気温が高くなり、ウォータースポーツが楽しい季節が到来!湖や川でできるウォータースポーツの中でも人気なのがカヌーとカヤックです。
自分の力でこぐことで、自然を全身で体感できちゃうのが魅力ですが、そもそもカヌーとカヤックって何が違うかご存知ですか?
意外と知らないカヌーとカヤックの違いと、子どもと行くならどちらがオススメなのか、などをご紹介します!
カヌー?カヤック?なにが違うの?
カヌーとカヤック、どちらも聞いたことがあるけれど、どっちがどっちなのかわからない。そもそも何が違うの?そんな疑問をお持ちの方にカヌーの基礎知識を。
「パドルで漕ぐ小舟」を総称した名称が「カヌー」。つまり、カヤックもカヌーの一種。手でパドルをもってこぐ小舟はすべて、カヌーなんです!
ただ、専門的には「カナディアンカヌー」と「カヤック」に分けられるのだそうで、この2つの違いはパドルにあるんです。
カナディアンカヌーのパドルは、棒の片側だけにブレードがついています。1人でこぐ場合、逆方向にこぎたい時は、パドルを持ち帰る必要があります。2人以上でこぐ場合は、左右で手分けしてこぐことが可能です。
カヤックのパドルは棒の両側にブレードが付いており、小回りが利きやすいのが特徴です。また、カヌーに比べ、カヤックの船は比較的小型になります。
カヌー
カヤック
子どもとチャレンジするならどちらがオススメ?
子どもと一緒に楽しむなら、小回りがきいて比較的小型なものが多いカヤックがおすすめ。両側にブレードが付いているので、方向を変えるのも簡単です。
まだあまり上手にこげない子どもと一緒に2人で乗る場合も、パパかママ、どちらか一人でこいでも方向転換しやすいのカヤックなら安心。
ある程度上手こげる小学校高学年以上であれば、荷物をたっぷり載せられるカヌーも◎。
キャンプなどで荷物を運ぶ際にもカヌーの方が使いやすく、カヌーの本場であるカナダなどでは、カヌーに家族と荷物を載せてキャンプに向かう人も多いのだそう。
子どもとカヌーやカヤックを楽しむ際の注意点
子どもと一緒にカヌーを楽しむなら、まず一番気を付けたいのがフィールド選び。穏やかな湖や波の穏やかで安定した海、広くて流れのゆるやかな川など。流れが速い川下りなどは、ある程度上達してからにしましょう。
また、安全を守るためのライフジャケットは必須!かならず身に着けて、いざという時に備えて。水の事故を防ぐために、子どももライフジャケットは必ずきちんと身に着けさせましょう。
子どもと自然を満喫できる、カヌーやカヤックで遊んでみよう!
カヌーやカヤックは自らの力でこぎ出すことで、自然の音を聞き、風を感じることができ、五感に様々な刺激を受けることができる素敵なスポーツ。
一式を購入するとなると50万円以上かかりますが、川や湖などで手ぶらで行けるカヌー、カヤック体験などに申し込めば気軽に体験することができます。
ツアーにもよりますが、きちんと座っていられるなら3歳くらいから参加できるツアーも。
子どもと行けるカヌー、カヤック体験で、子どもの自主性や感受性を育ててみてくださいね。