2018年夏、東京にオープン!森ビル デジタルアートミュージアム エプソン チームラボ ボーダレスとは?

2018年6月21日(木)に、森ビル株式会社と、アートコレクティブ チームラボが共同で運営する「森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス」がオープン。

森ビルとチームラボがタッグを組み、“ボーダレス”のコンセプトのもと、世界に類のない全く新しいタイプの体験型ミュージアムを創り出しました。

10,000㎡という圧倒的広さの巨大空間は、5つのゾーンで構成。

世界初公開作品を含む約50作品が展示されます。

チームラボとは?

「学ぶ!未来の遊園地」、「お絵かき水族館」、お子さまのいらっしゃるパパやママは、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

これらは「チームラボ」の作品の中でも有名なものです。

そしてその「チームラボ」とは、東京大学大学院の学生を中心に、2001年から活動を開始したウルトラテクノロジスト集団のこと。

Webエンジニアや3DCGアニメーター、フォトグラファーなどのスペシャリストで構成されていて、アート・サイエンス・テクノロジー・クリエイティビティの境いを超えて活動中。

ニューヨーク・ロンドン・パリなど世界中で展覧会を開催、その作品は、高い評価を得ています。

驚きと発見がいっぱい!子どもも大人も夢中に。

展示面積は、なんと10,000㎡。

世界初公開を含む約50の作品には、それぞれに境界がない上、作品と鑑賞者にも境界がありません。

アート作品を鑑賞しながら、異空間にワープし自分自身も作品の一部になっていく不思議な感覚を体験することができます。

その新鮮な感覚に、子どもたちはもちろん、大人も童心に返って楽しめます。

 

館内は、「Borderless World」、「運動の森」、「学ぶ!未来の遊園地」、「ランプの森」、「EN TEA HOUSE」と大きく5つのゾーンで構成されています。

観ているだけで見ごたえ十分の作品も。

その中から、小さなお子さんも楽しめるおすすめの展示をいくつか紹介します。

なんだか難しそうなタイトルがつけられた作品が多いのですが、実際に体験するとイメージは一転。

子どもは遊びの天才。遊び方を教えなくても、感覚的に作品を体験していくはず。

子どもも大人も身体を動かしながら楽しめますよ。

一日中いても遊び足りない、そんな美術館の誕生です!

1. 運動の森

身体の動きに呼応して、作品が変化していきます。

トランポリンやボルダリングのように、思いっきり身体を動かしつつ、アート作品としても楽しめます。

汗をかきながら身体を動かす子どもたちの様子が目に浮かびますね。

マルチジャンピング宇宙

特殊な布で作られたトランポリンの上を、鑑賞者は歩いたり、ジャンプしたり…

星の一生をテーマにした作品で、足元に広がる宇宙空間を体感できます。

色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング

アスレチックのようにロープで吊られた板のような棒を、落ちないように渡っていくこの作品。

その周囲には、色とりどりの鳥たちが飛び交う幻想的な空間が広がります。

暗い中での体験ですので、落ちないように集中力とバランス感覚が必要。

他にも、ボルダリングしながら作品と一体化したり、自分が描いた生き物や植物が作品の一部になったりと、心と身体とアタマを刺激する展示があります。

2. 学ぶ!未来の遊園地

その名の通り、「学びながら遊べる 未来の遊園地」。

子どもたちが大きくなる頃、こういった遊園地が定番になっているかもしれません。

そんなことを考えつつ、全天候型の遊園地をお楽しみください。

お絵かき水族館

壁一面に海の中の様子が映し出されており、参加者は、専用の用紙に、思い思いに自由に色を塗ります。

自分が描いた生き物がスクリーンに映し出され、他のみんなが描いた生き物たちと一緒に海の中を泳ぎ回る様子を楽しむことができます。

自分の生き物を見つけてはしゃぐ、子どもたちの様子が目に浮かびますね。

すべって育てる! フルーツ畑

すべり台を滑る人を太陽に見立てたアトラクション。

滑った人が触れると光の輪がはじけ、いろいろなフルーツを育てていきます。

すべり台を順番に滑ることで協調性を育み、フルーツが育つ過程も楽しく学ぶことができる作品です。

他にも、小人が登場する作品など、子どもたちの感性を刺激する展示が用意されていますよ。

思いっきり身体を動かしながら、心とアタマを刺激しよう!

絵を描いたり、オブジェなどのアート作品を作ったりと、創作活動は「孤」になりがち。

スマホや家庭用のゲームも、ひとりで遊ぶことが多くなってしまいますよね。

チームラボの美術館は、「アート作品の共創」もテーマのひとつ。

自分が描いた生き物や植物が、作品の一部になり、他の人が描いた生き物と共生したり、一緒に泳ぎ回る姿を楽しむことができます。

ぜひご家族揃って、またはお友達を誘ってお出かけしてみてくださいね。

 

またオープン後しばらくは、話題沸騰し、かなりの混雑が予想されます。

小さいお子さんとのお出かけの場合は、土日祝日や夏休みなどの混雑期を避けた方がいいかもしれません。

今のところ、キッズルームや授乳ルーム等の詳細は公開されていませんので、心配な方は、お出かけの前にお問合せください。

この夏、これまでの美術館の概念を覆し、自分自身がアート作品の一部になる新感覚美術館「森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス」を親子で訪れてみてはいかがでしょうか。

【住所】
東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン

【問い合わせ】
03-3529-1821

【アクセス】
電車の場合:「東京テレポート駅」から徒歩約3分、「青梅駅」から徒歩すぐ
車の場合:首都高速11号台場線(レインボーブリッジ上層)「台場出口」より約5分、首都高速湾岸線「臨海副都心出口」より約5分、首都高速湾岸線「有明出口」より約5分

【営業時間】
月~木 11:00~19:00、金・祝前日 11:00~21:00、土 10:00~21:00、日・祝日10:00~19:00※最終入館は閉館1時間前まで

【料金】
高校生以上 3,200円、子ども(4歳~中学生)1,000円 ※3歳以下無料