こんにちは。2児のパパライターの大塚拓馬です。
熊本県の阿蘇は私の住む福岡県から近く、とても気持ちの良い場所なのでよく遊びに行きます。
今回は3歳の息子・こーくんと一緒に遊べる場所を徹底的に巡る旅行に出かけました。
保育園に病気もせずに休まず通ってくれる息子に、少しでも楽しい経験をさせてあげられればいいなと思います。
3歳児でも阿蘇の広大な景色には感動できる「大観峰(だいかんぼう)」
阿蘇には景勝地がいくつかありますが、その中でもとくに人気があるのが「大観峰(だいかんぼう)」です。
阿蘇北外輪山の最高峰に位置し、自然物とは思えないような立派な展望台があります。
息子のこーくんは到着した時から景色を見ては「すごーい!」と連呼。どんどん先に進んでいきます。
「こーくん、たのしいの?」
「うん、たのしい!」
展望台に到着しても、落ち着きなく動き回るこーくん。
「あまり端っこに行くと危ないよ~!」とひやひやしながら、手を握っていました。
展望台に行った後、「大観峰茶屋」というお土産や軽食のできるお店へ。そこで阿蘇の牛乳をこーくんにプレゼント。
「おいしい!」と言いながら、ゴクゴクと音を立てて飲み干して…。
お約束通り、口の周りに”白ひげ”をつけていました。
一日中遊べるレジャー王国「阿蘇ファームランド」
大観峰を見た後は、阿蘇ファームランドへ遊びに行きました。
阿蘇ファームランドは元気の森や健康パビリオンなど、健康をテーマにした施設です。
今回は3歳のこーくんでも楽しめる施設に絞って、体験してきました。
子どもは大はしゃぎ!親は筋肉痛?「元気の森」
「元気の森」は、1万坪の自然の森や谷を活かし、アスレチックや迷路など数々の運動遊具が設置されたレジャー施設。
「3歳児には少し早いのかな」と思っていました。でも、遊具の数がとにかく多く、3歳のこーくんでも遊べる遊具がたくさん。
3歳のこーくんでも楽しく遊ぶことができました。
こちらの遊具たちに親も付き合うと、あっという間にバテてしまいますし、筋肉痛は必至です。
「元気の森」に取り組む前にはしっかりと準備体操をし、あまり無理はせず、子どもと一緒に遊具そのものを楽しむのは程々にすることをおすすめします…。笑
やさしい動物たちと触れ合う「ふれあい動物王国」
「ふれあい動物王国」はマーラやカピバラ、イグアナなど約35種類の人懐っこい動物たちと触れ合うことができるコーナーです。
こーくんも勇気を出してマーラのエサやりに挑戦していました。
はじめは怖がっていたものの、最終的にはうさぎにも触れるように。
こーくんはたくさん動物と触れ合えたことで、満足そうにしていました。
雨でも遊べる「幼児チャレンジ館」
「幼児チャレンジ館」は屋内の施設で数々の遊具が揃っています。
ランダムに光るボタンをタッチする遊具や、大きな滑り台やボールパークなどなど、子どもの運動能力を引き出してくれるような特徴のある遊具が並んでいました。
こーくんもあまりの遊具の多さに大興奮。
こちらの遊具は「光ったボタンに反応して素早く押す」というもの。光に気が付かずにボタンを押すのが遅れてしまうと、また別の場所が光ります。
テレビ番組のセットのような面白い遊具です。
どんな遊具にも全力でチャレンジして、ものすごく楽しそう。
一番興奮していたのがボールプールも兼ね備えた、巨大な滑り台です。ボールプールが結構深く、沈み込んで遊んでいました。
阿蘇ファームランドにいる間中、休みなく遊びっぱなし。
今回は子供向けに選りすぐりの場所を紹介しましたが、阿蘇ファームランドはまだまだ楽しめる場所がたくさんあります。
一日で遊びきれる場所ではないので、ぜひ隣接する阿蘇ファームヴィレッジに宿泊して、1泊2日で楽しむことをおすすめします。
今回私たちは別のホテルに泊まる予定だったので、次回は泊まりに行きたいと思います。
子どもと一緒に思いっきり走ろう「草千里」
この日の最後を締めくくるのは、阿蘇を代表する観光スポット「草千里」です。
実は子どもの頃から、何度も阿蘇には遊びに行ったことがあるのですが「草千里」は初めて。
父親が「草千里なんて何もないぞ」と教えてくれたのを覚えています。子どもながら「草千里は何もないつまらない場所なんだ」と思っていました。
そんな僕も今年で32歳。今だったら分かります。
何もないことが素晴らしいということ。
広大な草原の奥には放牧された馬や牛が見えます。
草千里の広さを認識するやいなや、こーくんは「ダーッ」と走り始めました。
どこまでも続くような草原。小さなこーくんが、あっという間に遠くに離れ、もっと小さく見えます。
「こーくーん!そんなに遠くに行かないでー!」
「あははははは!!!」
そんな僕の叫びを文字通り嘲笑い、もっと遠くに駆け出すこーくん。そして、本腰を入れて走り出す僕。
阿蘇ファームランドで遊びすぎて足が痛いのに。
でも、一緒に草千里を走り回った時間は忘れられない阿蘇での思い出になりました。
クマへのエサやりとショーが楽しい「カドリー・ドミニオン」
僕ら家族は阿蘇のホテルに宿泊。
朝からカドリー・ドミニオンという動物園に行きました。
カドリー・ドミニオンにいる動物のラインナップは、通常の動物園と比べて少しユニークです。ライオンやトラ、キリンなどの大きな動物がいない代わりに、クマがたくさん暮らしているのです。
体の大きなクマに安全な場所からエサを与えることができ、こーくんも楽しそう。
上からエサを投げ入れ「こっちだよー!」と大声でクマに話しかけながら楽しんでくれていました。
クマとの触れ合いを楽しんだ後は、ショーの鑑賞。
※特別に許可をいただいて撮影しています。
クマを自在に操るショーで、動物たちの頭の良さに感心した様子。「すごいね」「かわいいね」と声を上げて、楽しんでいました。
カドリー・ドミニオンには、その他にも動物と触れ合えるスポットがたくさん。
子どもの満足度の高いスポットです。
思う存分たくさんの動物と触れ合ったこーくんも、帰り際に「またいきたい」と言っていました。
阿蘇には子どもと遊べるスポットがたくさん
お伝えしてきた通り、阿蘇には3歳の息子でも楽しめる面白いスポットが数多くありました。
阿蘇は観光地としてもとても良い場所で、あか牛やたかなめしなど、グルメも豊富。地元の牧場でとれた牛乳でつくったソフトクリームやヨーグルトも絶品。
温泉もたくさんあって、とにかく思いっきり遊べて、ゆっくりと癒される素晴らしい場所なのです。
熊本は大地震もありましたが、今はとっても安全な場所ですし、観光への影響はありません。ぜひこの夏は阿蘇へ家族みんなで遊びに行ってみてくださいね。