北海道の冬は寒さも厳しく雪も多いもの。
そんな寒さや楽しもうという道産子たちの心意気が感じられるお祭りやイベントは道内各地で開催されます。
地元の人たちはもちろんのこと、観光客が参加しても楽しめるものばかりです。
北海道を楽しみたいと思うなら、やはり冬は外せません。
冬の北海道を楽しんでこそ、真の北海道の魅力にも出会えるかも。
ぜひ、この冬は、雪や氷、そして寒さをも楽しむ、こんなイベントを満喫してみませんか。
1.さっぽろ雪まつり
札幌の冬を代表する一大イベント、さっぽろ雪まつり。
子どもと一緒に雪を思いっきり楽しむには「つドーム会場」がおススメ。
すべり台やスノーラフトなど、子どもから大人までが北海道の自然の中で雪とふれあうことができるのがこの会場のコンセプト。
つどーむ施設内の屋内スペースでは、大規模な休憩所や飲食ブース、お子様が安心して遊べるアトラクションなど遊びがいっぱい。
冬の北海道の魅力を存分に楽しめる会場です。
メイン会場の大通会場では、約1.5キロメートルにわたる雪と氷の世界が出現。
迫力のある大雪像やスケートリンク、北海道ならではのグルメ、イベントなど楽しめるコンテンツが盛りだくさんです。
毎年人気のプロジェクションマッピングも見逃せません。
【日程】2020年1月31日(金)~2月11日(火)
【会場】大通会場(札幌市中央区大通公園西1丁目~西12丁目) つどーむ会場(札幌市東区栄町885番地1)
すすきの会場(札幌市中央区南4条通から南7条通までの西4丁目線)
【問合せ先】011-281-6400
【アクセス】大通会場 地下鉄大通駅下車
つどーむ会場 地下鉄栄町通駅下車徒歩15分
すすきの会場 地下鉄すすきの駅下車
2.小樽雪あかりの路
夕暮れ時からあかりが灯され始め、夜9時まで、ローソクのあかりで埋め尽くされる小樽。
雪の中にほのかにゆらめく、無数の灯りは、ひとりひとりの祈りとなり、願いとなります。
10日間、このかよわい、ささやかな灯りが絶えることはありません。
体験・参加型のイベントや、ライブイベント等も充実しています。
【日程】2020年2月8日(土)~16日(日)
【会場】運河会場 手宮線会場 朝里川温泉会場 天狗山会場 小樽芸術村会場
【問合せ先】0134-32-4111
【アクセス】JR小樽駅より各会場行きバス乗車
3.千歳・支笏湖氷濤まつり
支笏湖温泉を会場に開催される氷のまつりです。
国内有数の透明度を誇る支笏湖の水を吹きかけて凍らせた氷像が並びます。
氷の滑り台、長靴で滑るリンク、馬に乗って会場を回る引き馬体験は、子どもにも大人気のアトラクション。
期間中の土曜・日曜は18時半から約300発の花火が打ち上げられるほか、和太鼓の演奏も楽しめます。
会場周辺の温泉は日帰り入浴もできるので、冷えた身体を温めたあとは温泉街で食事やお土産選びを楽しみましょう。
【日程】2020年1月24日(金)~2月16日(日)
【会場】北海道千歳市支笏湖温泉
【問合せ先】0123-23-8288
【アクセス】新千歳空港よりバスで約55分
4.層雲峡温泉 氷瀑まつり
「層雲峡温泉氷瀑まつり」は、例年1月下旬~3月中旬にかけて開催される北海道冬の一大イベントです。
断崖絶壁から流れ落ちる滝さえも凍りつく冬。
滝は巨大な氷瀑となってそそり立ち、石狩川沿いに造られた氷の建造物が、七色の光に照らされて神秘的な表情を見せます。
氷の建造物やオブジェの数々は暗くなると色とりどりにライトアップされ、圧巻の幻想的な風景を作り出しています。
開催期間中は花火も打ち上げられ冬の夜空を彩ります。
あたたかな服装にしっかりと身を包んで、冬ならではの体験をしに出かけましょう。
【日程】2020年1月23日(木)~3月15日(日)
【会場】北海道上川郡上川町層雲峡温泉
【問合せ先】01658-2-1811
【アクセス】旭川市内より国道39号線、約66㎞
5.旭川冬まつり
旭川は公式記録として記されている日本の最低気温マイナス41度を記録した街。
その最も寒さの厳しい2月に開催されるのが旭川冬まつりです。
「雪・氷・あかり」をテーマとした、雪と寒さを積極的に楽しもうとするイベント。
ギネスブックにも登録された世界最大級の壮大なスケールで作られる大雪像、世界最高の技術で作り上げられる「氷彫刻世界大会」、自然を巧みに利用したオブジェとあかりが創出する幻想的な空間を演出する「あさひかわ雪あかり」が観る者に大きな感動を与えてくれます。
こどもたちに人気の高い超ジャンボすべり台、チュービング、ミニ列車、さらには、スノーモビルに川下り用のボート、バナナ、そりを引かせたスノーラフティング、スノーバナナ、遊覧そりなど雪中遊園地さながらの楽しい会場となり、連日数多くの観光客、家族連れで賑わいます。
【日程】2020年2月6日(木)~11日(火)
【会場】旭橋河畔会場
【問合せ先】0166-25-7168
【アクセス】旭川駅前より無料シャトルバス運行
6.おびひろ氷まつり
「北国の冬にぬくもりとよろこびを」をコンセプトにする市民参加型のお祭りです。
十勝帯広の厳しい冬の寒さを象徴する氷をメインとした造形物や参加型プログラムが充実しています。
また、心あたたまる十勝らしいおもてなしで来場者を迎え、冬の生活を楽しむわくわくするお祭りとなっています。
カーリング体験や滑り台などのアトラクションも充実。
花火大会やランタンフェスでも盛り上がります。
【日程】 2020年1月31日(金)~2月2日(日)
【会場】北海道帯広市緑が丘公園
【問合せ先】0155-22-8600
【アクセス】帯広厚生病院前、とかちプラザ東側よりそれぞれ無料シャトルバス運行
7.はこだて冬フェスティバル
異国情緒あふれるはこだての街並みが、光輝く幻想世界を創り出す、冬の特別なイベント。
期間中は、歴史的な建物が建ち並ぶ元町地区などがイルミネーションで輝く「はこだてイルミネーション 」をはじめ、澄みきった夜空に輝く冬花火など、様々なイベントが開催されています。
あたたかな光が街を包み込み、函館の冬の魅力を存分に楽しめます。
函館市民はもちろん、観光で訪れる多くの皆様に喜ばれている、函館を代表する冬のイベントとなっています。
【日程】2019年11月30日(土)~2020年2月29日(土)
【会場】函館港緑の島、他函館市内各所
【問合せ先】0138-27-3535
8.あいすランド阿寒
あいすランド阿寒は、結氷した阿寒湖の上ならではの遊びを満喫できる冬限定のレジャーランド。
スノーモービル、バナナボート、ワカサギ釣りなど楽しいアトラクションがいっぱいです。
氷結した湖に穴をあけて楽しむ天然わかさぎ釣りも人気があります。
釣りたて新鮮なわかさぎで、おいしい天ぷらを味わってみませんか。
【日程】2020年1月11日(土)〜3月31日(火)
【会場】北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉
【問合せ先】0154-67-2057
【アクセス】JR釧路駅より車で約80分
9.宗谷ふれあい公園スノーランド
子供から大人まで、最北の冬を満喫できるイベントです。
雪上車やスノーモビル、スノーラフティングといった、冬の体験メニューが盛りだくさんです。
大型雪上車で雪原を遊覧走行するアトラクションでは、隣接する大沼の湖面まで走行します。
キャビン付きも用意しているので、吹雪でも安心して体験できる約40分のコースです。
氷の滑り台やチューブスライダーなど無料で楽しめるアクティビティもあります。
【日程】2020年2月1日(土)~29日(土)
【会場】道立宗谷ふれあい公園 北海道稚内市声問5丁目40−1
【問合せ先】0162-27-2177
【アクセス】JR稚内駅より車で約25分
10.陸別町 しばれフェスティバル
しばれフェスティバルとは日本一寒い陸別町で開催される日本最寒の祭です。
年を追うごとに知名度が上がり全国各地からここに住む人の何倍もの人々が参加す るイベントに成長しました。
人気企画の人間耐寒テストとは、日本一寒い陸別町で一晩を耐え抜く過酷なチャレンジです。
宿泊は、当祭り自慢、スタッフ特製『バルーンマンション』となっています。
みごと、極寒の夜を耐えぬき、無事に朝を迎えられることのできた、チャレンジャーには、”人間耐寒テスト認定証”が手渡されます。
【日程】2020年2月1日(土)~2日(日)
【会場】北海道陸別町イベント会場 北海道足寄郡陸別町ウエンベツ
【問合せ先】0156-27-3990
【アクセス】道の駅・オーロラタウン93りくべつより巡回バス運行
北海道の冬のイベントを満喫するために
北海道の冬は道外の人からすると想像を絶する寒さや雪の量。
外でのイベントは寒さごと楽しむ心意気が必要。
とはいえ、その対策は万全に行うのが必須です。
スキーウェアなど全身防寒できる服装に、手袋や帽子など防寒グッズも忘れずに。
特に、手足や首、耳や頭などの末端部分の防寒を忘れずに行うこととカイロや腹巻などで体の中心を温めること。
これだけでもだいぶ体感温度は変わります。
寒さに負けず、冬の北海道のイベントを満喫してくださいね。