仕事、旅行、外国人観光客の増加等、海外との交流が活発な現代。今後、グローバル化が更に加速するのは、間違いないでしょう。
そんな国際化社会を背景に英語の重要性は増すばかり。わが子には、英語で苦労させたくない!そう考えるパパ・ママも多いことでしょう。
そこで、英語を話せる子にするため、親がすべき環境作りを7つに絞ってご紹介します!
1.英語に触れる第一歩を用意する
生活環境が英語なのが一番ですが、日本国内で生活している限りはそうはいかないもの。特に小さいお子さんでしたら、英語に触れさせる状況を親が作ってあげるしかないんですよね。
英語の絵本を身近に置いて読んであげる。セサミストリートやディズニーアニメ等のDVDを英語版で見せてあげる等が、最も手軽な方法ではないでしょうか。インターネットの動画サイトにも子供用の英語番組が多く用意されています。楽しみながら英語に触れられるのが良い点ですが、くれずれも見せっぱなしにはご注意を!
2.英語の話し相手になる、フレーズを生活に取り入れる
英語は使う為にあるもの。日常生活の中で英語を聞いていれば、英語を特別なものと思わずに自然と親しむベースになります。
完璧な発音や構文じゃなくてもいいので、まず親が会話に英語のフレーズを入れてみるのがおすすめ。挨拶や日常のちょっとした声がけを英語でしてみるのはいかがでしょう?
- Here you are.「はい、どうぞ」(何かを手渡す時に)
- Take care.「気を付けて」
- Good job!「がんばったね!」
- Let’s read a book.「絵本読もうよ」
- Brush your teeth.「歯磨きして」
などなど。このぐらい簡単なフレーズなら身構えずに言えそうですよね!
3.英語を話す「場」を用意する
英会話は英語で会話することです。というと、あまりにも当たり前だと怒られてしまいそうですが、話す相手がいるから会話になるわけです。つまり、いくら英語を聞き続けても話さなければ、やはり会話という面では上達しづらいんですよね。
そういう意味では、やはり会話をする場が必要。英会話スクールやオンライン英会話レッスン、外国人の子どもが集うサークル等、色々ありますよね。
少々勇気がいるかもしれませんが、子ども向け短期留学コースや、英語のサマーキャンプに思い切って参加させる方法だってあります。
4.親も一緒に楽しむ、学ぶ姿勢を見せる
意外と意識されない部分ですが、実は親側のマインドはとても大切です。親が英語や外国文化に苦手意識を持っていると、子どもにも無意識にそれが伝わってしまいます。
親が英語に触れて楽しそうにしていれば、子どもにもプラスの意識が働きます。一緒に勉強しちゃおう!という気持ちだとベストですね。
5.母国語もしっかりと
母国語である日本語を理解しないと英語が出来ない、という意味ではありません。言語を取得する上では、英語と日本語は別の領域でどちらを優先すればどちらかがおろそかになるというわけではないようです。
やはり、ここは「日本人としてのアイデンティティー」や「自国の文化を理解する」といった部分に関係してきます。日本人として日本語をベースに知識を身に付ける。そういった意味で、国語(母国語)をしっかりと学ぶことは重要になってきます。
6.異文化があることを教える
子どもの世界は半径数メートル。小学校に行くようになって、ようやく一人で近所に出かけることができるようになる。そんなところだと思います。
子どもにとっては、自分の周りの世界が全て。でも、自分が住んでいる日本のこの地域の他に、世界には様々な国があって異なる文化があるということを、わかりやすい形で教えてあげてはいかがでしょうか?
外食に行った時、この料理は○○という国のものなんだよ。とか、サッカーの試合を見て対戦相手のこの国にはこういうものがあるんだよ、と話してあげる等。異文化がある上で、英語を始めとする言語があることを理解させてあげると、英語に対する認識が少し変わるかもしれませんよね。
7.環境を整えたら、あとは本人次第
このように親が子どもの為に出来る英語教育の環境を整えてあげれば、あとは子ども次第!強制する必要はありませんが、ポジティブに英語教育を進めたならばきっと子どもの方が英語の大切さ、面白さに気付くはずです。
時には「待つ」ことも大事。興味を持たない、上達しないからと言って、親があれこれ口を出し過ぎたり、がっかりした様子を見せるのは逆効果になることが多いようです。
子どもの未来は無限大!
英語が出来ないからといって悲観し過ぎる必要はまったくありませんが、英語が出来ることで可能性や選択肢が広がるのは事実でしょう。
子どもの未来を輝かせる手段のひとつとして、英語を話せるようになる環境を整えてあげられたらいいですよね。私も初心に戻り、子供たちと英語を楽しみながら学ぼう!と決意しました!