2020年のお正月に子どもと行ける東北・北海道の初詣スポット10選!

いよいよ、東京オリンピックイヤーが幕開ける2020年。

時代も令和に変わり、初めての年越しを迎えます。

初詣は神社や寺院に新年が明けてから初めて参拝する儀式。

1年間の感謝と、新年の平安を祈願します。

家族揃って初詣におススメのスポットをご紹介したいと思います。

1.大崎八幡宮(宮城)

大崎八幡宮は仙台市青葉区八幡にある国宝に指定された社殿を持つ神社です。

杜の都・仙台の総鎮守として伊達政宗公をはじめ歴代藩公はもとより、城下の人々から「厄除け・除災招福や必勝・安産」の神として篤く崇敬されています。

全国最大規模の松焚祭(どんと祭り)は、三百年の歴史を有す正月送りの行事です。

1月14日の夜、境内の一角に近郷近在より持ち寄られた門松・注連縄・松飾り等は日没の頃「忌火」により点火され焚き上げられます。

この火は正月の間に各家庭に訪れていた神々を送る「御神火」として、あたると心身が清められ、一年間無病息災・家内安全の加護を得るという言い伝えがあります。

【住所】 宮城県仙台市青葉区八幡4丁目6−1

【電話】022-234-3606

【アクセス】仙台市営バス利用「大崎八幡宮前」下車

2.鹽竈神社(宮城)

宮城県塩竈市にある鹽竈神社。

古くから東北鎮護・陸奥国一之宮として、朝廷を始め庶民の崇敬を集めてきました。

パワースポットとしてもさることながら境内には珍しいものがたくさんあり、見どころもたっぷり。

海上安全・大漁満足・武運長久・国家安泰・安産守護・延命長寿、交通安全、必勝・成功などのご利益があるとされています。

小高い森の中に鎮座していますが、そこへたどり着く一番の近道は男坂と呼ばれる、表坂。

202段の石段があり、ここを上るとパワーが付くと言われています。

【住所】宮城県塩竈市一森山1−1

【電話】022-367-1611

【アクセス】JR仙石線 本塩釜駅より徒歩約15分

3.開成山大神宮(福島)

開成山は、「水と緑のきらめく未来都市」として躍進する郡山市の中央に位置しています。

明治9年、安積開拓に関わる人々の心のよりどころとして、伊勢神宮の御分霊が奉還され創建された神社です。

「東北のお伊勢さま」と称され、初詣や桜まつりでは多くの参拝客で賑わいます。

深い緑におおわれた神苑が広大な桜の名所開成山公園を前景とし、 緑の杜に映える荘厳な御社殿により、「東北のお伊勢さま」として人々からますますその御神徳を称えられております。

【住所】 福島県郡山市開成3丁目1-38

【電話】024-932-1521

【アクセス】東北自動車道 郡山ICから車で15分

4.出羽三山神社(山形)

出羽三山とは羽黒山、月山、湯殿山の総称。
明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山でした。
明治以降神山となり、羽黒山は稲倉魂命、出羽大神、月山は月読命、湯殿山は大山祇命、大国主命、少彦名命の三神を祀っています。
開山以来、羽黒派古修験道は継承され、出羽三山に寄せる信仰は今も変わらず親しまれています。

【住所】 山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7

【電話】0235-62-2355

【アクセス】山形自動車道鶴岡ICから鶴岡・羽黒線経由で約10km

5.太平山三吉神社総本宮(秋田)

全国各地及びブラジル サンパウロの三吉神社並びに太平山講の総本宮です。

古来より勝利成功・事業繁栄の霊験高い守護神として篤く信仰をあつめています。

かつて女人禁制だった太平山は、非常に険しい山であり、また11月から5月にかけては雪に覆われ登拝が出来なかったため、年間を通して老若男女が参拝できるこの里宮が建立されました。

なお、太平山三吉神社奥宮は、古くから薬師の峰・修験の山である霊峰太平山の拠り所として崇敬を集め、今なお多くの信仰者・登山者が参拝に訪れています。

【住所】秋田県秋田市 広面赤沼3-2

【電話】 018-834-3443

【アクセス】秋田駅より車で約6分

6.中尊寺(岩手)

中尊寺は嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁によって開かれました。

東日本随一の平安仏教美術の宝庫と称され、平成23年(2011)に中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。

初詣は、新しい年の平穏無事な生活と豊かな実りを祈るもの。

中尊寺には県内はもとより全国各地から参拝客が訪れます。

大晦日には新年の五穀豊穣・世界平和を祈願する護摩供・不動堂では新春祈祷が行われます。

【住所】岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202

【電話】0191-46-2211

【アクセス】JR平泉駅下車

7.善知鳥神社(青森)

青森総鎮守社とされてきた善知鳥神社。

青森市発祥の地としても知られています。

善知鳥神社には、土地柄独特の伝統的行事がたくさんあり、青森市の歴史、伝統、文化を体験することもできます。

初詣では、毎年県内最高の人出で賑わいを見せます

元旦の午前零時、浄世太鼓が鳴り響き、国家の繁栄と人々の安寧を祈る元旦祭から始まり、受験合格祈願祭やどんと祭りなどの年中行事が続きます。

【住所】青森県青森市安方2丁目7-18

【電話】017-722-4843

【アクセス】JR青森駅下車新町通り徒歩10分

8.北海道神宮(北海道)

明治2年、北海道と名付けられ、同年9月明治天皇の詔により、北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神・大那牟遅神・少彦名神の三柱の神々(開拓三神)が鎮斎され札幌神社として、北海道神宮の歴史は始まりました。

以降、北海道を代表する神社として、道民から愛されています。

初詣では、道内1位の人出で賑わいます。

また、この期間は屋台が立ち並びます。

極寒の気候のため、温かい食べ物や飲み物が参拝客を温めてくれます。

【住所】北海道札幌市中央区宮ヶ丘474

【電話】011-611-0261

【アクセス】地下鉄東西線円山公園駅下車、徒歩15分

9.帯廣神社(北海道)

御祭神の三柱の神は開拓の三神と称せられ、広く信仰されています。

特に帯廣神社の鎮座地が、帯広市中心街の鬼門にあたることから方位除け、災難除け、厄除け等、諸災難除けの守護神とされます。

また、境内地が帯広の流通の要となる、国道38号線に面していることから、交通安全の信仰も篤いです。

緑豊かな約7000坪の本社境内地は、昭和49年に北海道の環境緑地保護地区に指定されハルニレ、クルミ、サクラ、カツラ等の大経木が自生しています。

またエゾリス、シマリスやアカゲラ、ムクドリ等の小動物や野鳥も多く住み着き参拝客の目や耳を楽しませてくれます。

特にシマエナガみくじは帯廣神社を代表するおみくじとして人気を集めています。

【住所】北海道帯広市東3条南2丁目 1

【電話】0155-23-3955

【アクセス】国道38号線、十勝支庁前

10.北海道護國神社(北海道)

明治戊辰の役より大東亜戦争に至る北海道、樺太関係の国事殉難者を祀る北海道護国神社。

年末大晦日と年始の数日間は、普段よりも長く神門を開門しています。

境内の森林には大雪山系の原生植物が約140種あまり自生し、清澄うつぼなど全国的にも奇草といわれるものが群生して最北端いるでもあり自然愛好家や写真愛好家が多く訪れることでも有名です。

道北地方を代表する神社のひとつです。

【住所】北海道旭川市花咲町1丁目2282-2

【電話】 0166-51-9191

【アクセス】旭川駅より道北バス、旭川電気軌道バス、「護国神社前」停留所にて下車

冬のお出かけ

北海道や東北地方の冬は寒さも厳しいもの。

初詣に年越しのタイミングで向かう人も大勢いますが、特に子ども連れの場合は無理せず、新年が明けて日が昇ってからが良いようです。

それでも、冬の寒さ対策は万全に。

境内が広い神社や寺院に参拝する場合、屋外にいる時間も必然的に長くなります。

また、人出が多い場所では迷子の心配もありますので、抱っこや手をつなぐなどして出かけましょう。