北国の冬は寒さが厳しいものですが、そんな寒さも楽しむようなイベントが目白押し。
雪や氷を味方につけたイベントや、東北地方の伝統行事など、冬の東北や北海道には魅力的なイベントが盛りだくさんです。
ぜひ、家族でのこの冬の思い出作りにこんなイベントはいかがでしょうか。
今回は2月に東北地方や北海道で開催される子どもと一緒に楽しめるイベントをご紹介したいと思います。
1.ワカサギ釣り体験(福島)
福島県にある桧原湖と小野川湖はワカサギ釣りのスポットとして有名。
釣り道具をレンタルしている業者もあるので、はじめての方でも気軽にワカサギ釣りが楽しめます。
穴釣りのシーズンは、結氷した湖にカラフルなテントが並ぶ絶景もお勧め。
家族での初めてのワカサギ釣り体験におススメのスポットです。
【日程】2019年11月1日(金)~2020年3月31日(火)
【会場】桧原湖・小野川湖 福島県耶麻郡北塩原村大字檜原
【問合せ先】0241-32-3468
【アクセス】猪苗代磐梯高原ICより車で約40分
2.定義雪まつり(宮城)
今年も開催される「定義 雪まつり」。
そり引き遊びや宝探しゲーム、親子ストライカーアウトゲーム大会などイベント企画盛り沢山です。
今年の雪まつりは、「雪あそびの部」、「雪灯籠の部」の2部構成で開催。
「雪あそびの部」は、特設ソリ乗り場の開放と、定義生まれのカーボリングゲーム、雪中宝探しゲーム、スノーモビルでそり引きを楽しむスノートレイン、雪中専用自転車ファットバイク乗車体験等があります。
「雪灯籠の部」では、五重塔境内に雪灯籠の点灯と五重塔ライトアップもあり、幻想的な世界を楽しむこともできます。
【日程】2020年2月8日(土)
【会場】定義如来西方寺駐車場及び定義地内
【問合せ先】090-8924-6667
【アクセス】JR仙台駅西口バスプールから仙台市営バス 定義行で約75分
3.こけしびなまつり(宮城)
こけし発祥の地のひとつ、蔵王町の遠刈田ならではの「こけしびな」が公開される、こけしびなまつり。
素朴な形に木目や表情など、ひとつひとつに個性が宿るおひな様は、それぞれが手づくりの1点もので、人気を集めています。
こちらでは、素朴で味わいのある「こけしびな」の展示と販売も行われます。
遠刈田こけしの伝統技能で作られた、可愛らしいひな飾りをお楽しみ下さい。
【日程】2020年2月1日(土)~3月22日(日)
【会場】みやぎ蔵王こけし館 宮城県蔵王町遠刈田温泉字新地西裏山36-135
【問合せ先】0224-34-2385
【アクセス】東北新幹線・白石蔵王駅、JR東北本線・白石駅より宮城交通バス「遠刈田湯の町」下車徒歩10分
4.上杉雪灯篭まつり(山形)
毎年2月の第2土曜と次の日曜日、松が岬公園一帯を主会場に 約300基の雪灯篭と、1,000個の雪ぼんぼり(雪洞)に 燭が灯される幻想的なお祭りです。
やわらかな灯りが揺らぐ情景には温もりと美しさがあり、 幻想の詩情を添えて人々をメルヘンの世界へと誘います。
キャンドルゾーンではキャンドルやカラーメガホンによる幻想的な世界が広がります。
雪灯篭とは一味違う、鮮やかでカラフルな世界をお楽しみください。
テント村やステージイベントでも盛り上がります。
【日程】2020年2月8日(土)~9日(日)
【会場】山形県米沢市松が岬公園
【問合せ先】0238-22-9607
【アクセス】米沢駅前より米沢市街循環バス(右回り)
5.横手の雪まつり(秋田)
約450年の歴史ある小正月行事です。
雪のやしろ「かまくら」の中で、地元の子どもたちが甘酒・お餅でおもてなししてくれます。
「入ってたんせ」と声がかかりますので、どうぞ中に入って水神様にお賽銭をあげ、子どもたちと雪国情緒をお楽しみください。
かまくら撮影会やミニかまくら作り体験なども開催されますので実際に家族で体験してみるのもおススメです。
【日程】2020年2月15日(土) ~16日(日)
【会場】秋田県横手市横手市役所本庁舎前道路公園、横手公園、他
【問合せ先】0182-32-2118
【アクセス】JR横手駅よりバス
6.なまはげ柴灯まつり(秋田)
みちのく五大雪まつりのひとつ「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、秋田県男鹿市北浦の真山神社で行なわれる男鹿の冬を代表する冬祭りです。
このまつりは、900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事。
真山神社境内に焚き上げられた柴灯火のもとで繰り広げられる勇壮で迫力あるナマハゲの乱舞は必見です。
【日程】2020年2月7日(金)~9日(日)
【会場】男鹿真山神社 秋田県男鹿市北浦真山水喰沢97
【問合せ先】0185-24-9220
【アクセス】男鹿駅・男鹿温泉郷から会場まで臨時有料バス運行
7.もりおか雪あかり(岩手)
本州一寒い街と言われる「もりおか」。
雪でかたどった「ミニかまくら」一つひとつにキャンドルが灯される「雪あかり」が織りなす風景は、あたかも雪と光の宝石箱。
冬の夜の凛とした雰囲気もあいまって、浮かび上がる一つ一つの灯は、寒いからこそ感じられる「まち」と「ひと」の温かさを語りかけます。
すべてのスノーキャンドルや雪像は、ボランティアによる一つ一つ手作りの作品です。
その温かい彩りと冬景色が織りなす幻想的な世界をぜひ、お楽しみください。
【日程】2020年2月6日(木)~8日(土)
【会場】盛岡城址公園、もりおか歴史文化館前 他
【問合せ先】019-621-8800
【アクセス】JR盛岡駅より徒歩15分
8.弘前雪燈籠祭り(青森)
桜の名所、弘前城は、冬もまた格別です。
約150基に及ぶ大小様々な雪燈籠や雪像が公園内に配置されます。 灯りがともされたミニカマクラ群や雪像は照明に浮かぶ弘前城とあいまって幽玄の世界へ誘います。
みちのく五大雪まつりのひとつ弘前城雪燈籠まつりは、昭和52年(1977)にスタートしました。
雪燈籠は、長くて辛い北国の冬を楽しく演出しようと市民手作りで行われています。
【日程】 2020年2月8日(土) ~11日(火)
【会場】弘前公園 青森県弘前市大字下白銀町1
【問合せ先】0172-35-3131
【アクセス】JR弘前駅より市内循環100円バス乗車
9.さっぽろ雪まつり(北海道)
札幌市内3か所の会場にて開催されるさっぽろ雪まつり。
大迫力の雪像は大通会場で、繊細な氷像はすすきの会場で楽しめます。
子ども連れでのおススメは、つどーむ会場です。
すべり台やスノーラフトなど、子どもから大人までが北海道の自然の中で雪とふれあうことができるのがこの会場のコンセプトとなっています。
それぞれの楽しみ方を満喫してください。
【日程】2020年1月31日(金)~2月11日(火)
【会場】大通会場(札幌市中央区大通公園西1丁目~西12丁目) つどーむ会場(札幌市東区栄町885番地1)
すすきの会場(札幌市中央区南4条通から南7条通までの西4丁目線)
【問合せ先】011-281-6400
【アクセス】大通会場 地下鉄大通駅下車
つどーむ会場 地下鉄栄町通駅下車徒歩15分
すすきの会場 地下鉄すすきの駅下車
10.千歳・支笏湖氷濤まつり(北海道)
支笏湖の湖水をスプリンクラーで吹き付け凍らせた、大小様々な氷のオブジェが立ち並ぶ、北海道を代表する冬の祭典です。
昼は支笏湖ブルーと呼ばれるナチュラルブルーに輝き、夜は色とりどりのライトに照らされ、幻想的な世界を演出します。
期間中は、花火大会など盛り沢山の楽しい行事を開催する他、会場内売店では、オリジナル商品 『氷濤飴』をはじめ、 温かい飲み物や食べ物なども販売しています。
会場周辺には、泉質の異なる良質の温泉があり、冷えた体を温めることもできます。
厳冬のホットスポット、支笏湖で北海道の冬を満喫してください。
【日程】2020年1月24日(金)~2月16日(日)
【会場】北海道千歳市支笏湖温泉
【問合せ先】0123-23-8288
【アクセス】新千歳空港よりバスで約55分
冬のお出かけ
寒さとの戦いとなる冬のイベントですが、空気の澄んだこの季節は夕方や夜のライトアップなども魅力のイベントが目白押しです。
寒さ対策は万全に。
特に小さい子供はジャンプスーツなど全身を覆う防寒着が必須です。
また雪道やアイスバーンを歩く機会も多くなりますので、滑りにくい靴もポイントです。
抱っこなどで歩くときには特に転倒にも気を付けてくださいね。