン、小型煙火、仕掛花火など、高密度に凝縮された迫力ある花火が楽しめます。
また、今年も二重に掛ける「Wナイアガラ」やレーザーの演出も楽しめます。
河川敷が会場のため、土手の斜面等に座って観覧できるのが特徴です。
【日時】2019年7月20日(土)午後7時30分~8時30分
【会場】荒川河川敷 東京メトロ千代田線鉄橋~西新井橋間
【問合せ先】03-3880-5853
【アクセス】北千住駅、東武スカイツリーライン小菅駅・五反野駅・梅島駅から徒歩15分
2.第53回葛飾納涼花火大会
観客席から打ち上げ場所が近いのが特徴で、都内でも屈指の臨場感満点の花火が楽しめます。
花火大会前に下町情緒たっぷりの柴又帝釈天参道をそぞろ歩きしてから花火を鑑賞すれば、まるでタイムスリップしたかのような格別な江戸の夏の風物詩を楽しめます。
今年は約1万3000発を6つのステージにわけ、盛りだくさんな内容で葛飾の夜空を彩ります。
グランドフィナーレでは、オーロラのように幻想的で多彩な色へと移り変わる、圧巻の大空中ナイアガラで大会が締めくくられます。
【日時】 2019年7月23日(火)午後7時20分~8時20分
【会場】江戸川河川敷 柴又野球場
【問合せ先】京成金町線柴又駅から徒歩10分
【アクセス】03-6758-2222
3.第42回隅田川花火大会
江戸時代に八代将軍徳川吉宗が打ち上げた「両国川開きの花火」を起源とする日本最古の花火大会。
夏の夜空を彩る国内最大級20000発の花火は圧巻の迫力です。
会場は2ヶ所。
第1会場では花火コンクールが行われ、様々な芸術作品が堪能でき、第2会場は創作花火やスターマインなどが見どころとなります。
大空に咲く大輪の花火、鮮やかで美しい花火をお楽しみください。
【日時】2019年7月27日(土) 午後7時00分~8時30分
【会場】東京都台東区・墨田区 隅田川桜橋下流~言問橋上流(第1会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第2会場)
【問合せ先】 03-5246-1111
【アクセス】地下鉄浅草駅から徒歩15分(第1会場)、地下鉄蔵前駅から徒歩5分(第2会場)
4.第37回江東花火大会
荒川に浮かべた台船から次々と打ち上げられるスターマインが見事な江東花火大会。
打上げ場所からメイン会場の荒川・砂町水辺公園までわずか150mという至近距離で、花火の迫力を楽しむことができるのも魅力。
川面に映る花火は幻想的で、納涼感もたっぷり。
家族連れでもゆったりと楽しめる花火大会として人気があり、河川敷から花火を見上げる下町ならではの風情も感じることができます。
【日時】2019年8月1日(木曜日)午後7時40分~8時30分
【会場】荒川・砂町水辺公園
【問合せ先】03-3647-4963
【アクセス】地下鉄南砂町駅から徒歩15分
5.エキサイティング花火2019 第44回江戸川区花火大会
隣接する市川市の「市川市民納涼花火大会」と同時開催で行われる、江戸川区の夏の風物詩。
今年は「スペースアドベンチャー」がテーマ。
新惑星を探す冒険の旅へ出発!色んなカタチや色をした未知なる星が次々と現れて・・・という予測不能なワクワク感満載の展開に注目です。
例年、趣の違う8つのテーマで構成され約14,000発の花火が打ち上げられます。
各テーマのイメージに沿ったBGMに乗せて、華麗な花火は遠隔操作による電気着火で打ち上げ、きめの細かい演出を実現します。
【日時】 2019年8月3日(土) 午後7時15分~8時30分
【会場】 都立篠崎公園先 江戸川河川敷
【問合せ先】03-5662-0523
【アクセス】地下鉄篠崎駅から徒歩15分、またはJR総武本線小岩駅から徒歩25分
6.立川まつり国営昭和記念公園花火大会
東京都立川市にある国営昭和記念公園で開催される花火大会。
尺玉や一尺五寸玉、ワイドスターマインなど、迫力ある演出が魅力となっています。
日本煙火芸術協会の芸協玉やオリジナルスターマインなど趣向を凝らした花火も楽しめます。
例年、当日18:00以降は入園料が無料になり、広々とした公園内のみんなの原っぱでゆったりと観覧できます。
【日時】2019年7月27日(土) 午後7時00分~8時00分
【会場】国営昭和記念公園
【問合せ先】042-527-2700
【アクセス】JR中央本線立川駅から徒歩15分
7.横浜スパークリングトワイライト2019
山下公園とその周辺で開催される、毎年恒例の横浜スパークリングトワイライト2019。
横浜開港160周年を迎える今年も海の月間である7月に開催し、横浜の夏の風物詩となった打上げ花火やパレードなど様々なプログラムが繰り広げられます。
横浜港氷川丸の汽笛を合図に3,000発の花火が打ち上がります。
伝統的な大輪の花火や様々なデザインの創作花火が2日間ちがった演出で楽しめます。
【日時】2019年7月13日(土)・14日(日) 午後7時30分~8時00分
【会場】山下公園およびその周辺
【問合せ先】045-681-2353
【アクセス】みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩3分
8.第71回鎌倉花火大会
由比ヶ浜と材木座海岸での花火大会。
鎌倉花火大会の名物は、何といっても沖合いを走る花火船から海に投げ入れられる水中花火です。
色とりどりの光が漆黒の鎌倉の海で鮮やかに花開き魅了します。
著名な花火業者の作品やスターマイン、花火玉の購入者からのメッセージの読み上げとともに打上げる「サポーター花火」など約4000発(昨年度)を打上げる予定となっています。
【日時】2019年7月10日(水)午後7時20分~8時10分
【会場】 由比ヶ浜・材木座海岸
【問合せ先】0467-23-3050
【アクセス】江ノ島電鉄由比ヶ浜駅から徒歩5分
9.湯河原温泉海上花火大会
湯河原の夏本番を知らせる、夜空に咲く色鮮やかな炎のページェント、湯河原温泉海上花火大会。
湯河原海水浴場沖合の2隻の台船から次々と花火が打上げられます。
なかでも見逃せないのが尺玉で、迫力の轟音とともに、華麗な閃光が夜空をゴージャスに彩ります。
海上ならではの水中スターマインも海面を鮮やかに染め上げ、幻想的です。
「やっさまつり」は8月2日・3日に行われる湯河原温泉の夏の大イベントで、この最終日に花火大会が開催されます。
【日時】2019年8月3日(土) 午後8時00分~8時30分
【会場】 湯河原海水浴場
【問合せ先】0465-63-2111
【アクセス】JR東海道本線湯河原駅から箱根登山バス真鶴駅行きで7分、海の家下車すぐ
10.令和元年度さいたま市花火大会
関東有数の規模を誇る、埼玉県さいたま市の「さいたま市花火大会」は3会場に分けて開催される花火大会です。
さいたま市花火大会のオープニングを飾るのは大和田公園会場。
見通しの良さが自慢で、どの方角からも楽しめます。
大間木公園会場では、見沼の大自然を満喫しながら、花火を堪能することができます。
岩槻文化公園会場は、園内で花火が打ち上げられるため、間近で迫力のある花火が楽しめます。
【日時】大和田公園会場:令和元年7月28日(日) 午後7時30分~
東浦和 大間木公園会場:令和元年8月10日(土) 午後7時30分~
岩槻文化公園会場:令和元年8月17日(土)午後7時30分~
【会場】大和田公園周辺、大間木公園周辺、岩槻文化公園
【問合せ先】 0180-99-3144
【アクセス】大和田公園会場:大宮公園駅又は大和田駅から徒歩15分
東浦和 大間木公園会場:JR東浦和駅から「観覧場所誘導ルート」を通って徒歩15分
岩槻文化公園会場:岩槻駅・東岩槻駅から徒歩約40分
花火大会へのお出かけ
浴衣や甚兵衛でのお出かけも楽しい花火大会。
暑さ対策ももちろんですが、虫除け対策も万全にしておく必要がありそうです。
また、人出が多いイベントですので、迷子にならないよう気を配りたいですね。
穴場スポットを狙ったり、有料席を確保したりするのも一案かもしれません。
また、最近は花火客のマナーの悪さが問題になる場面も多くあります。
お子さんには正しいマナーをしっかり伝えていきたいですね。